保水剤の利用 (植物用の保水ジェル)

[園芸相談センター]の過去ログです

ちゃれん者゛ 2012/05/09(水) 00:47:21
昨秋からムスカリやヒヤシンスの室内栽培に、どっさりと球状の保水剤(高吸収性ポリマー)を使用しました。シーズンが終わると、たくさん残ってしまい、捨てるのはもったいないと思っているところです。

・これを夏の鉢の乾き防止に使う、もしくは普段からプランターを仕立てる時使えないか。 それが問題ない場合、鉢底、土中に混ぜる、土の表面のどこがいいのか。

・鉢底にセットした場合(鉢底に軽石の類、その上に球状ゼリー、その上に用土)で起こりえる悪影響は?、土中に混ぜた場合、土とぐちゃぐちゃに混ざり中途半端な溶け方をしトラブルにならないか、土上置きの場合、熱を持つとかダンゴムシの隠れ家になりはしないか、
そういう予測できる現象を知りたいのです。

高吸水性ポリマーの性質を利用した、土の乾き防止剤があるくらいだから外のプランターにも使えそうに思うのです。
ちなみに私が買った球状ゼリーは100円ショップのものです。よく100円ショップのは品質が悪いと言われていますが、この商品に関しては、自分には市販品と大差ない印象-高額の保水剤と同じ材料で作られているのではないかしら?-で、栄養を補給したければ、薄めた肥料液を吸わせればいいのかな位に考えて、家での観葉植物に普段から使っています。この点についても何らかの認識不足があれば教えて下さい。

えぽ 2012/05/09(水) 16:54:40
保水剤は室内観賞のいわばインテリアとして使用されることが多いですね。
これをプランター等に使うにはかなり経験を積まないと難しいと思います。
鉢底に入れてしまうと水の流れをストップさせてしまうのでその上の部分が加湿になります。土の上に置くと、カビが発生しやすくなったり、保湿剤の表面の硬化でひび割れが起こり、水分の吸収も悪くなります。
土と混ぜる場合ですが、保水性のある土と混ぜると加湿になります。また、均一に混ざらなければある所では水が過剰になり、あるところでは水が不足するということがプランター内で起こります。また、保水剤のために気相が減少します。いずれも根にとってはストレスのかかることとなります。
うまく使いこなすためには、用土の選定、保水剤の割合、肥料の選定、与える量、水やりの方法、回数、プランターの設置場所、保水剤の有効期間等条件を一つ一つクリアにしていかなければなりません。

砂漠地帯の緑化、松の植え替えに使用し大成功した例等、保水剤有効の報告がたくさんありますが、それはきちんとした予備試験を行い、考えられるマイナス因子をできるだけ排除し、考え抜かれた方法で行った結果です。

保水剤を使いこなすには、それなりの努力と試行錯誤が必要だと思われます。

ちゃれん者゛ 2012/05/10(木) 08:14:50
えぽ様、ご意見有難うございます。そうですよね。楽観視して、大切なプランターにダメージ与えるかもしれないことをしなくてよかったです。(自分が考えていたのは「実験」ですね)
あとで面倒なトラブルにあうのが躊躇されるなら、しない方が良いです。試行錯誤はメーカーに任せて、自分には限度あるガーデニングの時間、本来もっとすべき基本的なことに集中することに致します。
 ちょっと「勿体無い根性」が頭を占めておりました。
※プランターの上中下にそれぞれ、保水剤を入れた場合の想像図、なるほどと思いました!
ありがとうございました。


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