ベランダで・・・
riorio
【近畿】
2011/07/18(月) 12:48:30
ベランダで、草花を育てたりするのですが、最近必ず虫がついてしまいます。
以前いたところでは全くつかなかった花もアブラムシなどにやられて元気をなくしてしまいます。
今まで虫がつかないと思っていた朝顔にまでついたときはびっくりしてしまいました。
風通しなどがわるいのでしょうか?
原因がまったくわかりません。
きれいに咲いてる花をみると癒されるのですが、また虫にやられるかと思うと育てるきがなくなってしまいます。
思い当たる原因や対処方法などわかりましたらぜひ教えてください。
よろしくお願いします!!
らんらん
2011/07/19(火) 00:09:46
ベランダに虫が来やすい・・・かどうかはわかりませんが、アブラムシの天敵が来にくい環境にあるのかもしれません。
特に高い階だったりすると。
アブラムシは付き物だ、と覚悟の上、早期発見に努めるようにオススメします。
最初の頃の数匹であれば、ガムテープで駆除するだけで結構いけたりします。念のために害虫用のスプレーなどを周囲に噴射しておくとなおよしですね。
あるいは、オルトランを撒く(良く効くと思います)など。
ある程度薬剤に頼るというのはいかがでしょう?
我が家のアサガオにも付きました。
ハイビスカスなどにもつきやすいです。
一年草の花なども、大好物なようですね。
放っておくと気持ち悪いし、花が弱ってくるし、私は早期に駆除&お薬で退場いただくようにしています。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2011/08/01(月) 20:36:01
長文失礼します。マンション・アパートのベランダとの認識で私の経験などを書いておきますね。
マンション・アパートなどの構造と、容器植えという人工的な環境柄複合的なものが要因にあると思います。
元々コンクリートの塊である建物の、熱が溜まり易く乾燥気味になる傾向、その為に地面に植わっているよりも頻繁に水を与える。土は容器植え向きの養分たっぷりの土で、土の成分は地面植えより恵まれていて時には液肥などの肥料の与えすぎで窒素過多に陥り易い。
水たっぷり、窒素過多で育つと植物の細胞は軟弱に育ちやすい傾向にあります。地面植えのは根が土深く広く伸び少々の乾燥などには強く細胞そのものから丈夫に育ち自己防衛能力は高くなりますが、ベランダ栽培は土の量が限られ根の伸びも制限され、その場に放置されては育たない環境が故に人の手を必要とし、その分早くは育つけれど質は柔らかく自己防衛能力も低い物に育ちやすい・・・。例えば地植えのホウレンソウはうま味があって美味しいけれど葉が小さく固い。反対に促成栽培のホウレンソウは葉が育って柔らかいけど味が薄い。原理はこれと同じ。
アブラムシなどの小さな害虫は風に乗って飛んできます。羽が生えたメスが一匹辿りつけばオスがいなくてもかなり殖えます。自己防衛能力の高い植物ならそんなに殖えずに済みますが、ベランダ育ちの株は質も柔らかくて汁もたっぷり。おまけに自己防衛能力も低い。アブラムシにとっては凄く良い環境ですよ。
植物によっては栽培法の工夫や土の成分(特に肥料)など調整し、ベランダに熱がこもるのを防ぐなどで改善できる植物もあるかもしれませんがかなり難しいので基本、「ベランダ栽培には害虫は付きもの。居付くのを防ぐ」のが良いのかと思います。ある程度薬剤などの使用は仕方がないものもあるでしょう。
食べられる植物の害虫は、マメに観察し、付いたらすぐに手で取るが基本ですが観賞用で口には入れないものなら簡単な予防法もあります。
ニームオイルやニームケーキの使用で虫は付かないと思います。これは天然原料で一応虫以外には無毒とされていますが、中には害もあると言う説があるのでできれば食べない植物に使い、自己責任でお願いします。ただ、化学農薬とは根本的に違い、虫を餓死させる成分です。
ニームケーキだと土に混ぜて使えば長期間虫は発生しません。ニームオイルは水で薄めて週に一度は散布する必要があります。オイルは数度の使用では効き目が表れないので定期的に長期間使う必要があります。霧吹きでも良いので葉の表裏まんべんなく散布すればアブラムシも大量発生せずに済むはずですが手間がかかるので、入手可能ならニームケーキをお勧めします。あと、ハウス栽培などでは黄色い粘着シートを吊るして、来る虫をそちらに誘引する方法もありますが、屋外での効果はどのくらいか解りません・・・。
あとは、劇的効果は期待できませんがハーブなどのコンパニオンプランツを利用しての害虫回避か、益虫利用くらいですね・・・。
ベランダに置く植物のうち半分くらいをハーブなどにするとその香りや成分で害虫が近づきにくく感じます。コンパニオンプランツで効果を期待したいなら避けたい害虫ごとに選ぶ植物が変わります。ただ、ベランダ栽培ではどうしても効果が薄れがちなのは承知して下さい。効果は主に香りなのですが、ベランダ栽培では地面生えほど精油が作られないので・・・。
益虫の方はテントウムシの幼虫を何匹も捕まえて来られればしばらくはアブラムシを食べてもくれますが、そういう環境が近くにないと無理だし成虫になると居付いてくれませんよね・・・。
私の経験では、マンションの3階ベランダに植えてるカモミールにアブラムシが大量発生した時には、運よくハナアブの幼虫が発生しアブラムシを退治してくれました。飛んできたハナアブが産卵したのでしょうね。とても良い仕事をしてくれたのですが、見た目が物凄く悪いんですよね、この幼虫・・・。虫嫌いの人なら卒倒しかねないグロテスクさ・・・。まだテントウムシの幼虫(これも虫嫌いな人は苦手なレベル)の方がなんぼかマシ・・・。
ベランダでの、噴霧するタイプの薬剤使用時の注意ですが、屋外で直接噴霧しない方が良いです。無風時に噴霧すればベランダ内に滞留し危険、風向きなどで余所のベランダに流れていくと洗濯ものや蒲団に付く可能性や、異臭騒ぎになったりとトラブルの元です。マスク・ゴム手袋着用し、大きくて丈夫なビニール袋の中に鉢ごと入れて、中に空気を7〜8分目くらい満たし、その袋の口を絞って噴霧口をそこに差し込み袋の中に噴霧します。ある程度まんべんなくかかってから取りだし自然風で乾かします。なので匂いのキツイ薬剤だと一度に1〜2鉢程度でやめるくらいにしておくのが近所の迷惑になりません。エアゾールタイプの缶から直接スプレーするタイプのは、噴霧後1時間は口を閉じて置いて薬剤の細かい霧が落ち付いてから取りだすと良いです。使った袋の内側はなるべく触らず再利用せず、マスク・ゴム手袋と共に密閉して廃棄、服はすぐ脱いで洗濯、身体も念のためシャワーを浴びるなど、もしかすると微量ながらも付着しているかもしれない薬剤は速やかに洗い流すのが良いでしょう。
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