さくらんぼのアベック植え
チェリーマム
【近畿】
2011/07/01(金) 12:09:11
とあるサイトでさくらんぼをアベック植え(アベックフルーツというのですか?)しているものを見ました。
数年は想像できるのですが、成木になったらどうなるんでしょう?
生育に問題はないのでしょうか?
なんとなく、どちらかに生育が偏ったり、最悪枯れ込んだりしてしまいそう。
庭には実の成る木は植えない!と昔のヒトのようなことを言う主人がいるので、地植えはできませんが、アベック植えができるのなら鉢植でさくらんぼを育ててみるのも楽しそう・・・
どなたか、数年来育てていらっしゃる方はおられますか?
チェリーマム
2011/07/01(金) 12:10:37
ちなみに、今回私が見たのは、2種類の木をネジネジしながらひとつの鉢に植える・・・というものです。
空色
2011/07/01(金) 21:46:16
ねじねじに組んで育てると、やがて、どちらかが枯れます。
もしくは、両方とも弱りますね(^_^;)
大型のスリット鉢の真ん中に、塩ビ板で仕切りをして、2品種植えしたほうが、まだ救いがあるように思います。
ただ、2〜3年に
1度は植え替えが必要ですし、
大型果樹の鉢栽培は年月が経つほど大変です。
食味は全く違いますが、
チャイナチェリーや
ユスラウメのほうが、剪定もしやすく、鉢植えでも育て易いと思います。
でも、やっぱりサクランボのほうが
いいですよね…。
悩ましい選択です。
ミルテ
2011/07/01(金) 22:23:24
近畿でさくらんぼは、地植えでもなかなか厳しいですよ。
ですから、たとえ成木になるまで鉢で育てられたとしても、まぁ収穫はナイに等しいかと。
もし鉢でさくらんぼを育てたいなら、暖地桜桃という品種があります。
これは1本でも実がなりますし、実の大きさはちょっと小さいものの、実付きもとても良いので、これを代わりに育てられては?
ばんざいうさぎ
【北海道】
2011/07/03(日) 21:18:49
普通アベックフルーツと呼ばれる苗木は一本の台木に、相性の良い2品種の接ぎ穂を接ぎ木したもので、2本の苗木を軽く何度かねじらせて添わせ1本として育てる物とは厳密には違うものかと思います。もしかすると2品種を一本の木として育てる物の広義での総称として使われているのかもしれません。
サクランボとかリンゴの様に自家受粉しづらい果樹は大抵相性の良い品種同士を一緒に植えるわけですが、事情に寄り1本の果樹として育てたい場合はこの、一本の台木に2品種の枝を接いだ苗木を使います。
そして樹高が高く成らない様に枝を剪定・誘引しながら1本の果樹として栽培していきます。最近の台木は大抵矮性台木を使用していますので、本来ならかなり高い木に成る性質のサクランボやリンゴも人が手入れしやすい程度の高さに押さえられやすく成りました。これらは生産者の所で実が多く収穫できるようになるまでは苗木から10年くらいはかかりますので、流通している品種の苗木ならほとんどが矮性台木が使用されているかと思われますが、購入時きちんと確認しておくと良いです。
ただし、サクランボと言うのは他の方も書かれている様に近畿で育てるのにはかなり難しい果樹ですね・・・。近年の温暖化で従来の主要産地である山形県などでさえ暑くなり過ぎて生育に影響が出てきているのだそうです。これからまだまだ温暖化が続く様なら主要産地はもっと北の北海道に成ってしまうおそれがあると言うくらい、元々北方系の果樹ですから、近畿ではかなり標高の高い地域で無い限りは(ただし開花期の霜被害が防げればの話です)うまくは育たないでしょうね・・・。
元々大型になる果樹はいずれは限界が出てしまいますので、鉢植えなどの容器植え(巨大な酒樽プランターなど)に植えるのでも低木性のベリーなどの果樹を植える方が将来の事を考えれば無難ですね。
園芸相談掲示板@園芸相談センター