アロエの葉先の枯れについて
犬塚信乃
【東海】
2011/06/02(木) 19:38:25
某日、某オークションを徒然なるままに閲覧していたら
結構希少なアロエが出品されていましたので
出品者のコメントを精読したところ、「葉先の枯れがカッコイイ」
という記述がありました。
私は思いました、「そりゃ無いでしょう」と。
園芸植物が枯れかけている状況をどうしたら「美しい」とか「カッコイイ」
とかいう表現に置き換えられるのでしょうか?
結局、入札はしなかったのですがアロエの世界(業界)では
葉先の枯れはそれなりの価値有るものなのでしょうか?
先達の皆様のご意見を聞きたいと思います。
SHIFT
【関東】
2011/06/02(木) 20:39:35
サボテン・多肉植物の楽しみ方は人それぞれですが、中でも、
この湿潤な日本で自生地と同じ本来の姿に仕立てようと研鑽している方々
は結構多いと思います。
葉先が枯れ込むほど水やりを辛くして育てることで、葉を徒長させず、
植物体が丸くなるように作り込むというのは、アロエについては
詳しくないので不確かですが、ここの管理人さんのデーターベースを見る
限りでは、Aloe graminicola (グラミニコラ)辺りでしょうか。
ハオルチアだとロックウッディーというタマネギのように丸くなる
のがあります。
こういったのは瑞々しくプクプクに太らせてしまうと没個性になって
鑑賞価値が落ちてしまうのです。
犬塚信乃
2011/06/03(金) 18:30:52
SHIFTさん、コメント有難うございます。
「硬造り」とか「辛く育てる」とかいう手法なんですね。
確かにブツはgraminicolaでした。
でも、私には葉先が枯れ込むことを喜ぶ境地は理解できそうにありません。
レモン
【中国】
2011/10/03(月) 00:52:13
私も、園芸の楽しみ方というのは本当に多様で人それぞれであると思います。
葉先が枯れる→植物が枯れかけている→かわいそうだ、「カッコイイ」なんてけしからん!とおっしゃる犬塚様はお優しい方だなと思いますが、では、
・トマトをいわゆる「いじめて」育てる(水をギリギリまで減らして実を甘くさせる)
・矮化剤を使った栽培や、何年も大きくしない盆栽
・本来休眠している時期にも温度を上げるなどして周年開花させる栽培方法
等に関してはいかが思われますか?どれも、「いいんじゃない?」と「植物がわいそう」の境界にあるような気がします。
アロエ・多肉植物の「辛い」栽培方法もよく知られた手法です。オークションの出品者の方も、「葉先が枯れこむくらい辛く育ててみました。どうですか?」と、そういった手法を好む方に自慢するお気持ちで「カッコイイ」と書かれたと思われます(オークションですし、アピールしたいでしょうから)。
もちろん、「そりゃないでしょう」と思われるのもご自由!オークション出品者の方を擁護する気持ちもありません。
犬塚様のご納得できる栽培方法を貫かれたらいいと思います。
...って言うまでもなくそうされますよね。なんだか上から目線ぽくなってしまいすみません。
私のボーダーラインは、そのアロエは、枯れていないので「セーフ(許せる)」かなぁ。(植物本体はきっとガッチリ締まったよい姿なんですよね?)「葉先の枯れ」=「カッコイイ」かどうか(枯れがあることによる価値)は実際私もよく分からないんですが...。(たしかに、枯れがない状態で姿はカッチリしている方がいい気もします)
アロエに詳しくないのに、こういった「植物談義」も楽しそうだな、などとつい参加してしまいました。「意見」というほどのものではありません。失礼しました。
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