ヒアシンスの葉

[園芸相談センター]の過去ログです

めい 2011/05/13(金) 10:27:04
庭植えのヒアシンスですが、葉がかなり長いのです。平成19年か20年に購入したものです。毎年掘りあげています。昨年購入したものは地際すれすれで咲いているのですが、その他はかなり背が高くなりました。毎年高くなっているようです。葉も長いです。花より長いです。雨・風で倒れてしまうのです。他の家のヒアシンスはこれほどではありません。わが家はあまり日当たりは良くないです。そのためか日当たりで咲いているヒアシンスより開花は遅かったです。

【北陸】 2011/05/14(土) 21:39:25
こんにちは。
北陸の我が家でも、花が咲いた1週間ほどで花を切り、球根を肥育
しています。
葉がどんどん大きくなって今ではスイセンと見間違えるほどの長さ
で、しかもより幅広の葉が広がっています。
花が4,5輪の貧弱だった株の葉も今では区別がつかないほどです。
毎年、この時期、スイセン、チュ−リップなど、(夏のユリ後も)
葉が倒れながら、静かに少しずつ枯れていき球根が太っているよう
に感じています。
ということで心配なさることはないのではないでしょうか。
翌年の花が見られるように気を使っているのですが、自然相手のこ
とでもあります。
手っ取り早い「新しい球根で更新」を選ばない以上、
「自然任せでどきどき」というスリルを味わうようにしています。

たちつ 【近畿】 2011/05/14(土) 22:48:03

相対的に、球根が未成熟の場合には、葉は細く長い・花茎も長く、花数も少ない。球根が成熟すればするほど、葉巾大きく・短い。花数多く茎も短い。花数多く花茎の長短は、ヒアシンスの気分と環境によって変わる。
もともとから、発見→入国→国柄の好みによって、質素な品種(原種系)と豪華な品種(改良系)に分かれる。
極端な話、動物のカンガルーのような、有袋類(胎盤が無い)か普通の無袋類(胎盤がある)かのようなもの。 有袋モモンガと日本モモンガ
の違いのようなもの。モモンガとは、飛行(滑空)するリスのようなもの。
http://pds.exblog.jp/pds/1/201007/15/31/c0218031_9343837.jpg
http://pedia.mapion.co.jp/ja/5/5d/250px-Pteromys_momonga_fauna_japonica.jpg


ばんざいうさぎ 【北海道】 2011/05/15(日) 23:11:08
単に日光不足による徒長の様に感じますが・・・。もしそうなら日当たりの良い場所に植えるか、鉢植えにして葉のある時期は出来るだけに当たりの良い場所に移動させるくらいですね

【北陸】 2011/05/16(月) 09:20:58
こんにちは。
ばんざいうさぎさん、「鉢植えにして」というのは来年以降の話
ですよね。
それでも、
「春咲き球根はなるべく涼しい状態で静かに余命を遅らせる管理」
を私はしているので、「木陰?ナイス!」と思ってしまい、ばん
ざいうさぎさんと意見を別にしています。涼しい北海道とやや涼
しい北陸地方とでも違いがあるのでしょうか?
ちなみにうちのヒヤシンスは葉がチューリップ並みの大きさと広
さです。昨年はもう少し小さかったですが、球根も不十分な大き
さにしかならなかったように思っています。
今年は春先から、昨年より涼しい日が多かったように感じている
こと、やまぼうしの開花を求めて肥料を控えたおととしよりも昨
年は積極的に肥料を与えたこと(牛糞堆肥のすきこみ、化成肥料)
などの結果もあるかと思っています。
ただ、稲など、葉が倒れるというのは確かにK不足、日照不足、
水分過多などでも起こりますからその辺の検証はできていません
が。
まあ、所詮は素人の庭でのこと。そうやすやす毎年立派に咲くよ
うであれば園芸店が困るかもしれません。わたしは
「お隣さんと比べて、違っていれば理由を聞いたり考えるのもい
いですね
でも素人なので多大な期待をしないで楽しみましょう」
といいたいと思います。
(素人のお隣さんです。でも地域は名前の横から選んで表示して
ほしいですね。)

ばんざいうさぎ 【北海道】 2011/05/17(火) 19:29:31
>めいさん
やはりお住まいの地域をお書きにならない事には適切なアドバイスが得られないかと思います。できれば日当たりの他の栽培環境(土質や水はけ、風の通りが強いなど)土に混ぜる肥料の種類なども追記していただくと良いと思います。

>久さん
久さんこんにちは。
確かに春咲き球根の栽培管理は耐暑性の問題で地域により変わってしまいやすいですね。やはり北海道と言う場所柄私のところは環境が恵まれ過ぎているのかもしれません。それでもここ数年の猛暑は北海道でも例外ではなくて、長年咲いていてくれていた小さな林風木立ち(元は日本庭園風の庭木の集まり)の端近くに長年植えてあった黒百合(当地の自生物ではないですが北海道のもの)親株もこぼれ種子からの芽も全部暑さの為に球根ごと消えてしまったのにはかなり驚きました。何かが掘ったわけでなく、生えて来ないのでほじくってみれば跡かたもないのです・・・。お恥ずかしい話ですが自然風の植さいにしているところなので開花後は木陰と下草が適度に保護してくれていたはずで、他の植物にはさほど影響は無かったのですが・・・。去年北海道に避暑に来た方が「北海道の方が暑い!何のためにここに来たのやら」とぼやいていましたっけ。元々北海道で自生しているものすら消るという近年の猛暑は異常ですよね。各地にある原生花園の黒百合たちはどうだったのだろうと心配しています。

私のヒヤシンスへの考えは、葉が枯れるまではなるべく日光にあてて光合成をさせてあげたいという点を重要視しています。確かに本州の地域によっては開花後に急に気温が上がるので気温の高さから守ってあげたいという考えも必要なんですね。その点は経験が無いので回答に配慮が足りなかったかもしれません。元々はチューリップなどと同じ性質のもの、元々本州での夏越しは難しいでしょうし。結局は適切な対処は各地域により違うと言う事でしょうね。地元の園芸センター(緑のセンターなど)が一番頼りになりそうと思います。

ちなみに今住んでいるところではヒヤシンスは南に面していて花後に当地の山自生の日本スズラン(以前先代が山に住んでいたので庭木に付いてきた)の群生の陰に成ってしまうところと、やはり南側で砂利の場所に植えられているもの、隣の神社の針葉樹林で遮られるので西日がほとんど入らず有機物の多い少し低い所に植えたオレンジ色の‘オデッセイ’があり、そこのが一番旺盛に茂りますがすぐ花茎も葉も倒れいつも徒長気味なんです。それで今回の回答はそこから連想したものです。でもいつも雪が溶けるのが一番遅い場所なので他の場所よりも短期間に急成長してしまうのも原因の一つかも。元湿気地(ヤチ)だった場所ですがラッパ水仙はこういうところが良いのかこれに限っては急成長しても徒長もせず綺麗に咲き、敷地の中での水仙では一番勢いの良い所です。
砂利に生えているものは光を遮るものがなくかなり高温に成るはずなのに古い品種の紫・白・ピンクやローマンヒヤシンスもある)なのか平気で締った姿で毎年咲いています。元湿気地という条件と先代が農家をしていたので牛フンを仮置きしていた場所だったそうでお隣との境界の生垣下にオオウバユリが毎年芽を出す様な場所なので砂利の下は案外肥沃な土質なのかもしれません。見かけだけなら普通なら過酷な環境なはずなのに殖えたり大きく成る事まではないですがいつも同じ大きさの株を維持して咲いていますよ。

それにしても、ヒヤシンスって肥料など条件が良いとそんなに巨大になるんですねぇ。凄いものです。そういう、時としてビックリするような出来事も園芸の楽しみのうちですよね。花苗の土に交じって一人生えしたのがいつのまにか咲いていたり、いつの間にか近縁種同士(当地自生で我が家では雑草×外国の園芸品種)で交雑してオリジナルの花が咲いていたり・・・。こういう楽しみを知ってしまうとなかなかやめられるものでは無いですよね。

【北陸】 2011/05/17(火) 21:08:54
ばんざいうさぎさん、こんにちは。
わかっていただけているものと思いますが、先生のレスの熱心さ、
実践に裏打ちされた造詣の深さにはいつも感動していて、決して
けちをつけたりする意図はありません。
ただ私の庭ではこうであるということがばんざいうさぎさんのお
話と違うところがあるという報告もみんなが立ち寄る掲示板らし
くっていいと思っていますので。

私にとっても今年のヒヤシンスの葉の充実振りは驚きです。
狭い花壇で、日々の移ろいが感動を与えてくれます。

えらそうに「うちのヒヤシンスはね…」という私を笑って許して
くださいな。

めい 【甲信越】 2011/05/20(金) 15:27:00
[[解決]]
皆さん、有り難うございました。確かに、2年前に庭の南側に家が建ち、日当たりは悪くなりました。本で見るヒアシンスは、花の脇に葉が添えられているので、驚いてしまったのです。そこそこで環境が違うので、咲いてくれたら有り難うと感謝することにします。


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