枇杷の木の樹皮について

[園芸相談センター]の過去ログです

じろう 【近畿】 2012/02/29(水) 19:42:29
庭にある枇杷の木(樹齢20年くらい)の樹皮が、下から1,2メートルくらい範囲、鹿に全部食べられてしまいました。このままで、木が枯れたりすることは無いでしょうか。花や実を少なくしたほうがいいでしょうか。
今年は、雪が多く、山に鹿の食べるものが少なかったのが原因だと思われますが、このようなことは、初めてです。
今のところ、葉の様子は変わりがありません。
よろしくお願いします。

たちつ 【近畿】 2012/02/29(水) 20:45:35

枯れる可能性が、多いかもね。
理屈は、枇杷の木材部分は、植物体の支柱で、人の骨ようなもの。
実質死んでいるもの。人のフケや皮膚垢の集合体。
生きているのは、幹表面の樹皮部分だけです。
樹皮の表面は、風雨で、洗われますが、樹皮の内面は、風呂に入って、洗うと言うわけには、いきませんから、内部に貯まる。これを年輪という。年輪とは、生まれてから、何年風呂に入っていないかということです。・・・日本の四季ともいう。

とにかく、樹皮を保護して、様子を観ないと仕方がない。

鹿対策は、鹿の高さ・届く範囲を 金網を幹に、巻くことです。冬場の、積雪も考えて。枝なら食べられても、又再生しますが、幹は、難しい。尤も、根が生きていれば、株元から、脇芽も吹いてきますが、実成り迄、暇がかかる。

一応、鹿は馬鹿と言うことですから、地表近くの餌を食うのが、大変苦痛のようですが、地表も保護していたほうが、無難。
(馬は逆の食べ方をする。いずれも、器用さのない動物。)
イノシシや ウサギや 外来害獣の食害も併せて想定されます。

余裕隙間を想定して、保護したサイトのつもり。 リンク切れならごめんね。
http://butler13thomas.blog93.fc2.com/blog-entry-480.html



有閑店主 【東海】 2012/02/29(水) 21:05:44
 形成層から師管部まで完全に ぐるりかじり取られてしまうと枯れる可能性もある(高いかな)と思います。環状剥皮に失敗した時のような解釈、おまけに『下から1,2メートルくらい範囲』と 随分やられていますからね。
 小生なら、被害部分を極力乾燥させないように 台所用品のラップで丁寧に巻いて・・・・・成り行き任せ、でしょうか。ヒトの傷同様、樹木の傷も乾燥させないのが治癒のコツ。

pine 2012/02/29(水) 22:02:06
 かじられたものは仕方がないですね。

 果樹用の癒合(ゆごう)剤としては「バッチレート」
http://www.greenjapan.co.jp/bachireto.htm
「トップジンMペースト」
http://www.nippon-soda.co.jp/nougyo/seihin/topjinpas.html
の2つがありますが,ともに「ビワ」の登録がありませんので,残念ながら使えません。
 ちなみに私の場合は,カンキツですので,前者を重宝しております。

 接木の傷口保護用などに売られる「癒合剤」は農薬ではありませんので,樹種に関係なく広く使えます。
 が,有閑店主さんがお書きの様に,被害部分が乾いてしまう前に処理するのが大切です。
 癒合剤を探して居る間に乾いてしまいますので,木工ボンドで結構ですので,塗って下さい。
 広い面積に塗る場合は,私も,よく使います。

 経過時間,皮の剥がれ方や樹種によりますが,回復する場合もあります。カンキツはなかなか再生しにくく,マンゴーなどはすぐに再生します。ビワは中間くらいでしょうか。
 ダメかも知れませんが,すぐに措置される事をおすすめします。

青葉 2012/03/01(木) 14:03:53
>下から1,2メートルくらい範囲、鹿に全部食べられてしまいました。

かなりの重傷ですね・・・。
すぐには枯れないと思いますが、たぶん何をしても数年後には枯れてしまうと思います。
大事な木であるならば、対象木が生きてるうちに取り木・接ぎ木などで後継樹を育てておくことをお勧めします。

じろう 2012/03/01(木) 21:24:48
[[解決]]
たちつさん、有閑店主さん、pineさん、青葉さん、
ありがとうございます。木工ボンドで手当てをしながら、後継樹を育ててみたいと思います。

じろう 2012/03/01(木) 21:29:50
[[解決]]
たちつさん、有閑店主さん、pineさん、青葉さん、
ありがとうございます。木工ボンドで手当てをしながら、後継樹を育ててみたいと思います。


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