ワイルドストロベリー
ちーちゃん
【東海】
2011/09/11(日) 11:12:09
ワイルドストロベリーの鉢植えを頂きました。管理方法を教えてください。鉢より地面に下ろしたほうがいいですか?
これって食べること出来ますか?
たちつ
【近畿】
2011/09/12(月) 22:21:36
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ワイルドストロベリーとは、知っての通り野蛮とか野生的とか原種と言
う意味の地面を這う小粒果実のことですから、これに限らず、鉢植えよ
り地植えのほうが望ましい。ただし、自由な分だけ、危険(病害虫)も発
生しやすい。
草イチゴ(蔓性・樹木性以外のイチゴ)の欠陥は、乾燥と真夏の暑さに弱
い。その分冬に強い。特に乾燥すれば、死滅する。
ワイルドですから、種で自然繁殖し増える。株分けもできる。
通常、果実は、小さく、ほのかな甘みがあり、酸味が強い。いわゆるワ
イルドな味がする。食べられる。草取りでのどが渇けば、食べればよ
い。四季成りイチゴの種も販売されているので、雑草代わりに撒いてお
けば、面白いかも。イチゴ系は、病原菌が付いていなければ、何でも食
べられる。体質的アレルギーや気分的に嫌いでなければ、食べて、入院
したり、死ぬことは無い。第一に、腹が避けるほど大量には、収穫もで
きないし、飽きて食べられない。 (^_^;)
イチゴの種は、果実の表面についている黒い粒粒です。ワイルド系は、
果実が小さい分早く乾燥して、落ちて、自然に種まきが完了する。
栽培イチゴは、果肉が大きい分、黴が生えて、種も腐りやすい。
種まきには、人為的な保護が必要。大抵は、蔓による株分けで、繁殖さ
せる。(野菜果物イチゴは、植え付け時に、苗の植え付け方向に注意。)
このようなイメージです。
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たちつ
【近畿】
2011/09/12(月) 22:36:32
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余談ついでに、蔓イチゴ(樹木系)は、栽培品種でも、下痢や腹痛
を伴う場合がある。
この場合は、完熟を過ぎて、腐敗しているので、トロピカルな複雑な味
がする。食べて、素直な味(酸味とか素直な甘み)でなければ、吐き出せ
ば、下痢も腹痛もしない。ここが腐っても食べられるミカンとは違う。
何でも、食べるものの、基本的な味・香り・食感・見栄えを日ごろか
ら、自分の基準を知っておくと便利。
最近は、複雑な味が、流行なので、紛らわしいものです。
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ちーちゃん
【東海】
2011/09/14(水) 22:22:43
たちつさん
ありがとうございました。花も実も小さくて可愛らしいのでワイルドというネームがぴったりきません。窓辺に飾って見ているのもいいなと思うのですが地植えのほうが望ましいとのことですが、どんな場所がいいでしょうか。半日陰になる木の下とか午前中だけ陽があたるとか午後だけあたるとか。また鉢植えならどんなところがいいですか。ちなみに可愛いから食べないでジッーとみてたほうがいいかな
たちつ
【近畿】
2011/09/15(木) 03:30:38
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秋から春は、日当たり良く、水切れさせない。余り神経質でなくても良い。しいて言えば、保温霜よけは、しないよりしたほうが良い。
晩春初夏から晩夏初秋は、風通しよく、涼しくて、反遮光(光半減)
特に土を冷たく、水切れは、絶対にさせない。・・・極めて神経質に。
できれば、小さい鉢植えより、長細いプランター(2重底)など、が良い。
そういった意味で、西洋植木鉢のイチゴ用テラコッタ(陶器)は、実に上手く考えたものと考えます。
日本で言えば、石垣に植えたイチゴなども実に上手く考えた栽培方法である。
石や陶器は、日当たりガンガンでも、土や根を断熱する効果がある。
鉢植えなら、冬前後は、季節風を避けた陽だまり。
夏なら、薄日の射した木陰が良い。
いずれにしても、水切れは、枯れる原因となる。
風通しが悪いと、葉に黴が生えることがある。
一つか二つ食べてみれば、納得する。
草花も、料理と一緒で、触って楽しむ・観て楽しむ・香りで楽しむ・聴いて楽しむ・食べて楽しむ
後は、お友達(蝶とかてんとう虫やイモムシ毛虫)を呼んで楽しむ。
というイメージでしょうか。
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ちーちゃん
【東海】
2011/09/15(木) 14:46:45
[[解決]]
たちつさん 詳しく教えていただいてありがとうございます。
今は、20センチほどの鉢植えなのでもっと大きいものに変えてあげたいと思います。テラッコッタはおしゃれですよね。水やりに気をつけて大事に育てます 蝶やてんとう虫は歓迎ですが毛虫はチョット・・・
ありがとうございました。
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