水はけが悪い

[園芸相談センター]の過去ログです

ゆう 2011/05/29(日) 19:29:04
先月、やまぼうしを庭に植えました
植え付けの際、直経1メートル深さ50センチ程の穴を掘ったんですが
、雨が降るとその場所がブカブカの状態になります。
現在、葉が枯れて落ちているのもあります
庭の土は少し掘ると粘土状でした。
今後の対策を教えてください

【北陸】 2011/05/29(日) 21:54:56
こんにちは。
これから梅雨を前にして、ご心配ですね。
先月の植え込みというのはずいぶん遅いように思いますが、
何日ぐらいでしたでしょうか。
根巻き苗であれば、どのくらいの大きさかもお書きになると
レスがつきやすいと思います。

粘土質の土に穴を掘ったが、そこが池になるというのですね?
植木を地植えするときには、植え込み穴を作るというより、
周りをよく耕してその上に木を据え、周りを新しい槌で覆う
くらいの高植えにすべきです。地面から木が垂直に立ってい
る状態では土が落ち着くと穴になります。そんなパターンで
すか?

そうなら、対策として(根ぐされ状態にもよる。)
          地起こし
          溝きり(排水溝作り)
          植えなおし
などを思いつきました。

たちつ先生がよくおっしゃるのが、50cmの穴を掘ってバケ
ツで水をうめてどのくらいで排水するか調べる方法です。
その深さでしみこむのであれば木の周りに4,5ヶ所穴を掘っ
て秋まで待つこともできるかもしれません。

あるいは溝を掘って低い土地に排水が可能であれば、穴を開け
た管を地中にうめ、排水口を低い土地に出すこともできるかも
しれません。

それでも秋、葉を落としたら高植えに植え替える必要があると
思います。

今、根をいじるのは避けたいのですが、排水がままならないの
であれば植え替えます。山砂、腐葉土、などを混ぜた土を
(20L袋で6,4ぐらい?)追加するイメージで庭、花壇に
ヤマボウシを高く植えつける感じでしょうか。
ヤマボウシの根本が花壇より30〜40cm高くなり、すそが
直径1mの山になるとすると土は8000平方cmの土地に高
さ40cmの円錐で100Lの土を入れればいいことになります。
もちろん、植える土地の下の土も根を伸ばせる土がいいのです
が、今は100Lの植木鉢に植えたと思って、剪定をして、
鳥居型にでも支え木などをして根が動かないようにしておきま
す。
数年かけて他の土を起こして山砂などと混ぜることで土壌改良
するといいのではないかと思います。

ゆう 2011/05/30(月) 13:33:21
久様、詳しいアドバイスありがとうございます。
植え付けは4月20日くらいで2メートル程の根巻き苗でした。
最近気になってたんで、穴を掘って水はけを調べるのを先週やってたんですが、1時間以上経っても水が残ってる状態でした。
これから雨が多なるので、思い切って高く植え直そうと思います。
園芸初心者なので、樹には可哀想な事をしましたが、これから元気になってくれるよう頑張っていきたいと思ってます

たちつ 【近畿】 2011/05/30(月) 14:12:01

粘土質について、一般的に、赤土粘土なら、まだしも、黒粘土・青粘土なら、粗い川砂を5割り程度と腐葉土も3割り程度混ぜて、尚且つ植える場所のみならず、排水路を切り開かないと、なかなか難しい。
更に粘土に、ドブ臭い異臭がすれば、より難しい。
凸状山高5-60cm程度に植え付け、しっかりした支柱を立てておいたほうが望ましいかも。(数年後の倒壊防止)


ゆう 2011/05/30(月) 15:57:53
たちつ様コメントありがとうございます。
庭の土は20センチ位掘ると、ちょっと青っぽい粘土でした。
15年前は、田んぼでした。
少し質問ですが、今回の件で、山砂と川砂どちらが良いでしょうか?
また、腐葉土とバーグ堆肥で割合、腐葉土だけが良いのかとかあれば、
教えてください
よろしくお願いします。

【北陸】 2011/05/31(火) 01:00:08
ゆうさん、こんにちは。
どうも私の考えよりも状況が厳しいようですね。

20cm掘ったら、粘土が出てくるのであれば、それよ
り深く掘ってはいけません。
たちつ先生がより粗い川砂というのはより粒が粗い砂を
意味します。粘土に腐葉土とあわせて4倍の土を混ぜる
のでもそれが正解なのでしょう。(粘土に混ぜないので
あれば関係ないと思います。)


粘土質の土に砂を混ぜるとセメントのようにより硬くな
ることがあるので、下手に少しの土を混ぜないで客土と
して新しい土を入れてその土で生活空間を作る。
とりあえず鉢植え程度の生活空間を。と考えたのですが、
表面に100L後は木の下の土と混ぜて木の下に主根が
伸びれるように新しい土を混ぜて敷いておく、くらいの
つもりでした。

しかし、どうやら場所は長らく田んぼ、沼地のあとのよ
うで、花壇として申しわけ程度に20cmの土をしいて
あるようです。このような土地では、1mを越す樹木は
遠からず根ぐされになります。
そこで、たちつ先生は将来のことを考えて、粘土と混ぜ
る土は4倍も必要であること、生活空間としては、5,
60cmの土を考えたほうがいいことなどをお話くださ
っているのだと思います。
また、将来主根が粘土層に当たったらそこで成長が止ま
るので、支えが必要になる(厳しいですね。)とおっし
ゃっているのだと読みました。
そこで周辺より60cm高くすれば庭に建設会社が入れ
た土とあわせて80cmの客土ということになり、高木
でなければ、何とかなる(主根が浅いので倒壊には注意。
下が固い粘土なので、数年に一度、粘土際まで1/3ず
つでも土を起こすともっといい。)ということでしょう。

高さ60cm、すそ半径60cmとすると、とりあえず
の山は12000平方cmの円に高さ60cmの円錐な
ので、240Lの土の計算になります。20L袋12個。
将来的には、庭全体にあと高さ20cmは土がほしいも
のです。うーん、個人では大変ですね。

私は、住宅地の下の土が不安だったので、造園業者にブ
ロック1個分花壇を高くしてもらって、山砂をいれ、ヤ
マボウシをすえてもらいましたが(12平方m程度の花壇)
造成費として10万円はかかりませんでした。
業者に相談されるのも一法かもしれません。


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