農薬の混用
masaki
2012/07/03(火) 22:26:54
農薬の混用についてどなたか教えてください。
使用目的:バラの黒点病
現在ダコニールとサプロールの混用を推奨されて
使用していますが、同様に、オーソサイドと
サンヨールの混用は可能でしょうか?
農薬について知識がないためとんでもない
質問かもしれませんがよろしくお願いいたします。
たちつ
【近畿】
2012/07/04(水) 01:41:56
・
あくまでも、私個人の考え方ですが
>現在ダコニールとサプロールの混用を推奨
の 推奨 が 私には気に食わない。
どこの バカ共が、広めているのか解りませんが、
これは、 内々の個人的には別にして、 公共・一般的には、禁止事項です。 たとえ 無害・無反応性であったとしても、禁止事項です。
あくまでも、内緒で・秘密裏に利用すべき事柄で、公表すべきことではない。
交通道徳で、爆音走行・鈍足蛇行走行するようなもの。
はた迷惑です。・・・・・農薬の販売規制が、よりうるさくなる。
あくまでも、どの農薬でも、原則的には、単一農薬での使用であって、
便宜的に、許可(製造者 又は 販売者)を受けた農薬同士の、混用は可能ということです。
混用可能とは、
混用によって、
積極的な弊害
化学分解・沈殿・新たな物質が出来ない・・・物理的化学的な変化がない。
薬害がない・・・生物に害を起こさない・散布に問題がない
消極的な弊害
知見や経験が少ない・・・・危険度の認識が広まっていない
効能的に混用の必要がない
それぞれの農薬及び、混合農薬に共通する適用農産物がない。
今回の場合には、殺菌剤に、殺菌剤を混合することは、禁止事項・犯罪行為です。 必要性がない。
上記の注意事項を、良く理解し確認したうえで、殺菌剤と殺虫剤との混用は、農地の立地条件・手間隙効率の上で、やむおえない場合もある。
とはいえ、実際には、メーカーが、控えめではあるものの、
ダコニールとサプロールの混用は、
沈殿などの物理化学変化を生じない、もしくは散布に問題はないと 公表している。
これは、メーカー自身の自殺行為と思われる。
私も、混用一覧表は、重宝しています。 時節によりDIYや農薬店で配布されています。
前提条件は、一般消費者としては、注意しない。意識すらしていない。 目的外使用を誘発することになる。
前提条件とは、使用方法に従う。 規定の希釈濃度。 混用直後の物理化学性を観察した結果の事例。
改めて、薬害の有無及び適用植物は、確認せよ。
異常があれば、日本中毒情報センターか医師にたずねてください。
ということで、いかなる場合でも、混用はしない・させないのが一番です。
>オーソサイドと
>サンヨールの混用は可能でしょうか?
これは、それぞれのメーカーが違うので、それぞれのメーカーに聞いて
も、丁寧な口調で、避けてください か 解らない というでしょう
ね。
答えは、多分でないと思う。
>・・・がないためとんでもない質問かもしれませんが・・・・
誰しもが抱く素朴な疑問ですよ。
思いついたら、何でも聞くことです。 明解は、出なくとも、解決に結びつくヒント・糸口程度は、見つかるかもしれませんからね。
疑問のまま据え置くことは、 一寸した些細な誘惑に負ける。 結果的に、重大な事故や犯罪に、かかわらなければならないかもしれない。
疑問を抱く・迷う・隠すは、結果的に良くないことが多い。
白黒はっきりさせて、敵味方を明確に区別できれば、自信をもって対処できる場合も多い。
登録農薬の 農薬成分・商品名・メーカーの早見表
http://sizai.agriworld.or.jp/nouyaku/touroku/
住友化学
http://www.sc-engei.co.jp/index.html
最後に
>バラの黒点病
これの解決は、ムリと割り切ることです。 エイズかガンと戦うようなもの。 ムダなこと。
対策は、
羅漢株は、持ち込まない。近寄らない。 例え切り花であっても。
発症したら惜しみなく捨てる
どうしても、未練があれば隔離する
たとえ健常者であっても、密植しない相当の株間を空ける。3-5m離す。
ミニバラや発病しやすい品種は、育てない・欲しがらない。代用品種で我慢する。
対策は、これしかない。 薬剤散布で、一時的に収まったとしても、しばらくすれば、再び発病し、伝染する。
捨てて、代替品を買ったほうが、農薬より極端に安いものです。
この病気は、貴方に伝染しないから、寛容な態度で済まされますが、
目の前で、クシャミの一つでもされたらどうしますか、無意識でおられますか ということを考えればよく理解できると思いますよ。
特に、新型インフルエンザで騒いでいるときとか、結核や水疱瘡のみならず、水虫と置き換えたらよい。
恐ろしい病気というより、 面倒くさい病気です。
このように思います。
・
gardenfan
【近畿】
2012/07/04(水) 20:16:02
バラの黒星病対策として
>ダコニールとサプロールの混用
ダコニールは塩素系薬剤で薬効も長いのでお勧めの薬剤ですが、高温期の薬害も指摘されています。
サプロールも倍率1000倍で使用をすると葉が痛みやすいので2000倍に薄めて連用するという人もいますが、それなりの結果も得られますが、私は他の薬剤も持っていますので連用はしていません。
>オーソサイドとサンヨールの混用
適用病も薬効成分が全く異なりますので混用しても問題ないと思います。
バラの場合は、基本的にはウドンコと黒星についての殺菌剤を混ぜないといけませんので単用は無理です。更に殺虫剤も混ぜますよね。
それと薬剤散布の重要なことは、展着剤の選定にあると思います。
実は薬剤の剪定よりも展着剤の選定の方が重要かと思います。
masaki
2012/07/04(水) 22:16:13
たちつさん、gardenfanさん、丁寧なご説明ありがとうございます。
大変勉強になるとともにバラの奥深さと皆さんの知識と経験、実践力に
敬服する次第です。定年まじか、今までの幾多の趣味を捨ててバラに没頭してみようと思っています。ごれからもご指導のほどよろしくお願いいたします。
masaki
2012/07/04(水) 22:19:15
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