梅の盆栽について
梅
【近畿】
2012/05/13(日) 14:52:37
マンションのベランダで梅の盆栽を育てています。
今年花が終わった辺りで(4月上旬)新しく植え直したのですが、土が合わなかったらしく、徐々に弱ってしまいました。
一週間後位に赤玉土と腐葉土を混ぜた物と新しい鉢に植え替えたのですが、復活せず残った葉もしおしおのパリパリになっています。
雨の日以外水をやる以外に、何かする必要はあるか教えて頂けないでしょうか?
栽培環境はマンション上層階で風が強い、部屋が東側なので日は午前中だけです。
梅の状態は枝の一部が水がかかっても白っぽく見える、緑の枝もちょっとしわっぽい、葉は緑ですが縮んでパリパリです。
アドバイスよろしくお願い致します。
梅
【近畿】
2012/05/13(日) 14:56:46
追記
葉自体にはアブラムシなどの虫は確認できませんでしたが、土の中にはゾウリムシが何匹かいるかもしれません。
たちつ
【近畿】
2012/05/13(日) 18:18:06
・
結果論として、運が悪かった。 植え替えの失敗。
多分、もう枯れたか、観察病棟保育箱行きですね。
屁理屈は、
植え替えると言うことは、必然的に、根が傷む。 と言うことは、水が飲めない。
反面 惰性で、葉が沢山有れば、幹に蓄えている貯金がなくなるまで
汗をかく。そこで脱水して、弱るか死ぬ。
植物には、体温調節という、考えは無い。 只耐えて、死ぬか生きるか自然任せと言うことだけです。
そこで、落葉樹は、落葉から、新芽が出るまでに、植え替えます。
常緑樹や、落葉樹でもも、葉が茂っていれば、葉を全部むしりとるとか、枝葉を切り捨てるとかします。
通常、花梅の盆栽は、花枝をよく観察して、葉の跡(節)を3-5節残し
て、切ります。そうすれば、節から新芽が生えてくる。
その後、新芽が成長して、夏の暑さで、止まります。
このときには、葉も充実して、丸く反り返ります。
反り返れば、来年の蕾の下地細胞が作られ、冬に充実して、早春に花が咲く。
後は、どの位置に、どの間隔で、何個ぐらい咲かせるかは、好みと
熟練度しだい。
一本だけグングンと伸び続けた枝には、花が咲かないので、景観用以外は、適当に切り捨てます。花実枝と葉茎枝は、異なると言うことです。
植え替えれば、弱りますから、しばらく静養させて、体力を快復させる。・・・明るくて、清涼な場所で。
乾燥脱水しやすいのは、暑い風が強い・・・洗濯物は良く乾く。
凍結する、大気湿度が低い・・・冷凍乾燥。
その他、洗濯物の面積が広いとか薄い
室内なら、送風して、大気循環させる
と言うことです。
従って、清涼な環境で、1-2週間程度、静養させて傍観しないと仕方がない。
そのうちに、蘇生するかもしれない。
地植えや実梅は、また違ったやり方があります。
環境や目的が違いますからね。
概ねこのようなものと思います。
とりあえず、花がどこに咲いたか、買ったばかりとか、他所の鉢植えを見て、枝の、どこで切っているかを予備知識として観察するとか、
植え替えるときに、どこの根が良く成長している、弱っているかとか、
土の水分と根張分布とか、根の位置とか、詳しく分析すると面白い。
根と枝の関係とか。
根張り状態で、どのように管理しているか、栽培者の性格とか、環境が良く判るかもしれない。
・
たちつ
【近畿】
2012/05/13(日) 18:32:33
・
追加
正月用の寄せ植えなら、花後すぐに、植え替えるとか。
植木鉢が、薄い・土が少ない。植物どおし喧嘩したり、乾湿の性質が異なるため。概ね正月が過ぎれば、花も散る。 室内温度が高く、大気が乾燥しているために。ぱっと咲いて、ぱっと散る。
外気のように、冷たければ、じわじわと当分咲き続けるものですが、
商品ですから、沢山蕾が膨らんでいるか、花が咲いていないと、華やかに見えないので、売れない。
花がはなやかに、咲いたら、後は、枯れても良いという考え方。
縁起担ぎの一時的な飾りですから、インスタントの使い捨て。
・
たろっち
【関東】
2012/05/13(日) 19:58:47
同じく、植え替えが失敗したのかと思われます。
鉢の周りには土がしっかり入っていたけれど、下の根の中に土が入りきっていなかった、と言うことはありませんか?あと、植え替えた後にすぐに陽の当たる、風の強い場所に置いていたとか。しばらくは木漏れ日程度で、風もあまり強く吹かない場所で養生させた後に、陽に当てる時間を長くしていくなどします。
それと、弱っている樹を植え替えたのがさらに弱らせたのかもしれません。土も腐葉土を入れず、赤玉の小粒だけで植えてた方が良かったですね。
助かるか分かりませんが、ちょっと大きめの駄温鉢に少し深めに植え替えしてみて下さい。植え替えると弱ると言いましたが、カケだと思います。梅は結構しぶとい樹なので、案外助かるかもしれません。肥料気のない赤玉小粒のみじんを取ったもので、根の下にもしっかり土が入っているよう気をつけて、たっぷり水をあげたら、日陰で様子を見て下さい。
私はお正月飾りを2つ買って今も育てています。買った当時の面影ほど豪華ではありませんが、花を付けては、実をとまらせることもあります。
せっかくの縁で来た梅の樹、助かりますよう。
梅
2012/05/13(日) 20:17:55
たちつ様、たろっち様回答ありがとうございます。
とりあえずたろっち様のアドバイスの通りやってみようと思います。
日陰でも風が強いので室内でも大丈夫でしょうか?
あとネットでメネデール樹幹注入液という物を見つけたのですが、やってみる方がいいのでしょうか?
たちつ
【近畿】
2012/05/14(月) 00:55:37
・
今後の向学のために、なにでも、気が済むあらゆる方法を試したほうが良い。
ところで、結果的に、良かったとしても、悪かったとしても、どのようにして、確認するのでしょうか。
最近使わないので、成分を忘れてしまった。 鉄イオンがどうのこうのと書いてあったように思う。
名前が、格好よい。 芽根出る=メネデールという根強い人気ある商品です。
Bナインホルモンにしても、オーキシンホルモンにしても、結局は、植物本体か、もしくは、一部分が例えば、樹皮細胞とか根の組織細胞が、元気なときに、早く根とか傷口を治したり、芽を早く吹かせるとかするものと理解しています。
発根、発芽、樹皮細胞の発育促進。
人間で言えば、心臓が停止していれば、電気ショックで痙攣させるとか、心臓マッサージするとか。 血が足らなければ、輸血するとか、肺が停止すれば、キスをし倒すとか、肺を圧迫するとか、背中をけり倒すとかなんか方法があるかもしれない。
今回は、どこの何が悪いのかも、解らないし、潜在的に、蘇生しつつあるのか、死んでいるのかも解らない。
赤子なら、むずかるか、くたぁっとしているし、動物なら隅っこでうずくまって、元気がないし、
何らかの、表情がある。
植物には、表情が無い。何らかの兆候はあるでしょうが、解らない。
表情がでたときには、ほとんど助からない場合が多い。
ホルモンを使うのなら、元気なうちに、例えば、植え替えたときに、根に付けるとか、浸すとか。
剪定したときに塗るとか。
挿し木したときに付けるとか
今更ややこしいものを使うより、静養静観した方が、楽と思いますよ。
思い出や探究心・こだわりは別として、手間隙や銭を考えたら、新しく苗を買ったほうが、確実で楽。
薬品も結構よい値段しますし、開花した鉢植えのほうが安いかもしれない。
この世に、一つしかないというのなら、又話は別ですが、代わりならいくらでも手に入る。
今の時節なら、梅の種を蒔いて、時期が来たら、接木するとか。
・・・相性もありますが。
と私は、思います。
・
たろっち
【関東】
2012/05/14(月) 20:08:01
私もたちつさん同様、元気のないうちは、栄養などは使わず、樹の力で復活させるのが一番だと思います。身体の弱っている時に何も食べたくない時と同じだと思います。
たろっち
【関東】
2012/05/14(月) 20:17:57
風の件ですが、水分をどんどん取ってしまわれるような強さなら、少し室内でも仕方ないと思われます。ただ、樹は太陽と外気で育つので、周りを囲んで風が強く当たらないように工夫をされてみてはどうでしょうか?一日二時間でも、外気に当たるのと当たらないのとでは大分違うと思います。
理想は、陽が木漏れ日程度で、そよそよ位の風です。この環境を少しでも満たすような条件を作ってあげてみて下さい。あと、水分が足りないと言って、あげすぎるのも逆になります。いつもじめじめしているような状態は避けて下さい。
助かって欲しいですね。
園芸相談掲示板@園芸相談センター