根腐れした胡蝶蘭の根の整理の仕方について

[園芸相談センター]の過去ログです

ぴこK 【関東】 2012/06/14(木) 21:46:15
「胡蝶蘭の蕾を咲かせてよいでしょうか?」の質問をした者です。
根が腐っているとわかり、お教え頂いて花を切り根を洗って干して乾燥させました。しかし、素焼き鉢に植えるために残す根がどこまでかわかりません。

幸い梅雨の晴れ間だったので根は1日でからからにがかわきました。
蘭本体の葉の下の付け根からは白い根が多く出ており、その多くは先端はよごれたような緑色で途中が腐っています。途中は一見干からびたように見え、中心の水が通る管が茶色の糸のように露出して見えるのに、その先が緑のものが多いのです。


腐ったあと乾燥させたたため手でさわるとポロポロと崩れるので、数本の根はそこから切ってしまいました。しかし切りおとしたものを確認すると先が黒くよごれたような緑色なのに、指で折り割ってみると内部は水気のある緑色で水の通る中心の管もしっかりしています。ただ緑の部分もどこからか茶色く腐りかけたあとが出始め腐った部分につながっています。

これから昨日までの投稿で教えていただいたとおり、新しい根を出させる方向で手入れをしたいと思います。
また、開花中の花を切花にするのが遅れたので難しいかもしれませんが、できれば来年の花も見たいと思っています。

途中が痛んだ根は、切るということで良いでしょうか。
また、切るときは痛んだところから?付け根から?どちらから切るべきでしょうか?どうぞお教え下さい。

なお、葉と葉の間から出ている短い根は全体が緑ですが、それ以外の下部から出ている50センチぐらいある長い根はほとんどがこの状態です。
そのため、この根を切ると残すのと切るのとでは、根の量が全く異なります。
質問が続き恐縮ですが、どうぞよろしくお願いします。

ひろし@小南部 2012/06/15(金) 10:20:38
途中から傷んでいても生きている部分から枝根を出すことができますから生きている部分は残してください。

問題なのは、途中の保護層が腐ってなくなっているのにその先にまだ生きている部分がある場合ですね。保護層の無くなった部分は導管部(芯)もそのうち機能を失いますが、導管部はもともと生きているというよりは物理的な管なので、その先が生きていれば暫く機能を果たしますから先に生きている部分がある場合残してください。

植えつける場合根の付け根が見える程度の深さにしてください。深植えしてしまうと新根の状態がわからないのと、出始めの新根の成長点はあまり強くないので、ミズゴケの中では共生菌にすら食われてしまうことがあるなど、新根の先端は空中に出たほうが安全なためです。

ぴこK 2012/06/15(金) 22:23:03
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ありがとうございます。それでは、もう何本かは切ってしまったのが残念ですが、先端が生きている根は残します。
また植えつけるときは、株元を隠さずに浅く植えるよう注意したいと思います。
新根がでるまでの間は、腐った部分やその先の生きている部分もぬらさないように注意すれば良いのですね。

解決後の再投稿にお答え頂き、本当にありがとうございました。


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