ブラインドについて

[園芸相談センター]の過去ログです

もる 2012/05/28(月) 23:55:25
いつもお世話になっております。

今年はいつまでも寒いせいか、特定の品種にブラインドが多く見られます。
長く成長した先でブラインドになっているなら、いい芽がありそうな5枚葉まで切り戻すのですが、葉っぱが2枚出たところで成長が止まっているものがたくさんあります。
Yの字でとまっているという感じです・・・

出開きは元から取ってしまっていますが、このYの字のようなブラインドはどこで切ればよろしいのでしょうか?
これも元から取ってしまった方がいいのでしょうか?

葉がとても少ない新苗もこの状態で、葉っぱを取ってしまうと残りがわずかになってしまうので躊躇しています。

よろしくお願いいたします。

えぽ 【関東】 2012/05/29(火) 09:21:49
お話の植物の名前を教えてください。
それが分からないと答えにくいと思いますよ。

もる 2012/05/29(火) 14:36:23
>えぽさま

大変失礼いたしました。
バラのブラインドについてです。

たちつ 【近畿】 2012/05/29(火) 17:12:24

栽培地域・環境にも拠りますが、時節柄、もう遅いので、春薔薇は諦めて、夏越し、秋薔薇をどうするかに、作戦変更したほうが望ましいと思うよ。

極端な話、出開きが、確認された時点で、諦めるべきもの。
一輪でも、咲けば満点で、より多く咲けば、ラッキーだったと判断すべきことです。

いま、採るべき方法は、人それぞれで、色々な・考え方や方法があります。
私は、横着型放任主義 格好良く言えば、自然派ですから、そのまま見守ります。 もともとから、春花より、秋花が好きですから。
春薔薇なら、どこででもそれなりに綺麗に咲いている。秋花は、手にとってみれる程度に、至近距離でないと薔薇の良さがわからないので、自分で育てないと仕方がないからです。・・・只単なる私自身の思い込み・こだわり。

植え替えなおす(根の病気に注意)
冬剪定のように、ばっさり切る(脱水と茎枯れ病に注意)
茎枝を選んで、それなりに切る
何もせずに、放任する
程度の差は有りますが、大きく分けて、以上の4つの中から、選択し組み合わせることしかありません。

原因は、今流行の異常気象に対して、薔薇の生理がそれに適応できないからです。
植物である薔薇と違って、動物は、移動できる。動物の中でも、人間には知恵がある。自由性があるほうが、環境適応能力がある。有利性があるほうが勝つ。従って、弱いものを生かすためには、保護しなければならない。 保護とは、その性質を理解し、常に見守り、弱い面を補強しなければならない。と、極めて細かいことの配慮に尽きる。
早期発見早期対処しかない。

蟻の一穴大堤をも崩す・一瞬の光陰でも軽んずべからずと言うことかも。

異常気象とはなにか、なぜ起こっているのか
人間が、土着し、農耕民族になったときから、始まる。 多くは、貧富の分離に起因する。
加速したのは、産業革命による。・・・世界的。
日本では、高度成長期。私が、感じたのは、1970年まえごろかも。
魚釣りをしていたころで、冷水塊の接岸離反と黒潮の本流・反転流の流れと魚の種類と大きさ。一般的には、エルニーヨとして騒がれるようになったのは、随分後のことです。そのズウぅッと後から、地球温暖化と騒がれだし、色々と対策を採っている。 もう遅いというか、一般人には、防げない。 防げないものを色々と悩んでも仕方がない。それは面倒なことです。収まるまで待つか、早々と諦めて、次の手立てを練り直したほうが楽。 と言うのが、私の考え方。
何も、薔薇だけの話ではなく、私生活すべてに通じることと、考えています。
自然や世の中は、そう簡単に変わるとは、考えられない。と受け止めるべきもの。
となれば、今パーソとして、ナショとして、インターとして、どうすれば、楽なのかと考えて、一番有利な方法をとればよい。
真正面から戦うのも一つの方法。田畑屋敷をも捨てて逃げるのも一つの方法。迂回するのも一つの方法。コウモリ作戦も一つの方法。悲観し自殺するのも一つの方法。横取りするのも一つの方法。ダブスタもひとつの方法。寝て待つのもひとつの方法。・・・・・
一番の悲劇は、悔いや遺恨を残すことです。これだけは、避けたいものです。
とりあえず、はかない希望的観測ですが、せめて火事場泥棒だけは、防衛したいものです。
そのためには、弱者を救済する ふり もしなければならないし、見逃さないといけない場合もある。聞いて聞かないふり、見てみないふり、云って云わないふり ということかも。目(芽)の動きを読み取る。空気(環境)を読むということかも。

金冠日食は、綺麗に見えましたか・・・表のそぶり
裏は、その影響はどうなのか、それは有利に働くか、不利に働くかということを、重視したほうがその後のことには楽とおもう。
綺麗に見えたかどうかは、TVやネットで見ればよいことですよ。

とこのように思います。


たちつ 【近畿】 2012/05/29(火) 18:01:08

余談

今日テレビで、バラ園を紹介していました。
そのときに、バラ園の管理者が、面白いことを言っていました。
薔薇の葉には、色々な形や表情を見せてくれますが、共通することは、
必ず花の咲く方向を示しています。 いうなれば、一枚の葉っぱの先端は磁石・矢印であると。だから先端は尖っているでしょ と。

従って、右方向に咲かせたければ、右向きの葉を残して、その直近で切ればよい。
当然のことですが、この管理者は、よく観察しているな と感じました。この説明なら、幼稚園の子供にでも良く判る。 \(^o^)/

美味しく、いただきました。 <(_ _)>


たちつ 【近畿】 2012/05/29(火) 18:13:48

分度器で云えば、葉跡目視なら、60-90度の範囲での管理が 1度単位の管理となり 開花枝の方向性にかんして、かなりの高精度が約束される。
と言うことです。


もる 2012/05/29(火) 18:23:19
>たちつさま

アドバイスとともに深いお話をありがとうございます。
住んでいるのは長野の寒冷地ですので、やっと小さな蕾が見えてきたところです。
開花は6月末になると思います。

枝の中の部分が出開きで生い茂っていたので、そこの出開きは元から取ってみました。
ブラインドは光合成のことを考えて、ある程度残しました。
ただ、枝の中に出開きしかない枝があります。
出開きやブラインドは前からうちに植わっているバラにはほとんど見られず、去年の秋に植えた大苗・今年の3月に植えた大苗に多く見られます。
根がまだしっかりと張っていない上に環境についていけなかったのでしょうか?
出開きしか出ない枝を切り戻すか、切り取ってしまうか悩んでいます・・・

たちつ 【近畿】 2012/05/29(火) 22:34:15

>悩んでいます・・・
悩んでいます。迷っています と言うときには、ほっておいたほうがよい場合が多い。
あるいは、切りたい、残したいと迷った時は、最初に感じたことを優先させたほうが、正解が多い。少なくとも、後悔しにくい。
それでも、納得しなければ、下駄を投げて、運を天に任せる。
靴はダメですね。靴の形状からして、確率が偏る。磨り減った下駄か藁草履に限る。コインを投げたほうが良いかも。
これが楽。

そもそも、薔薇とはなんぞや とか、 植物とはなんぞや が解らないことには、どうしょうもないことです。

その答えは、下のキーワードで、糸口がつかめるかも。
>出開きで生い茂っていたので
>今年の3月に植えた大苗に多く見られます。

そもそも、植物は、一般的に、
種の存在 →芽が出る →成長して、成熟する →花が咲いてHして妊娠する。 →種ができて、独り立ちしても困らないように、当座の小遣いと免疫抗体を貰って、追い出される。乳離れする。
当座の小遣いとは、発芽能力とそれに必要な栄養。その栄養を横取りしているのが我々人間で、身近なものとして、ご飯・米粒のこと。
免疫抗体とは、捨てる籾殻とか、米糠が、それに当たる。食中毒するアルカイドとか

ところが、植物にも、それぞれの事情というものがある。
それに対抗し、生存するために、進化する。種で繁殖するものもあれば、葉が落ちて、繁殖するものもあるし、貧乏なら、小遣いさえ持たせてもらえないものもある。(蘭) 裕福なら、タンポポのように落下傘も付けて貰えるし、松やカエデのようにプロペラをつけてもらえる。
あるいは、スミレのように、弾き飛ばされて、追い出されるものもある。いずれにしても、乳離れしたら、親は感知しない。
動物の場合には、当分の間はは面倒を見る。 卵でも隠すし、子供でも、お腹の中で、保護するとか、抱っこするとか、カンガルーのように、袋の中へ入れて、守る。
人間の場合には、幼稚園へ捨てに行く。 
共通することは、年をとって役に立たなくなれば、捨てるしかないと言うことです。山へ捨てるか、病院へ捨てに行くか、老人ホームへ捨てに行くか、最後まで傍に置いておくかは、そのときの気分による。

そこで、薔薇は、人為的に、近親相姦させて、選別し、価値のあるものだけ残したものですから、いろいろな問題を抱えている。
犬の純血種も同じ。 血が濃いともいう。一固体で頭が2つの人間もいる。概ねシャムといわれる。枯葉剤の影響と言われていますが、枯葉剤が開発される以前から、存在した。枯葉剤にすれば、只単なる風評被害です。

そこで、振り返って
植えつける・・・本来の態勢が整っていない。
その未完成のまま、気温が高くなれば、薔薇の性質として、芽が生えて、成長し、ある程度、その新梢が成長して、一旦花茎の成長が止まり、蕾ができて、花が咲く。
未完成ですから、芽が成長しない場合がある・・・出開き
芽が成長しても、途中で成長できないときもある。エネルギー不足。・・・ブラインド
蕾が付いても、綺麗な花が咲かない場合がある・・・ブルヘッド

元気が良すぎても、元気がなかっても起こる。 バランスの問題。

概ね、晩冬植え・春植え付けの春開花や、春開花の夏越し不慮の秋開花や、夏花に多い。
快復には、時間が必要です。 海外旅行の時差ボケとか、水あたりとか、遠足のあとは休日にするとか、潜水病・高山病・トンネルの耳ツーンとか、宇宙飛行士が帰還したら歩けないとか・・・・・・
同じようなもの。

と言うことは、バラの植え付け時期は、秋の虫がなく頃が無難と言うことかも。気温が高いと、必然的に、鼻血ブーのエレクトとしてしまいますからね。
植物は、生きる為には、公開Hする必要があるからです。恥ずかしいという概念が無い。
動物は、隠れてHする。見つかれば、エサになる。無防備。
人間は、自然界の頂点にたち、最強ですからどちらでもそのときの気分しだい。従って、自由ですから、困る。そこで、道徳というか、経典が必要となる。 汝姦淫するなかれ・・・・
ばい菌には、Hそのものの概念すら存在しない。

この辺を参考に。



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