冬瓜のツル
ベコじいじ
【関東】
2011/09/07(水) 12:50:03
冬瓜(青ん坊)のツルが伸びすぎて隣の畑に迷惑をかけそうになっています。そこで、ツルの先端を切ってツルの伸びを止めようと思います。
ツルの先端を切ってしまった場合、実の成長は止まってしまうのでしょうか?? また、受粉前の雌花や受粉後の雌花は成長するのでしょうか?? ご回答、宜しくお願います。
る
ばんざいうさぎ
2011/09/09(金) 13:06:56
念のため切らない方が良いかと思います。成長期に茎を切ると最悪水分が切り口から浸み出て止まらなくなり、株が弱る原因と成り得ます
冬瓜ではありませんが、同じ科のヘチマでは茎を途中で切ると結構な量の汁が浸み出て、昔はこの茎を一升瓶に受けて瓶の中に汁を貯めたものが「ヘチマ水」と呼ばれ、化粧水の無い時代に女性に愛用されていました。
ヘチマでもなく、先端の方であるますが、芽が小さい時分での摘芯以外での、成長を止める為の切断というのは成長期には避けた方が良いですし、先端を切るとそれ以降は葉数が殖えないでしまうのでそのツルに付く実の生育もあまり望めない怖れがあります
元々ウリ科で地面に這わせる類の栽培は最低株間4メートルは必要なのですが、充分株間をおとりになっていましたか?茎が地面を這うウリ科野菜は、元々自分の畑でもお隣の畑と近い場所に植えるには向かないですが、植えてしまってはしかたないですよね・・・。当地の、道路に面しているカボチャ畑でも、茎が歩道にすっかり飛びだしてしまって葉がワサワサ茂り、収穫時期には歩道にゴロゴロとカボチャが成ってる所をよく見かけます。そういうのは未熟で美味しくないので収穫しても廃棄する様です。
ツルは切らずに可能な限り別の方向に移動させてご自分の畑の方に誘導させるか(切るよりはよほど実へのダメージは少ないです)、いっそ境近くに丈夫な支柱を建て、それに丈夫なネットを張った物にツルを上へと誘引させてところどころ茎を縛って留めて、成ってくる実は網か何かで受け止めて支柱から垂らした紐に縛り付ける(実1個3〜4キロ×着果数に耐えられる網や丈夫な作りで)という、カボチャの空中栽培を応用しては如何でしょうか?当地に近い街ではカボチャが名産でビニールハウスの支柱を利用してカボチャの空中栽培をおこなっているところがあるのですが、特に実が小さい品種のなら実の重さを支える必要がなので、観光客が訪れる道の駅にはビニールハウス支柱で出来たカボチャのトンネル内にカボチャの実がいくつもぶら下がっている光景が楽しめます。
次回から地面を這うウリ科植物はお隣との境界から5メートル以上は離れた場所に植え付けるか、支柱を建てて上に向けて育てるかですが、場所自体広さがとれないならツルが延々と伸びていくものは諦め、ツルが伸び過ぎない小型品種のカボチャや、元々ツルの無いズッキーニなどを植えるのが良いですよ
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