ナツハゼの植え穴の作り方を教えてください
ab1000
【近畿】
2011/09/06(火) 00:35:36
50センチほどのナツハゼの苗です。
場所は滋賀県中部(比良山よりは南)で標高120Mぐらい
植える場所は一年を通して朝昼ともに日当たりは良いです
土はほとんど有機物を含まない真砂土で水はけ良く
ローズマリーや生け垣の杉だかヒバだかの木は元気よく育っています
ナツハゼについて調べてみると、弱酸性で花崗岩の土が良いということなので
その点問題ないのですが、どの程度有機物を含ませれば良いのかわかりません
過去ログからピートモスを入れるという意見もあったのですが
日本に自生するもので本当にそれが必要なのか、またその場合の量がわかりません
(ブルーベリーなんかは周りを分厚くピートモスで囲みますよね)
現在完熟バーク堆肥とピートモスは保有しています
どのくらいの大きさの植え穴にそれぞれ何リットルぐらい投入すれば良いでしょうか?
有閑店主
【東海】
2011/09/07(水) 18:41:40
参考図書は少ないでしょうが、比較的図書館で見られそうなものを
大沢章著 「木の実栽培全科」1988.6.30 農文協 に9頁割いています
基本は自生地の土に習うと言う事でしょうが、気候など環境まで完璧に合わせるのは至難。シャクナゲを以前は鹿沼土単用で育てる方が多かったのも そんな例の一つではないでしょうか。 「これだっていけそうだ」と 挑戦するのも趣味の内と小生なんかは考えます・・・・で、失敗の山 (・・;)。
能書きはさておき、拙宅での記録によりますと 鉢にて3年育てた後植えつけています。
○ 小さな築山(当地でサバ土と呼ばれる 個人的に植栽に好まない土)北東斜面に幅深さ50cm超の植え穴
○ 選別で撥ねた ボラ土・桐生砂・鹿沼土の粗・細粒、赤玉2袋、15Lのパーライト、自作完熟やや前の腐葉土(ふわふわで推定バケツ2杯くらい?)。ピートモスは地植えの場合、鉢植えよりはるかに変質し難いですから 腐葉土が無ければ平気で使ったでしょうね。
実は、その15年ほど前に平地で 枯れはしないものの上手くいかず再チャレンジでした。通気性(気相)の確保が元気に育つ要因の一つかと、更に良い結実には日照が肝要・・出来れば複数植樹。
有機物マルチは効果大を断言します。
環境なのか育て方なのか、アブラムシの酷さにギブアップなさった例が一件ありますので 窒素過多・日照風通し不良に注意。
サンゴジュ・イヌマキの多い環境ではアザミウマにやられることも見受けられます、これも放置すると無残。
素人です、詳しい方のレスが着けば そちらを優先してください。。。。言わずもがなでしょうが、植え付けは落葉期です
ab1000
2011/09/22(木) 21:56:59
[[解決]]
詳細な回答ありがとうございます。大変参考になりました。
ご意見を参考に、以前から気になっていた資材「ヤシガラ」を使って試してみようと思います。
1. 50センチの植え穴
2. 底15センチはヤシガラチップ
3. 残りはヤシガラチップ3土1で混ぜヤシガラチップのマルチ10センチ
4. アブラムシがひどいとのことなので、元肥無しで様子を見て有機液肥
ヤシガラチップはコガネムシがわかない、ナメクジが這わないというのネットで見たので試してみます。
ありがとうございました。
解決後ですが
2011/09/23(金) 08:26:33
ブルーベリーから草木の世界に入られましたか? 用土に関しては極めて「異端の部類」に入ると考えます、ツツジ科であろうと ブルーベリーは忘れるに限ります・・・というのが周りを見ての結論です。
さて本題
ヤシガラチップ(ナマのチップですね)、大量に土の中に敷き込む・大量に土に混ぜ込む 共にお勧めしませんね。理由省略、土や環境との相性を確かめつつの経験がモノを言う資材だと考えます。大型のプランターなどで独立した区域でなら 結果は如何あれ試してごらんになるのはいいことだと存じます。
ナメクジ云々については 某売り手のコメントで広がっているらしいですが、正しい事の証明は困難ですが、間違いの証明は簡単=反証が一つでも挙がればいいのです。 アハハ、ナメもコガネも入り込みます、目撃もしています・・・比較で入り込みにくいのかもしれませんが。
無礼なコメント平にご容赦、有閑店主
園芸相談掲示板@園芸相談センター