モミジ・株立ちの作り方

[園芸相談センター]の過去ログです

諏訪 【甲信越】 2012/02/18(土) 07:41:17

庭木・モミジで株立(本株)を作りたいと思っています。
商品の販売は多数ありますが、作り方については
「根元で切って“ひこばえ”を出す」
という記事しか見当たりません。
もう少し具体的に教えていただける方、おりませんか。

・品種: モミジ(山取り)
・樹径: 20cm(現位置でそのまま株立ちにする)
・時期: 極寒地ですが、すでに水揚げが始まっているので 
     今秋の落葉期まで待った方がよいか?
・切断後の処置:切断表面を(ひこばえが出やすいように)
     何か保護など、したほうがよいか?

以上、よろしくお願いします。

たちつ 【近畿】 2012/02/20(月) 03:01:42

私は、株立ち・改作に余り興味が、ないので、確信はありませんが、
スレを開いたので、一丁噛みいたします。 (-_-;)

株立ち(かぶだち)とは、維管束植物の形態のひとつで、一本の茎の
根元から複数の茎が分かれて立ち上がっている様子をいう
と在りりますから
方法として、
1) 若年株の主幹を斬り、側芽(不定芽)を育てる。・・・南洋竹(バンブー)の様相・・・・もとの株から、輪状に群がる。
2) 主幹を土に埋める・枝を匍匐させ土に埋めるなどをして、各枝から、根を出させる。取り木の横着版・・・・横一列に揃う。
3) 太い根を地表に出して、そこから新芽を生えさせる。・・・太い根しだい。桜の根とヒコバエのようなもの。
4) 幹を2株用意し、併せ継ぎ、幹継ぎをしたりして、必要な数だけ繰り返す。
5) 太い根に、貫通接木する。一般接ぎ木する。
6) 最初から、株立ちを想定して、栽培手入れをする。

以上を単独か併用すればよいように、想像します。

>すでに水揚げが始まっているので
樹液垂れについては、いまだに、経験がないので、わからない。
思い出すたびに、適当に、幹を切っていますが、樹液が噴出して、止まらないという、経験が無い。明日でも、枝きりをして見ます。

>何か保護など、したほうがよいか
樹液が噴出したら、止めようが無いと言うのが、定説のようですが、
斬ってみないと解らない。
20cm程度なら、茎も枝も細いので、防腐殺菌剤などの予防処置も、不要と思う。気休め程度。しないより、するほうが良いかも。
・・・中空洞のバラなどの空幹や桜など幹が腐りやすいものは、できるだけしたほうが良い。モミジなら、どちらでも良いかも。
主幹・幹胴20cmを斬るのなら、したほうが良い。
切り口下から、はたして、希望通り不定芽が生えるか、それが不安。
下のほうに、枝の一本でもあれば、良いのですが。
http://illpop.com/img_illust/season/apr03_a11.png
http://tekigi.hiho.jp/blog/images/momiji.jpg

半分↓に成功例が有る。
成り行き方法
http://blog.misawa.co.jp/tochigi-d/archive/65
積極型
http://homepage2.nifty.com/miyamotoen/bonsai-turedurekusa-18/20.htm

太い根を掘り出して、日に当て、根の樹皮を緑化して、接ぎ木したほう
が、安全なように想像します。


たちつ 【近畿】 2012/02/21(火) 04:30:25

本日枝を剪定してみた。
樹液は出てきたものの、1時間ほどでとまった。初めてなので、舐めて
みたものの、味も香りもなかった。(山モミジ・親指ほどの幹径)
樹液の噴出が心配なら、適当に、幹の樹皮を剥離して、テストすればよ
いかも。
何回も傷付けテストを繰り返す可能性があるので、長さ1-2cm程度斜め
に剥離すれば、良く判るかも。
上のほうより、下のほうが、樹液の噴出が、多いような気がする。
その辺も考えて。
いずれにしても、ある程度、噴出時期や噴出継続時間も、数日・数時間
と限られているので、好みに応じて適当に伐採すれば、良いかも。
念のために、切る位置以下に、小枝・新芽は残しておいたほうが無難か
も。伐採時に、倒木時自重で幹裂けをしますから、2度斬り3度斬りと数
回に分けて、加重を軽くしたほうが、望ましい。
当方の、山モミジも、実験で適当に、切ったりしているので、3本の株
立ちになっていた。 (-_-;)
機会があれば、今月の末か来月の初めに、もう一度、剪定してみたいも
のです。


諏訪 2012/02/29(水) 08:04:00
[[解決]]
助言を・・・また参考HPなども教えていただき
ありがとうございました!
    ----株立ちをしてみることにしました。

ただし、樹液が出るのを見るのは、痛々しく気が引けますので
次期の落葉直後にトライすることにしました。


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