アジサイの鉢植え

[園芸相談センター]の過去ログです

由美ちゃん 【北海道】 2012/09/22(土) 16:20:07
アジサイの鉢植えをもらいました。冬の過ごし方を教えてください
北海道の寒いところなので、家の中に置くのでしょうか?何も分からないのでよろしくお願いします。家の中で時々水をやり冬を越せばいいのでしょうか?植え替えとか・・・教えてください来年も花は咲きますか?

たちつ 【近畿】 2012/09/22(土) 19:57:34

アジサイとは

紫陽花(アジサイ)の育て方(北海道 編
【栽培メモ】
育てやすく、冬も屋外で越冬できます。
7月〜9月頃まで、長く花を楽しめます

冬期の乾燥した寒風にさらされると花芽をつぶしてしまう原因になります。
西洋アジサイは耐寒性が弱いので,日本では鉢植えに向いており,霜が降りる時期には室内管理する必要があります
やや弱い(特に乾燥時)
北海道南部以南で露地植えできます

ハイドランジア
  “エンドレスサマー ブラッシングブライド”
(Hydrangea macrophylla“Endless summer Blushing Bride”)
ユキノシタ科 アジサイ属 耐寒性亜低木
白花の四季咲き性のガーデン用アジサイ。春に伸びた枝の先端に花が咲くので、いつ剪定しても良い。寒さにも強く、マイナス30度でも越冬するので、高冷地や寒冷地でも花が咲くアジサイである。暖地では、6月中に剪定すれば、秋にもう一度咲く。夏涼しい高冷地では、夏でも花が咲き続ける。・・・・Google レジュメより抜粋

と紹介されています。

従っても、鉢植えなら、根腐れ(土中の過湿・土中の換気)に気配りして、室内管理するに越したことは無いと思います。
ただし、できれば、無暖房で、凍土凍結しない場所が望ましい。
暖房があると、室温に反応して、冬眠から目覚める。 その後外出・ドアの開閉で室内が急速に寒冷すると、凍傷壊死するかも知れない。
冬場は、土が、カラカラに乾燥しない程度に、土は気持ちだけ湿っていたほうが望ましいかもしれない。
凍土凍結するまで、外に出しておいたほうが、望ましい。寒さ慣れする。
屋外で、夜に凍土凍結しても、昼の太陽熱外気で、午前中には解ける環境。
その時節に再び考えましょう。

アジサイには、山アジサイ系(ガクアジサイ) 大和アジサイ(手鞠アジサイ・七変化) ハイドレインジャ(西洋アジサイ・改良アジサイ) と単純に分けて、主に3系統有り、それぞれ ほんのチョッピリと性質がことなります。
絵札を参照に。

このように思います。


たちつ 【近畿】 2012/09/22(土) 20:36:13

追加 
テキストの解説の多くは、東京基準・地植え基準です。
従って、鉢植えの場合には、換算する必要があります。
地植えより、鉢植えのほうが 過酷な環境下にあるからです。・・気配りが必要。

江戸時代以後、東京以外は、ど田舎・僻地・地方と言う概念が、いまだに残っている。従って、例えば、クライメートゾーンという概念が、確立していない。 種屋さんが、全国販売するようになって、何とか表示している程度。
太平洋沿岸地域 東海道地域は、共通することが多い。 なぜか 京都には都(集まる)があり、大阪には、倉庫が発達したからです。その通路が、東海道ということです。江戸東京にとって、京都・大阪は、目の上のたんこぶで、江戸東京は、京都・上方を、常に監視する必要があったからです。 江戸東京が生意気なことをしたら、いつでも潰したろか という根強い反感がアル。
尤も、人質を捕られと骨抜きされているので、その力は今はない。豊臣の怨霊亡霊のみが残っているだけですが。
同じことが、世界の低開発国では、コロンブスの時代まで、遡って文句云っているし、尖閣問題(蒙古襲来・神風神話)も同じようなもの。
この世のものは、箸が転んでも、おもしろいものです。

ということで
現地のことは、現地で聞かないと、細かいこと・微妙なことは、解らない。と言うことです。


mutin 【関東】 2012/09/23(日) 11:57:45
 参考にもならない話で恐縮ですが、

 札幌市内にある北海道大学植物園には地植えのアジサイがあり、本州より約1ヶ月遅れで見事な花を咲かせます。今まで見たアジサイの中では、最もきれいだった記憶があります。撮影した画像をパソコンの壁紙にして楽しみました。
 富良野のワイナリーだったと記憶していますが、ここのアジサイもなかなか見事でした。地植えです。

ですので、従来種であれば、戸外栽培も可能と考えます。

くうが 2012/09/24(月) 13:49:10
アジサイは品種によっても耐寒性が違います。
寒さに弱い一部の園芸品種もあれば、北海道南部でも地植えできる品種もあります。
アジサイが苦手とするのは低温ではなく、乾燥した冷たい風です。冷たい空っ風に当たると、株が枯死することはありませんが、花芽や葉芽が枯死します。こうなれば花は咲きません。

私の知人で北海道在住の方は、鉢植えで外で越冬させるときは株全体にすっぽりとコモをかけ、雪よけの屋根のついたところに置いておくそうです。(雪が積もると重みで枝が折れてしまいます。)
鉢植えで室内の場合には無加温の部屋で越冬させるようです。

冬の間は水やりは表面が白く乾いたらあげるようにします。落葉した状態で越冬するので水はあまりいらないと思います。
また、あげすぎは根腐れの原因になりますから注意が必要です。
ちなみに落葉している期間は日光はいりません。

植え替えは花後すぐに行うか、落葉してから行うか、春先、芽が動く前に行うかの3ポイントのうちのいずれかでいいと思います。

鉢植えにして間もないものであれば、安全のため今年は屋内で越冬させたほうがいいと思います。最終的に屋外で育てるのであれば、来年以降で寒さに慣らしながら屋外越冬を目指すのがいいと思います。

来年花が咲くかどうかは、花後から最低気温が18℃くらいになって花芽形成が始まる時期にかけて株が充実するような管理をしていたかによります。うまく管理できていれば来年花が咲きます。

元気に育って、来年花が咲くといいですね。

由美ちゃん 2012/09/25(火) 16:59:23
親切丁寧にありがとうございます。今年は火の気のない室内に置いてみようと思います。たちつさんいつも面白い文に興味深く見ています
おいくつ位の方なのでしょう?


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