トマト,ナスが立ち枯れ
パッション
【九州】
2011/06/26(日) 14:35:26
庭にミニトマト3本,ナス3本を植えました。順調に育って身がなり始めました。そろそろ熟す頃と思っていたら,そのまましおれて枯れ始めますた。葉は枯れたまま実はいくらか熟しましたので食べました。1本目は花が咲く前に立ち枯れしましたが,2本目は実が付いてからでした。ナスも2,3個収穫してから立ち枯れしました。雨の精でしょうか,肥料でしょうか。6坪の小さな畑なので連作障害でしょうか。他には何か。
mutin
【関東】
2011/06/26(日) 18:17:40
雨、肥料、連作障害とある程度原因となりそうなものを特定されていらっしゃるのですから、それぞれについてもう少し書いていただかないと、アドバイスができないと思われます。
1. 雨が原因と考えられるようでしたら、畑の水はけはいかがですか? 雨後に水たまりが1〜2日できたままになるとか。ぬかるんで数日は入れないとか。
2. どのような肥料をどのようなタイミングでどこに施肥されましたか? 元肥はどうされましたか?
3. 連作障害を疑われるのであれば、過去2年ぐらいに植えた作物をお教えいただけませんでしょうか?
枯れたのであれば、抜いてみて根がどうなっているか? 周囲にコガネムシの幼虫のようなものがいるかどうか? なども原因特定のカギになりそうですね。
パッション
2011/07/04(月) 12:28:41
mutinさん,ありがとうございます。体調を壊し,しばらくパソコンを覗いていなかったので遅くなりました。すみません。
元肥は堆肥。追肥は油かす。水はけは良い方ではないですが,雨が降っていなければ畑に入れる程度。7坪の畑に,昨年からトマト,ナス,ピーマン,ゴーヤ,枝豆,オクラ,ダイコンなど季節に応じて植えました。根を引き抜いてみましたが特に虫などの様子は見られません。
この程度の情報でなにかアドバイスして頂けますか。
mutin
【関東】
2011/07/04(月) 19:40:52
おそらく青枯病と思われます。
青枯病は、病原菌が数年にわたって土中に残ります。土壌消毒が有効ですがその作業は難しいと思います。連作を避ける、接木苗を使うといった対策が一般的です。
御承知と思いますが、ナス科の植物は連作障害が強く出ますので、ナス科の植物を植えた場所は3〜4年間はナス科の植物を植えないほうがよいです。ナス科の植物としては、トマト、ナス、ピーマン、ジャガイモ、唐辛子、シシトウなどがあります。
連作を避けるには、区画を3〜4つぐらいに分け、連作を避けるように輪作して作物を植える管理が必要です。狭い畑ほどこうした管理が重要になります。ノートに作物や手入れなどを記録しておくと次の作物を決めるときにとても役に立ちます。
追肥として、油粕のみを上げられているのが気になります。油粕は、窒素分の多い肥料で、リン酸やカリなどに乏しいので、畑作用肥料として、単体で用いられることは少ないです。多く施せば、窒素過多になりやすく、窒素過多は青枯病を悪化させます。窒素(N)、リン酸(P)、カリ(K)の三要素をバランス良く施肥することを心がけてみてください。
パッション
2011/07/04(月) 23:00:51
青枯病という病気があるのですね。ぴったりの感じです。ありがとうございました。。しばらくは接木苗を使ってみたいと思います。
もう一つお伺いします。7坪の畑で4分割して毎年場所を変えることで連作障害は防げるのでしょうか
mutin
【関東】
2011/07/06(水) 12:40:30
4分割するのは、多くの作物を一時期に植える場合、それぞれを個別に管理するためです。たとえばナスとサツマイモを同時期に植える場合、それぞれを個別に管理する必要がありますから、結果的に畑を2分割して使うことになるということになります。この場合、作付け面積が異なってくるでしょうから、例えば、畑を4分割しておいて、区画1にナスを植える、区画2〜4にサツマイモを植えるというふうにしておきます。
区画1では、ナス科の作物を植えたわけですから、以降、数年は区画1はナス科以外の作物を作るようにします。
他にもマメ科などが連作を嫌いますし、また、基本的に同じ種類の作物を連作しないほうがよいです。
記憶力がよければ、いつ何を作ったかを数年分を覚えていられるのでしょうが、私は無理なのでノートに記入しておきます。これをみて、連作にならないよう、相性が良くなるように、次に何を作るか考えます。
パッション
2011/07/06(水) 22:49:18
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ありがとうございました。よく分かりました。これからも楽しみながら菜園を育てます。
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