ポポーの雌しべについて
ロビ
【東海】
2012/04/21(土) 09:39:41
ポポー(ウエルズとペンシルバニアゴールデンの2品種)を育てていましたが、
数年前植え替えた際にペンシルバニアゴールデンが枯れてしまいました。
ただ、ペンシルバニアゴールデンの台木から芽が出てきたため、
今はウエルズと台木(たぶん実生)を育てています。
今年初めて両方に花が咲いたので人工授粉をしようと思ったら、
台木のすべての花の雌しべの形がおかしいのです。
雌しべの先端が黒く、筆のように何本にも分かれています。
雌しべが熟する時期が来ても、先端はカラッと乾燥したままです。
一般にポポーの雌しべといえば、先端は緑色で丸っこい粒々のような形を
していると思うのですが…。
この台木は受粉能力がないのでしょうか。
このまま育てていても実が成ることはないのでしょうか。
どなたか詳しい方、回答していただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
たちつ
【近畿】
2012/04/25(水) 14:44:36
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詳しく観察したわけでは、ないですが、樹の熟成まで、4-6年たたないと、雄蕊と雌蕊の適応性が悪いようです。(感受性未成熟・未完成)
花粉の完成と雌蕊の受け入れ態勢も、安定していないとか。
それが解るのは、花粉媒介の昆虫のみのようです。
従って、花の数は多かれど、実成り率が悪いし、実のなる枝には、沢山なり、ならない枝には、全くならないと言う、偏在が見受けられるようです。
ポポーは、アケビやグミと同じで、多少の園芸向き品種はあれど、ほとんど野生系の性質ですから、実生(種まきそのもの)苗と変わらないようです。
ここに自家受粉がダメとか 台木は受粉能力がないとかの発想が生じる。果実の流通性が悪いので、一時はやったものの、あまり研究が進んでいない。個人マニアック系の果樹。
と言うことで、各自栽培者個人個人が試行錯誤しないと仕方がない分野。
このように、理解しています。
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