米ぬか発酵で アンモニア臭がします。。。
ランラン
2012/05/06(日) 18:46:24
米ぬかに落ち葉を2割ほど入れて水分調節して 発泡スチロールの箱に入れました。以前は すぐに白い菌で覆われ、温度も上がって菌によって発酵が進んでいるのが確認できました。今回は 白い菌が米ぬかを覆うことはなく、温度は60度まで上昇していますが 鼻にツンとくるアンモニア臭がします。
どこにもカビのようなものは見当たりません。水分が多すぎではないと思います。
住んでいる地域は最近38度ほどあり昼間は暑いくらいです。前作った時はもう少し涼しかったのでよかったのでしょか?
仕上がったものも、コロコロと菌魂があるものと、焦げ茶色になって菌の塊が全くないものの2種類ができました。
管理は同じだったつもりでも、ほんの少しの環境で全然違うものができました。ネットでみると菌魂が転がっていて、灰色っぽく出来たほうがいいと思うのですが、こげ茶色で 菌魂がなくサラサラにできた方は何がいけなかったんでしょうか。
長くなりましたがよろしくお願いいたします。
たちつ
【近畿】
2012/05/06(日) 22:22:53
・
趣味の園芸の範囲では、研究所や商品ではないので、
単純に考えて、ある程度、醗酵し、終了すれば、何でも良い。
何でも良いといっても、人的伝染病細菌とか、食用なら人的寄生虫などがなければの話。
醗酵・腐敗中は、菌も繁殖活動しているので、温度も上がるし、完了すれば死滅・休眠するので温度は下がって一定になる。
攪拌すれば、ばい菌の食べ残しと菌が均一になって、再び活動しだす。
問題は、どこにどれだけの量をいつ使用するかということです。
世間一般的には、完熟でなければダメといっておられますが、
醗酵前の原料たる糠を使ったらダメでもないし、・・・・緑肥とか
醗酵途中のものを使ったらダメというものでもない。・・・完全発酵済みと言うものはない。有るとすればガスや聖水は蒸発してなくなるし最終的には無機質沈殿物・灰分になる。それなら最初から焼却したほうが早いと言うことになる。
ジュクジュクの腐汁を使ったらダメと言うものではない。・・・昔の液肥
使用者のタイミングと好みですよ。
と言うことで、何がいけなかったと言うものは無い。
それらの違いは何かと言えば、黴菌の種類と占有率? 生き残り組みの数? の違いですね。
日常的に、よく見かけられるのが、お餅の黴とその黴の色のようなもの。
最初は、緑色〜始まり、黒くなったり・紅くなったり・黄色くなる。
そのうちに、勝ち負けがはっきりしてくる。色の多いほうが勝ち組。
もちろん、密度によっても色は多少色濃くなる。視覚と顕微鏡でも異なるし。
大気中にも、土にも、水にも色々な微生物が浮遊混在していますから、何が先に活動し、その食べかすや排泄物に反応して、次に何が活動するかと言う問題です。黴を食う黴だってあるのですから。その匂いに感応して集まる微生物もいることですから。米糠の菌はある程度固定されていますが、枯れ葉には、色々な菌が付いている。毛虫の腸内細菌も混ざっているかも知れないし。
なにぶん 先取りして→ 食って→ 喧嘩して→ 子孫を増やして→ 寝る。
彼らには、これしかない。
これらの成果のどの部分が、我々人間にとって、有益なのか、害なのか、無味乾燥中立なのかと言うことです。
それを選別しているだけですよ。
どこにどれだけの量をいつ使用するかということと、それだけで十分なのかを認識していれば、どうでも良い。
基本的に、発酵肥料堆肥は、今では、肥料栄養補給という概念より、土壌改良資材・無機質化防止材・微生物調和材という概念に変わってきています。
このように思います。
・
園芸相談掲示板@園芸相談センター