西洋梨について
すず
【九州】
2012/03/10(土) 23:54:28
四年前に通販で西洋梨を購入.地植えしていますが
いまだに花もつきません。受粉用の木隣に植えています。
日当たりが午前中10時位からわずかしかあたりません。
木も二メートルくらいにはなっていますが、見た目枯れているような感じですが、葉はでます。
このたびもっと日のあたる場所に植え替えたいのですが、今の時期でも良いのでしょうか?
根元には日は当らないところしかないのですが、それでも良いでしょうか。
近くに桃の木もありますが・・・
たちつ
【近畿】
2012/03/13(火) 00:30:32
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>いまだに花もつきません
1)去年は、咲いたのに、今年は未だ花が咲かないのか (・・?
2)植えてから今まで、花が咲いたことがないのか (・・?
もし2)なら、剪定をしているのか (・・?
肥料が多すぎるのではないか。
桜の花をよく観察して、どこに花が咲いているか、よく観察すること。
窒素肥料が、多いと、花の無い徒長枝ばかりとなる。
植物は、人と違って、元気が良すぎると、生殖行動をとらない。
花は生殖器官です。枯れそうになると、子孫繁栄の為に、花をつける。
元気なら、子孫繁栄を考えなくても良いと、植物は考えている。
花樹は、一度でも一輪でも、咲けば、翌年も咲くのが普通です。
最初の一輪が待ちどうしいものです。
>今の時期でも良いのでしょうか
落葉樹ですから、通常は、秋から晩冬の芽が硬いうちですが、5月までなら植え替えられる。
ところが、芽が膨らんでくると一寸注意が必要です。
根が長く広がっているので、根回しが必要なのと、根の土が重たすぎる。ので、開花前や真夏は避けたほうが良いように思う。
移殖は、根を切り枝葉を切り詰めるので、やや面倒。
>根元には日は当らないところしかないのですが
根元に日を当てたらダメ。夏場なら、敷き藁をして保護するくらいですから。
日当たりは、葉と果実にあたるようにするもの。(樹冠に日当たり良く)尤も果実には、袋を被せる為に、結果的に、日はあたりませんが。
人間とは、残酷なもので、身勝手なもの。
残酷にしないと、植物や動物は、美味しくならない。
フォアグラ・キャビア・アスパラガスを食すると言う事は・・・・
多くのペットは、親の愛情も知らずに、子育てもできない。
と言うことで、今年に、花が見られなければ、桜の花が散ったら、剪定して、それでも来年に咲かなければ、幹を足でける・木槌で軽く叩く・ゆすぶる。曲げる。 それでもダメなら、幹の皮を縦に5mm巾で幹の半周を剥ぎ取る。又は、6等分して、3ケ所剥ぎ取るとか
それでもダメなら、高継ぎをする。
それぞれの仕方は、ネットを参照に。
花が咲かなければ、仕方がないものです。
後は、環境的に、気温が高すぎるとか。
洋ナシの、主要産地を参考に。
とこのように、短絡的に思います。
残りの方法として、真夏に、葉を全部むしりとる。
と秋に狂い咲きするかもしれません。
最初の一輪の花が、大切です。
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ばんざいうさぎ
【北海道】
2012/03/14(水) 12:29:34
西洋ナシの花芽が付く枝の出方は和梨とは違って、リンゴの方の枝の出方に似ているとか。
それを考えると、まだ花芽が付く枝が出来ていないだけかもしれないので、植え替えなければもう2年ぐらいは気長に待ってみると咲くのでは?と感じます。
ただ、若い木をまた移植してしまうと根の活着の方が優先されて花芽分化が出来づらくなるので、移植後はさらに数年花が咲くのが遅れる可能性が高くなりそうですね・・・。
とおりすがっちゃったので
2012/03/16(金) 09:41:07
洋ナシと桃の好適な土壌が違う事に注意してください。
土壌ペーハー的には共に酸性を好むので近接して植え付ける場合はPh5.5程度を目標にすれば問題無いと思います。
桃は乾燥気味を好みますが仁果類(梨やリンゴ)は乾燥を嫌います。
植え付け・植替え時には根を強い風に当てない、直射日光にも長く当てないように・が常識とされています。
植替え時期は萌芽前なら大丈夫・・かも。
どんな状態の苗か分かりませんので保障無し。
花が咲かない様ですが仁果類は晩夏から初秋の日照が花芽形成に大きく影響するので日当たりが悪いと花芽が付き難くなります。
リンゴや梨は果樹の中で耐陰性が最弱ですが夏季には葉焼けし易い反面も持っています。
洋ナシの管理方法はリンゴや和梨と同じで問題ありません。
又、他の果樹と違い花芽分化に窒素が促進的に作用するので一般的には6〜7月(進捗具合により異なる)に年間施肥量の1割程度の窒素を施肥します。
日本での洋ナシは果樹の特性を度外視して産地形成されている果樹の代表で、本来は温暖な地域が栽培適地とされているので気温的には問題無いと思いますょ。栽培地に住んでいる訳では無いので保証は出来ませんが。
植え付け4年も経過して花も咲かないのでは同じ管理をしていて今後開花する可能性は低いと思います。
この程度の問題を自分で判断出来ないようでは果樹栽培は難しい・・。
果樹栽培を行うなら樹種毎の特性を勉強された方がよろしい。(余計なお世話)
でした。(笑
pine
【九州】
2012/03/17(土) 00:53:08
質問された方の書き込みもありませんし,落葉は専門外ですので書き込みは本意ではありませんが,過去ログにも残りますので,書き込ませて頂きます。
移植は発芽前であれば,おおむね可能だと思います。
ただ,葉は出る事から,花着きが悪い原因は低温不足の影響も大きいと考えます。
簡単に調べた範囲では,洋梨は低温要求量が和梨より大きく,温暖な地域では開花は難しいかも知れません。
ネット上の古い資料ですが以下などがあります。P14です。
https://soar-ir.shinshu-u.ac.jp/dspace/bitstream/10091/5038/1/Shinshu_Bulletin03-16-1.pdf
低温要求量は,樹種や品種によって異なりますので,品種名が解らないと,低温が花着き不良の原因になっているかどうかの判断は困難です。「ラ・フランス」あたりでしょうが,品種名は書かれた方がよろしいでしょう。
また「九州」と一口に言いますが,最南端の奄美大島は亜熱帯に属し,普通には梨の開花結実は望めません。明かしたくはないかも知れませんが,お住まいの地域がどの様な温度環境であるかが解らないと,判断は困難です。
ちなみに,かく言う私もこの5〜6年くらいサクランボを育てていますが,「暖地桜桃」は花盛りでも「佐藤錦」の花は1個も咲いた事がありません。
購入手段が通販との事ですが,販売元が購入者の地域で(温度条件などで)栽培不可能な品種を販売する場合もありますので,購入前に確認する必要があります。
余談ですが,購入申し込みに対して,「そちらでは栽培は難しいですよ」と教えてくれるくらいの会社なら,信頼に出来る会社なのでしょうけど・・・
他の原因としては,不適切な剪定やお書きの日照不足などがあります。仮に低温不足だとしても,九州で絶対に実が着かないと言うわけでもありません。
日照不足の影響も大きいと思いますので,お書きの様に移植して様子を見るのも一つの方法ではあります。根本はともかく,葉のある時期に,出来るだけ枝葉に光が当たる場所を探してあげて下さい。
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とおりすがっちゃったのでさんへ 余計な事ですが
>日本での洋ナシは果樹の特性を度外視して産地形成されている果樹の代表で、本来は温暖な地域が
とお書きですが,ここだけ句読点が入っていますので,多分,コピペかと思います。もし以下のHPを引用されているのであれば,引用の旨を書かれるのがよろしいかと。
もし当該HPの管理人様であれば,無礼はお許し下さい。
とおりすがっちゃったので
2012/03/17(土) 08:47:32
pineさん。お気遣いありがとう。
こういう所へ出没するのは嫌いなのですが、調べものをしていたらたまたま目に入っちゃったもんで、つい書き込みしてしまいましたが・・その管理人です(笑。
参考のpdfは当方も保存して有りますがpineさんもお分かりのとおり如何せん古過ぎます。
現在では低温要求量の算出に華氏45℃や摂氏7.2℃以下で○時間を云々する事自体ナンセンスな状態まで研究が進んでいますょ。
最新の研究論文ではそもそも7.2℃と言う設定温度自体がアメリカの論文に有った華氏45℃を検証も無く摂氏に直しただけの根拠の無い温度とされています。
低温要求量に関して7.2℃以下に○時間という旧来の考え方ではあくまでも調査地での事であり調査地が異なれば時間も変わります。
まだ問題も有りますが、その矛盾を解決する算出方法がChill unitと言う新たな低温要求量の算出方法です。
まぁ、今の所は一番矛盾の無い算出方法になるのかな。
本来は栽培地でのChill unitを栽培者本人が算出して栽培可能かどうかの判断を下すのが一番正しいのですが、余程はまり込まないとそこまで算出してる方は居ないんでしょね(笑
7.2℃以下の算出ですら殆ど居らっしゃらない?
多分、そんなもんだと想像してます。
栽培環境はそれぞれ違うので栽培可能かどうか・・その辺は「自分でやってみれば?」と言う事しか言えませんが、少なくとも日照不足が花芽形成に大きく影響する事だけは日本全国共通の樹種特性なんで日当たりの確保は必要と思います。
後は基本に忠実に
樹形を作る・・とか。
施肥管理する・・とか。
まあ、そういう事を調べるのも楽しみなんで後はご本人のお楽しみとしてこのへんで。。
とおりすがっちゃったので
2012/03/17(土) 09:20:20
余計なお世話ですし質問者とのやり取りにもならないですがちょっと気になったもんでpineさんへ追伸。
>「佐藤錦」の花は1個も咲いた事・・
花芽が付くか否かは低温要求量(自発休眠覚醒)とは無関係の生長サイクルの中で決定される事です。
確かに気温が高いと奇形果の原因になったり授粉率は激減しますので花は咲いても上手く結実させられない等の弊害は有りますが、花芽分化開始は気温にはほぼ無関係なので管理のドコかが間違っているのだと思います。
(サクランボの花芽分化期は一般的に言われている7〜8月では無いので高温の影響は少ない・高温が問題になるのは花芽形成、特に蕊形成期)
上記と同じく調べる事も楽しみの一つなので後はご自身で調べて咲かせる事にチャレンジしてみて下さい。
果樹栽培、奥が深くて楽しいですね(笑
すず
2012/03/18(日) 22:32:23
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皆様のご意見・ご指導ありがとうございます。
仕事の都合で回答を見ることができず、大変申し訳ありませんでした。九州は大分県で夏は暑く、冬はかなりの高台にあるので寒さも少し厳しいところではあります。
今回庭をやりかえるにあたって植え替えようと考えたのですが、今一度選定・肥料などを勉強して移植せずにそっと待ってみようと思います。
皆様貴重なご意見ありがとうございました。
園芸相談掲示板@園芸相談センター