クレマチスとバラの素敵な組み合わせ
ぴこ
【東海】
2012/03/02(金) 01:39:04
バラとクレマチスを組み合わせて楽しみたくて、どちらもたくさん育てていますが、ベストな組み合わせを教えて下さい。
クレマチスは一度植えると移植が難しいし、色のセンスがないので地植えにしてしまうのが恐くて、もう何年も鉢植えのままバラのそばに置いてコラボレーションさせています。
でもだんだん大鉢になってきているので、そろそろ素敵な組み合わせを見つけて地植えしたいと思っています。
例えばマダムジュリアコレボン、プリンセスダイアナ、ロマンチカ、チャールズプリンス、ブルーエンジェル、白万重、デュランディ、メアリーローズなど、もしくは、大輪紫系、ビチセラ紫系、ビチセラ赤系、ヴィオルナ系、などでうまい組み合わせのバラは何でしょうか?
またピエールドロンサールにはこれ、とかグラハムトーマスにはこれ、とかおススメがありましたら教えて下さい。
何か組み合わせの目安になるヒントなどありますか?
よろしくお願いします。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2012/03/02(金) 13:52:14
お望みの様な回答では無いかもしれず申し訳ありませんが、どの様な植物の組み合わせにも言える事なので書いてみますね。
まずは、組み合わせでメインにしたい植物はどちらの方ですか?バラでしょうか、クレマチスの方でしょうか。
どちらも園芸植物としては華やかで派手な物が多いですから、メインの植物は華やかな印象の物、サブの植物は少し控えめでメインの引き立て役になる物を使うとうまくバランスがとれます。
なので、もしバラの方をメインにするのなら、クレマチスの方は大輪の品種や花色の派手な品種はバラとの組み合わせに向かず使えません。見た目で明らかに競い合ってしまい、全体がまとまらなくなります。
バラが主役なら、クレマチスは小輪から中輪程度のシンプルな四枚花弁から八枚花弁の一重咲きか、八重でも小さめの花で重なりが少なめなものが向きます。私はクレマチスに詳しくないので知っている物が少なく他にも候補があると思いますが、条件に合っていると感じるのは4枚花弁のモンタナ系のクレマチスです。使いやすい色調は淡い物。白や淡いピンクや結構薄い紫や淡いグリーン系。
庭のイメージに合わせ落ち着いた印象にしたいならバラ自体も原色に近い派手な色合いは避けると調和し易いです。反対にはっきりした色合いが好みなら、バラとクレマチスの組み合わせは「反対色」同士で組み合わせると異和感は無いと思います。
バラの花弁の形のタイプによってもクレマチスの花の形状の組み合わせは変わると思います。一輪が大輪で丸い印象のタイプならクレマチスは小輪でも星の様に尖った形状のを組み合わせたり、尖った花弁のバラならモンタナの様な丸みの印象があるクレマチスと組み合わせる。バラが大輪でも一重咲きタイプだったら、小輪だけど八重咲きのクレマチスリスと組み合わせるなど。極小輪の花が集まって咲く系統のクレマチスならどちらのタイプのバラとも相性は良いと感じます。
一番のコツは、手もちのバラとクレマチス同士で無理やり組み合わせようとはしない事でしょうか。上記の条件に見合った組み合わせが偶然お手持ちの中にあれば良いのですが、無理に手もち内で済ませてしまおうとすると失敗し易いですね。
まずはバラをメインにするなら、それをお手持ちの中から選び、そのバラの花弁の様子に合いそうなサブになるクレマチスがお手持ちに無ければ合いそうな候補を探してみて下さい。メインのバラを決められないなら、まず紙に自分で植栽のイメージ画を書いてみて緑の色を塗り、バラとクレマチスの花の部分を切り抜き、裏にそれぞれお持ちのバラとクレマチスの色に近い色紙を切った物を穴の数裏から当ててみるとイメージし易いです。それで、メインに合う色が決まれば今度はクレマチスの花の大きさや花弁の形を考えて品種の候補をいくつか出しておいて、購入出来る物を買います。
大輪や重弁咲きのクレマチスの方をメインにするなら、バラは必然的に中輪咲きのシンプルな物や、小輪咲きのスプレー咲きタイプになると思います。ただ、小輪咲きにはノイバラが交配親に使われている物も多く勢いが強すぎてクレマチスの育ちが悪くなる恐れもあるのでご注意を。
この品種のバラにはこの品種のクレマチスがベストマッチと言える物も有るのでしょうが、そうなるとどちらかが入手しづらい物だと何時までも実現できない場合や、咲いてみるとお住まいの庭にはそぐわない色調になってしまったという場合もあります。
一番優先すべきはお住まいのお庭などの環境のイメージに合うか合わないかですから、まずはお庭のイメージに合うバラをメインとして、それに合わせて考えてみては如何でしょうか?
たちつ
【近畿】
2012/03/02(金) 14:40:03
・
好みを別にして、敷地が公園のように、広ければ、別ですが。
組み合わせはムリ。・・・・私個人の、思い込み。
屁理屈として、
寄せ植え・植木鉢としては、根張り・根の性質及び地上部の性質が、全く異なり、お互いが受け付けない。 喧嘩する・枯れるという意味ではない。
景観として、いずれも、主役の地位を譲らない。と言って、脇役にもならない。
別々の主人公として、別の映画を作るべきである。
映画に、例えれば、寅さんの男はつらいよ や 浜ちゃんの釣り馬鹿日誌のように、A面B面の関係には、なる。どちらも、A面として、甲乙つけがたいものです。
水戸黄門は、印籠であり、遠山の金さんは、桜吹雪が良く似合う。
好みとは、ご飯に、チョコレートを振りかけて、コーヒーのお茶漬けで、食べるようなもの。 と思う。・・・蓼食う虫も好き好きのイメージ。
いずれも、人気の有る、綺麗な花ですから、それ自体に 美 が有る。
ムリムリ考えれば、紅いつる薔薇に、大輪系の白い大輪のクレマチスを配置良く絡ませれば、夜明け前とか、日暮れに綺麗に見えるかも知れませんが。逆は、ダメと思う。クレマチスやクリスマスローズに鮮やかな色は無いため。
どのような組み合わせでも、写真写りは、綺麗に写せるものの、全体的な、景観としては、似合わないと思う。 それぞれ単独にして、自然に引き立たせるものと思う。どちらかが死ぬ・犠牲になる。あってもなくても、余り変わらないというイメージとなりやすい。
活け花でも、難しいと思うよ。 別々にしたほうが楽。別々の簡単な一輪挿しのほうがより引き立つと思う。
あくまでも、 私の、独断と偏見による考え方です。
・
たちつ
【近畿】
2012/03/02(金) 14:52:32
・
極端な話、
バラは、花束が良く似合う・・・洋風のイメージが強い。
クレマチスは、和風のイメージが強い。
という、私の、先入観もある。
・
空色
【関東】
2012/03/03(土) 04:58:40
バラとクレマチスの組み合わせは綺麗ですね。
バラにクレマチスを絡めてしまうと、
剪定がかなり大変になる場合がありますが…
組み合わせで、ポピュラーな感じですと、
ピエール ドゥ ロンサールに
プリンス チャールズ
ブルーエンジェル。
バガテルは、剣弁で、組み合わせるとシャープな印象になります。
グラハム トーマスには、
デュランディー
ユーリ
などのインテグリフォリア系のブルーを合わせたものを見たことがあります。
個人的には綺麗だなーと思います。
バラのラプソディ イン ブルーや
ブルーランブラーに
白万重を合わせると、白万重が引き立ちます。
バラとクレマチスの花形を選んでも、色を対立させた組み合わせばかりになると、庭がとりとめのない雰囲気になりがちです。
ガートルド ジェキルにルーテルなど、ピンク系に赤系などもバリエーションの一つとしては、ありだと思います。
自分のお気に入りは、
サー エドワード エルガーにルーテルの組み合わせです。
アイアンフェンスや、オベリスク、アーチなどで仕立て方に変化を付け、宿根草などとうまく組み合わせていかないと、
まとまりが着かなくなってしまったりします。
植え替えが難しいクレマチスです。
バラの開花時期や剪定のタイミングも考えないと結構しんどくなります。
空色
【関東】
2012/03/03(土) 05:57:58
ガートルド ジェキルなどのピンク系に
ジャックマニーやスター オブ インディア
エトワール バイオレット
などは、テッパンですね。
バラのフィリス バイドにジプシークイーンもインパクトがあります。
ヴィオルナ系は花数はあるものの、ふし間が長く、間延びした感じになるので、オベリスクに巻き付けるようにし、
木立性 中輪系のバラの側にアレンジするといいと思います。
組み合わせは千変万化ですね。
夢を思い描くと、
広大な庭園ができてしまいそうです(^_^;)
ミルテ
2012/03/03(土) 11:50:26
自分の庭で、上手に組み合せができたら素敵でしょうね。
バラとクレマチスは園芸本や園芸ガイド等で結構特集が組まれてましたから、図書館の本で好みの組合せを探されてみては如何でしょう?
ちょっと気を付けた方がいいなと思う点は、花の見た目の相性だけじゃなく、開花時期のズレ。同じ場所に咲いても、どちらかが終わった後に咲くようでは、わざわざ似合うと思ってソレを組み合わせた意味がありませんし。
長期間そこを花で飾るとか、その場のイメージをパッと劇的に変えるという意味ではアリなのかもしれませんが。
どちらも一度植え付けるとなかなか植え替えがききませんし、どちらかを1年長く鉢のままにし、候補の品種の開花の様子を見て納得してから下ろされた方がいいんじゃないかなと思います。
ぴこ
2012/03/05(月) 19:12:22
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色々なご意見ありがとうございました。
グラハムトーマスにデュランディの画像、ネットでたくさん見ることが出来ました。とても素敵ですね。
でも確かに、それぞれの組み合わせが素敵でも(補色の場合などは特に)複数の組み合わせがいっぱいだと、庭として見たらうるさくなるかもしれませんね。
今までも鉢で育てて、よい組み合わせを探していたのですが、クレマチスはツルが伸びてくると、もうバラにからまってしまって、他のバラと合わせようと移動したくても、組み方に失敗しても、もうどうにもできず、あきらめてしまったり、慎重になりすぎたり、相方を探すのも難しいです。
いっそ気軽に考えて、紫系のクレマチスは、どんなバラにも合いそうな気もします。
今年はもっとしっかり開花時期と花色をチェックして何とか素敵なコラボができるようにしたいです。
クレマチス同士のコラボも奥が深そうですね。
園芸相談掲示板@園芸相談センター