冬の薔薇の消毒

[園芸相談センター]の過去ログです

八海山 2012/01/23(月) 14:05:16
冬の薔薇の消毒で石灰硫黄剤をつかいたいと思っていましたら、少量売りが禁止されたとか聞きました。なにか替わりはないでしょうか?

gardenfan 2012/01/23(月) 19:38:14
石灰硫黄合剤 
名前のとおり石灰の強アルカリが蛋白質を分解しますので、ダニや害虫の卵を死滅させますし、硫黄は殺菌剤の基礎的な材料です。
その価格の安さと冬時期の高濃度散布の効果において替わりの薬剤はありません。
高温期の薬害が心配なダコニールをお持ちであれば、3月までは使用可能ですし、薬効も長く利きます。但し殺虫効果はありません。

石灰硫黄合剤はバラには適用がありませんので、使えませんというのが正解ですが...バラに使用すると農薬取締法違反になりますが、食用・飼料用ではないので罰金は科せられません。
元々安いものですから18Lを購入するか(知り合いなどと共同購入)お近くの農家とくに果樹栽培をされている農家に分けて頂くとかしたらどうでしょうか。
生石灰と硫黄粉剤と水があれば、簡単に作れますが、失明の危険もありますし農薬の製造は一般の人がやれば法律違反となります。
レシピを知りたければlime sulfurで検索してみて下さい。
最後に石灰硫黄合剤の使用はあくまでご自身の判断、自己責任でお願いします。

たちつ 【近畿】 2012/01/23(月) 19:47:36

そのようになったらしいですね。
ゆとりちゃん世代に代替わりしたのと、鉛筆削りの性かもね。
・・・悪意なき、趣味の犯罪の増加。

隔離栽培・植え付け置き場所間隔を広げるとか、

一枝(緑枝)でテストして、
マシン油(機械油)やクレゾール石鹸・乾燥剤石灰水を 注意 して使用するとか。
消毒しないとか、好みで。

冬の消毒は、カイガラムシの防除と細菌病対策ですから、その都度適当に対応。

薔薇栽培で、一番腹が立つのは、コガネムシと蕾齧り花茎産卵虫(ゾウムシ)程度。これだけは虫であっても、無視できない。


ばんざいうさぎ 【北海道】 2012/01/23(月) 22:55:49
害虫予防に限ればニームケーキを株元に敷くと有効かと思います。
インドセンダンの実の搾りかすなどが原料の天然資材ですが、植物の害虫がこの成分が蓄積している植物を食べたり汁を吸ったりすると拒食状態になり飢え死にしてしまうと言うものです。
ニームオイルの方が有名ですが、ニームオイルは散布しての使用なので定期的に何度も散布しなければ目立った効果は無く、使うには結構面倒くさい物です。
それがニームケーキだと、堆肥や肥料の様な感覚で土に混ぜたり株元に敷いたりすると徐々に成分が溶けだし植物の根がそれを吸収すれば効き目が割と長期間で常時予防でき被害は最小で済むわけです。

ただ入手先が限られる事と、小分け売りがあるかどうかです。業務用(農家用)の大袋なら農家向けの店舗やインターネットショップで扱っているかと思います。

ニームケーキが入手できずニームオイルを使う場合は、既定の濃度に薄めたうえに、少なくとも週に一度は株全体にたっぷりと散布ですが、降雨など考えれば数日おきに散布しておけば安心です。私は毎年バラゾウムシに蕾を枯らされてほとんど花をみられなかった物を(バラでは無いもののバラ科植物)ニームオイルを使う事で初めて花いっぱいの満開状態で見ることが出来ましたよ。

八海山 2012/01/25(水) 16:36:33
gardenfunさん、たちつさん、ばんざいうさぎさん;いろいろありがとうございました。大変参考になります。
毎年黒点病に悩まされているので、当面ダコニール散布をします。
18ℓ購入も検討してみます。

八海山 2012/01/25(水) 16:48:06
[[解決]]
本項目は解決済みとして下さい。


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