桜のアレロパシー対策

この記事は[園芸相談センター]の過去ログです

山暮し 【東海】 2012/02/07(火) 05:56:22
山地であらたに家庭菜園を始めるのですが、周囲に桜の大木が何本もあります。作る作物は野菜中心ですが、桜にはアレロパシーがあるとききますので生育は可能なのかどうか危ぶまれます。
これに対する対策はどうすればよろしいでしょうか、教えてください。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2012/02/08(水) 01:38:04
まるで我が家の将来をみているようで興味を持ち、ちょっと調べてみました。
専門ではないので、あくまでも予想からのアドバイスで実践した訳ではありませんが、参考程度くらいに考えてお読みください・・・。

サクラのアレロパシーはサクラの葉が出すクマリンという匂い物質が、他の植物の芽出しを阻害する(双葉の成長を阻害する)作用があるのだそうです。
この性質に対して裏をかくやり方をすれば結構多くの野菜は育つのではないかと思うのですが・・・。
おそらく「畑で種子を蒔かない」で大丈夫なのでは?と思うのです。
種子蒔きは別の場所で(例えば御自宅が離れているなら庭や室内で育苗するなど)本葉だけになり定植可能になるまで育て、それを畑に植えれば苗にはもう双葉の役目は終えて本葉しかないわけですからアレロパシーの影響は受けないはずです。もしお住まいも畑の側にあるのなら、トマトやキャベツなど家庭菜園の定番の野菜なら普通の様に苗で買ってきて植えるのが一番簡単かと思います。
他に、もうすでにある程度育っていて根で簡単に殖えるものを選んで植えれば殖えていってくれます。育つ過程で双葉が出なければ問題ないと思いますのでイネ科のトウキビや雑穀類、豆類、ネギ類や玉ネギやニンニク・ニラなどのユリ科は影響が無いのではと思います。アスパラもユリ科なので平地よりは育ちやすいと思います。ジャガイモなどの芋類もおそらく問題ないでしょうね。イチゴも販売形態は苗が基本ですので大丈夫でしょう。変わった所では食用菊。苗で植えますし殖やすのは株分けです。

根が直根性や、移植に特に弱い物だとその場所に直蒔きするしかないものがありますよね。大根やカブ・ニンジン・ゴボウなどはその場に種子蒔きで普通移植はしないので(移植すると根が傷み、二股などになりやすい)ちょっと難しいかと思います。パセリやセロリなら苗で売られているので買ってきて植えれば問題ないですが、パセリは苗を買ってから育てるとトウが立てば株は枯れるので毎年苗を買う事に。

普通畑に直蒔きし、間引きながら食べていく菜っぱ類やホウレンソウなどは畑が御自宅そばなら苗作り自体が無理なので、他の土地を借りて育てるくらいしか対処がありません。御自宅が離れているのなら庭でビニールポットに蒔いて育苗し、本葉だけになった時点でビニールポットの根鉢を崩さず畑に植え替え、それから間引いていくと良いかと思います。

山地と言う事で、地下茎などで殖える類いの山菜の苗を植えて地下茎などで殖やしていくという手もあります。ウド・オオバギボウシ(別名ウルイ)・ギョウジャニンニクあたりは入手さえ出来れば栽培は難しくないです。ギョウジャニンニクあたりは種子でも育てられるのでは?と思います。本来は生育が遅いですが、堆肥など入れて土を肥やせば独特の強い匂いは弱まってしまうものの生育は良くなりますし、葉の質がとても柔らかくなって葉が育っても食べやすくなります。
フキとタラノキは殖えすぎて始末に負えなくなるので植えない方が良いかもしれません。

その畑で「双葉の時期を過ごさせない」「そもそも双葉が存在しない野菜」の二つを選択の重点に置けば、植えられる物の制限は厳しくないと感じます。でも実際経験したことでは無いので確実かと問われれば何ともいえません。
あと、もし御自宅が離れていて毎日通えない様な場合は、収穫時期は日参しないと適期を逃しやすい野菜(莢を食べる豆類やズッキーニなど)は植えない方が良いですね。マネに収穫できず実を育ててしまう(中の種子を大きしてしまう)と、目立って収穫時期が短くなりがちで、食べなかった実の為に株は体力を消耗し株自体の寿命も縮めます・・・。

実は我が家の東側の畑と隣合わせの公共の場所(しかも土地柄風上に成りやすい所)に沢山の数のサクラの植林をされてしまい(事前に連絡はあったのですが、自分もあちらもアレロパシーの問題は知らなかった。)しかも南西側50メートル先には当地の桜の名所があります。今まで50メートルくらい離れていれば問題は無かったのですが、今回の山暮らしさんのお悩みは人ごとで無いので、今後自分でも実践してみて影響はどうかを観察してみようと思います。

山暮し 2012/02/12(日) 18:38:46
ばんざいうさぎ 様

この度は相談に乗っていただきまして、まことにありがとうございました。極めてご丁寧で詳細なご教示を賜りました。
教えていただいたことを実践し、なんとか菜園を成功させたく思います。感謝申し上げます。

山暮し

山暮し 2012/03/08(木) 18:11:09
[[解決]]
ばんざいうさぎ様から解答をいただきました。

たちつ 【近畿】 2012/03/08(木) 21:22:45

解決済みですが、暇なので一言

サクラ=クマリン=植物の生育障害 と短絡的に、考えることには、いささか誤解が見受けられる。

風評被害加害と言う程度。初めて新しい言葉を知った人が、うれしさあまりに、ネット発信したところから、発疹したもの。都市伝説。

あわせて、大島サクラの若葉が、桜餅に使われるのは、クマリンの含有量が多いからと流布するものも現れた。クマリン=芳香性が良い。
これは、葉には、殺菌作用(食べ物の腐敗菌)がある・香りが良い・害がない・塩漬の作用で色々と都合が良い。・・・・それ以前に、大島サクラの若葉には、他のサクラと違って、産毛がないので食べやすいし、簡単に沢山取れる。ということから、重宝されている。
クマリンの含有率から云えば、若葉より秋の紅葉時節のほうが多いと科学者が分析した。どのサクラも、同じ程度の含有率であると結論付けている。と言うことで、風情と食材としての、利用価値に尤も適していると言うことです。もちろんクマリンは、葉のみならず、サクラのすべてに、それなりに含まれている。葉で作られると云うことです。
燻製には、幹が使われる。

毒は、肝臓で解毒される。それは、肝臓障害になるという、極端な宣伝ある。クマリンの結晶鉱物でも、齧っているのかと聞きたくなる。
私は、見たことも、齧ったこともないので、一個欲しいものです。

そこで、サクラと多感作用については、多くの植物にとっては、ほとんど問題が無く、許容範囲内で、無視しても良い程度。
その根拠は、桜の木の下で、アレロパシーが原因で、枯れた雑草も花も無い。報告もない。画像も無い。言い回しばかり。
実際に、私は、桜の花も、枯れ落ち葉も、プランターの底石の代わりにキューギューに詰め込んで、使っているし、なにの障害もみられない。
使用するのは、軽い・一時に大量に集められる。腐葉土として、手間隙をかけずに、醗酵腐蝕が極めて早い・通気・排水・保湿が良いなどの都合が良いからです。根張もよい。
桜の株元は、夏場は、適度な木漏れ日と涼しさがあり、冬場は、大木で季節風が、防げるし、落葉しているので、日当たりが良い。
石楠花の鉢植えには、最適環境です。シクラメンとか夏の暑さに弱い植物にも、最適環境です。
桜の欠陥は、ケムシは、別格として、土が良い(園芸用土は、荒れた土より遥かに良い。)と、細かい根が網目状に、生えると言うことと、その根が地表に密生することです。砂なら尚更桜の天下となる。
根の問題は、アレロパシーを危惧する以前の問題ですが。

古来より、大和民族のアレロパシー効果は、植物と植物の関係より、植物と害虫の忌避効果など良い方向で、利用してきた。
ところが、外来動植物が進入してきてから、色々と騒ぎ出した。

アレロパシーとは、ある植物が他の植物の生長を抑える物質(アレロケミカル)を放出したり、あるいは動物や微生物を防いだり、あるいは引き寄せたりする効果の総称。邦訳では「他感作用」という。

アレロパシー(Allelopathy)は、東北大学植物生理学講座の初代教授H・モーリッシュが、オーストリアに帰国後「アレロパシー」(1937)という本を出版してこの概念を発表した

これが、ネットの普及で一人歩きしている。
戦前の話が、70年も経ってから、いまさらという感じ。
園芸が、一般化されたのが、バブルの分譲住宅が一般化されてからです。たったの30-40年しかたっていない。 日本の農業といっても、主食材は別として、たかだか50年程度の間に、急速に進んだ。

最近では、 トマトがダイエットによいとか いうからスーパーからトマトがなくなった。
その前は、カンテンで その前が バナナ。
塩分は、体に悪いと言い、 最近は、塩分を取らなくてはならないと言って、塩飴をしゃぶっている。
こうなれば、健康のため というより、 バカンスですね。お遊び。
わらっちゃいますよね。

と言うことで、 簡単に!! お気軽に 対応しましょうね。


山暮し 2012/03/19(月) 09:12:11
[[解決]]
たちつ様
おかげさまで安心しました。
ありがとうございました。

貧農 【甲信越】 2012/04/04(水) 20:07:48
八重桜高さ3mほどの木の近くでは
あらゆる野菜は成長が阻害されているような気がします。
 よく出来た畑がゴーやでさえ良くない。
桜の木の高さの範囲が良くないと思うので、植え替えを考えています。

但し数十メーターはなれている桜は問題ないと思う。


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