バラのうどんこ病 ノースキトン等

[園芸相談センター]の過去ログです

パピママ 【関東】 2011/04/18(月) 12:06:30
はじめまして

横浜在住です。

バラを地植え20鉢ほど植木鉢10鉢ほど育てています。

あまり日当たりの良くない庭です。

相談は長尺苗で3年前に購入し今年地植えしたマダムイザークプレールのうどんこ病についてです。

去年まで10号スリット鉢で育てていましたが、うどんこ病がひどく今までひとつも花を咲かせられません。去年は大きな蕾が30個以上つきましたが結局開くことはありませんでした。

うどん粉病の対策としては去年までは、3月末から春の開花までトリフミン、ダコニール、サルバトーレ、パンチョ、サンヨール、カリグリーン、ムシキントール等をに2週間程度に1回撒いていました。展着剤はアプローチを使っています。

お医者さんの書かれた本をみてイソジンの希釈液の手塗りも試してみましたが、そのときだけなくなったように見えて結局再発してだめでした。

あと少しで咲きそうな蕾のひどいうどん粉にはカダンセーフのスプレーも試しましたが、咲かせてあげられませんでした。

他のバラも多少うどん粉になりますが、蕾がすべてだめになるのはイザークだけです。

あまり農薬だけに頼るのもと、今年はノースキトンをアグリチンキとジックニームと混合して3月25日に散布しましたが、やはり不安になり4月2日にトリフミン、ダコニール、オルトラン、アプローチを散布、その後4月12日にノースキトンの混合液を散布、そして今朝4月18日にサルバトーレ、モスピラン、トップジン、アプローチを散布しました。

しかし、イザークの葉にうどん粉の初期症状の葉のうねりが始まり、また今年も花が咲かないのかしら・・・と心配です。

肥料はブラドミン5を主体に3月から月2回ほどアルゴフラッシュをあげています。

ノースキトンはうどん粉病に効くのでしょうか・・?

今年今後何を撒くべきでしょうか・・・?

色々な本やネットを見て情報に翻弄されているのか、どうしたらいいのかわからなくなっています。

上手に育てていらっしゃる方何かいいアドバイスがあれば教えてください。










イザークは

パピママ 2011/04/18(月) 12:09:32
ごめんなさい、最後のイザークは・・・は消し忘れです。
直し方がわかりませんので、ここで訂正させてもらいます。

R・ひろき 【関東】 2011/04/18(月) 13:48:57
 こんにちは。

 その品種を持っていないので、品種の特性については書けませんが、うどんこ病について書きます。

(1)肥料
 まず、その株については、肥料を少なくしてみてください。
 液肥を無しにして、窒素を抜く感じで、置肥があれば取り除いてください。

(2)庭で効きにくい農薬探し
 そして、農薬については、散布しても治らない、広がったというようなことがあったものは、使わないようにしてみてください。
 カダンセーフ等は、耐性のついたうどんこ病にも効きますが、酷くなってくるとききにくくなります。
 その他の耐性のつきやすいもの、トリフミン、サルバトーレ、トップジンについて、撒いた後の具合が悪ければ、数年使わないように。

 株数からみますと、もしかして以前に、スプレー剤を使われたことがあるかと思います。
 スプレー剤を連用していた庭では、そのスプレー剤に含まれていた成分が効きにくくなっていることもあります。もし、スプレー剤を使っていたことがありましたら、その銘柄を書いてみてください。トップジン、サルバトーレは、スプレー剤に使われていることもあります。

(3)農薬の追加
 農薬については、いくつか買い足して、効きにくくなったものと交代させてみてください。
 カスミンボルドー、ポリキャプタン(これは混合剤です。あるいはポリオキシンが入っていてバラに適用のあるもの)などです。
 手にはいるなら、アフェットフロアブル、フルピカフロアブルなどを。

 アフェットフロアブルとフルピカフロアブルは予防として、ポリキャプタン(ないしポリオキシンを含むもの)は、浸透移行性が強いので、新芽が急激に伸びる時期の直前に。

(4)葉を傷めない
 うどんこ病については、農薬や肥料の選択のほか、葉を傷めないようにすることも必要です。
 葉が華奢な品種については、イソジンなどを使うと葉を傷めることもあります。
 乳剤のサンヨール、ムシキントールなどもできれば避けて、フロアブル剤のほうで予防してみてください。
 アプローチBIと同時に、アビオンEを使ってみるといいと思います。固着系の展着剤で伸び広がりは悪いですが、葉の上に膜が出来て葉が傷みそうなときには良いと思います。
 葉を傷めないようにすれば、二週間に一度ではなく、酷いときなどは一週間に一度に詰めることもできると思います。

(5)葉にくっつける
 うどんこ病が酷くなってきた時は、うどんこの葉に薬液がつくかどうか、調合したあと試してから散布してみてください。くっつかないようでしたら効きづらい場合もあります。

(6)散布間隔と枝の伸び具合
 散布間隔は、現在二週間に一度とのこと、バラが一番伸びる時期は、二週間間をあけると、30〜40センチくらい無防備の部分ができてきます。直前に使った農薬が、浸透移行性のないものの場合、伸び出した枝は無防備状態になります。酷くなりそうなら、できれば間に1回、散布を追加してみてください。

(7)春苗&鉢物(長尺含む)
 庭全体でどうしてもおさまらない場合、春苗&鉢物(長尺含む)を2年くらい買わないようにすると、春先の出方が緩やかになってくることがあります。発病していなくても、実はくっついてきている(じきに粉を吹く)ということもありますので、あまりに毎年酷ければ、裸苗のみにするのもひとつの手です。

(8)芽かき
 時期的には遅いですが、風通しが良くなるように、内側を向いた枝で弱いものがありましたら、少し整理してみるといいかと思います。来年からは、ちょっとやりすぎというくら芽かきしてみる手もあります。

パピママ 2011/04/18(月) 15:08:25
R.ひろきさま

早速の詳しいお返事ありがとうございます。

(1)肥料、アルゴフラッシュやめてみます。

(2)今去年の散布ノートを確認してみましたら、撒いた後も広がったものは、サルバトーレ、ムシキントール、サンヨールです。数年も使ってはいけないとは、分かっていませんでした。今朝も早速サルバトーレ撒いてしまいました。去年初めて買った農薬でしたし、1回しか使っていなかったので、耐性がついてるとは全く思っていませんでした。
バラを初めて13年程です。初期株が少なかった頃に使っていたスプレー剤は思い出せないものもありますが、カダンD、オルトランC、スミチオンスプレー、アタックワンAL等は使ったことがあります。

(3)教えていただいた新しい農薬は、是非試してみたいです。ポリオキシン以外はどこで手に入るのでしょうか・・?

(4)乳剤が葉を痛めるのは知りませんでした。辞めてみます。アビオンEは去年ずいぶん探しましたがどこで売っているのか見つけられず購入できませんでした。

(5)葉にくっつけるのですね。次回試してみます。

(6)そうですね。できれば避けたくてノースキトン等を間に挟んでみましたが、結局出始めたのですから効かなかったという事ですね。毎週散布も検討してみます。

(7)新しい鉢を買わないほうがいいのですね。今年はもう既に購入してしまいました・・・来年は我慢してみます。

(8)芽かき、思い切った事はしたことありません。ちょっと心を鬼にしてやってみます。

色々ありがとうございました。

すなご 【九州】 2011/04/18(月) 15:59:56
今日薔薇を育てる会で教えて頂いたのですけど薬剤のことはひろきさんが詳しく書かれているので納得ですが、薔薇は水が大好きだから水を切らさない事、(鉢植え)それも朝9時ごろまでに葉っぱにかけず根元にやるように教えて頂きました、どうしても水切れして、しおれかけていたら少しだけ与えて次の朝たっぷりやること、水を上からかけるとうどんこ病にかかりやすいと言われました、もし参考になればと思います。

R・ひろき 【関東】 2011/04/18(月) 17:09:38
 こんにちは。

(2)のサンヨールは予防剤なので、撒いた時点ですでにうどんこ病が侵入していれば、撒いた直後に粉を吹き始めることはあります。
 サルバトーレとムシキントールのほうは、葉にきちんとついていて、それでも撒いたあと増えてくるようでしたら、しばらく使わないようにしてみてください。マネージもムシキントールと同じ成分なので、しばらく避けてください。

>カダンD、オルトランC、スミチオンスプレー、アタックワンAL等
 このなかで耐性がつきやすいのは、サプロールの成分とラリーの成分です。仲間としては、マネージやサルバトーレ、トリフミンと同じ仲間に入ります。
 もし、別系統のトップジンMが効いているようでしたら、古い農薬ですが、ベンレートを使ってみるのもいいと思います。
 

(3)アフェットフロアブル(花卉には灰色かび病の適用ですが)は豊田肥料のインターネット通販、フルピカフロアブルは地元農協の取り寄せと土浦農芸のバラ会の通販、アビオンEは農協の取り寄せと土浦農芸で買ったことがあります。
 カスミンボルドーは園芸店で小箱で買ったり、大袋ではカッパーシン水和剤という名前で売っています。

(6)ノースキトンは一瓶だけ使ったことがあります。散布ではなく潅水で使ったので、効果はよくわかりませんでした。

ゆきえ 【関東】 2011/04/18(月) 18:44:36
はじめまして、こんばんは。
私のマダム・イザーク・プレールも今年で4年目になります。同様に長尺苗を購入しました。最初から地植えにして、初めての春はうどん粉病に罹りましたが、花はなんとか咲いてくれました(その時はスプレー剤を散布する程度)。翌年からは黒星病には悩まされていますが、うどん粉病は皆無です(花は綺麗に咲いています)。地植えなので、肥料は寒肥のみです。育てている感じとしては、この品種は太くて力強いシュートが出るし、割と日陰にも強いのではないかと思います。鉢植えよりは、地植えに向いているのではないかと思います。
ひろき様がおっしゃるように、まずは肥料を少なくして株自体を強く育ててみてはと思います(経験者の皆様と同列に回答すること自体恐縮なのですが…。すみません、薬剤の知識も全くありません〜)。
今年は地植えにされてということなので、力強いシュートを育てて来年に希望をつなげてみては♪

パピママ 【関東】 2011/04/18(月) 20:48:02
すなごさま

確かにバラはお水が大好きですね。お水を切らさないように気をつけます。葉をぬらさないほうがいいんですか。うどんこ病は水に弱いとも聞いたのですが・・・バラって難しいです。
アドバイスありがとうございました。


R・ひろきさま

サルバトーレ、トリフミン、すごく頼りにしていたのですが、確かに効いてないみたいです。やめてみます・・・

色んな農薬の購入方法教えていただき本当にありがとうございます。是非購入してみたいと思います。


ゆきえさま

同じ時期に購入されたマダムイザーク、上手に咲かせていらっしゃるんですね。美しいローズピンクの花、私も早く見てみたいです。
おっしゃるとおり今年からは地植えなので来年に期待します。
日陰にも割りと強いのではというのは、我が家にはとても心強いです。
我が家のうどんこ君も太いシュートはしっかり出ています^^
ついつい手をかけすぎるのが私の悪い癖で、肥料もやり過ぎ気味なので控えてみます。
色々ありがとうございました。

gardenfan 【近畿】 2011/04/18(月) 20:50:28
>しかし、イザークの葉にうどん粉の初期症状の葉のうねりが始まり、また今年も花が咲かないのかしら・・・と心配です。

葉のうねりは、うどんこ病もありますが、この時期なら寒さに当たったのが原因かとも思います。

私もバラを始めたころは、うどんこに悩ませられましたが、ひろき様のHPで薬剤について教えていただいたのと、病気に弱いバラの削除によって、なんとか続けています。
弱いバラを捨てるという選択肢もあります。
特に地植えのツルバラやオールドローズは止めておいた方が良いです。うどんこの胞子を鉢植えのバラにばら撒くことになります。

薬剤散布についてはメリハリが必要です。発病する条件の気候になった時に集中して週1回の散布をして下さい。そうでない場合は出来るだけ使用しないことです。

パピママ 【関東】 2011/04/18(月) 23:11:46
gardenfanさま

アドバイスありがとうございます。
葉のうねりはまだうどんこと決め付けないほうがいいかもしれませんね。横浜も今日あたりから冷えてきましたので、しばらく様子を見てみます。
メリハリですね。気をつけます。

パピママ 【関東】 2011/04/18(月) 23:53:40
展着剤のことでひとつ質問させてください。
スカッシュというものも持っていますが、これはうどんこ病の際、アプローチと一緒に使ってもいいものでしょうか?

R・ひろき 【関東】 2011/04/19(火) 07:59:56
 こんにちは。

 スカッシュ+アプローチBIはやったことがありません。
 どちらも浸み込むタイプなので、どちらか一方でやれるなら、どちらか一方だけを使っています。
 ハダニなどが気になるときはスカッシュ、病気が気になるときはアプローチBI、薬害を出したくないと木はアプローチBIというふうにしています。
 薬液を作ってうどんこの葉に吹いてみて、くっつくと確認できれば、どちらか片方でいいと思います。クチクラを傷めないようにするなら、アプローチBIのほうがいいと思います。

パピママ 【関東】 2011/04/19(火) 14:55:38
R・ひろきさま

早速のお返事ありがとうございます。

うどんこの葉に薬がくっつけばいいのですね。
とても分かりやすいです。
薬剤、展着剤、それぞれ色々な役割があって
飲み込みのいいほうではない私には中々難しいことが多いです。

今朝雨上がりの庭にでて観察したところ、葉のうねりが少し収まっているように見えます。もう少し様子を見ないと何とも言えませんが、もしかしたら昨日の散布が効いたのかもしれません。

何度もとてもご親切に教えていただいて本当にありがとうございました。

あいしす 【近畿】 2011/04/19(火) 23:04:59
>今年今後何を撒くべきでしょうか・・・?

何も撒かないということは考えられませんか?

文面から薬漬けにされて悲鳴をあげている
かわいそうなバラのイメージしかわきません。

>ついつい手をかけすぎるのが私の悪い癖で

自覚があるようですが、過保護がかえって
バラをスポイルしてしまいます。

植物本来の生命力(治癒力)をもう少し信用されてはいかがですか。

あまり参考にならないかもしれませんが
家にあるバラで一番うどんこ病がひどいのは「新雪」です。
それでも年間300〜500程花を咲かせてくれます。
50程度はつぼみのままです。
農薬は一度も散布したことがありません。

R・ひろき 【関東】 2011/04/20(水) 05:28:52
 むしろ今回はバラが悲鳴をあげているとすれば、バラに対してテストもなにもされていないものを使ったためかもしれないですね。たとえば、イソジンとか、何かとかですね。イソジンは葉がかなり傷むことがあるので、あまりお勧めできません。傷めば病気が酷くなりやすいです。

 農薬自体は二週間に一度しか使っておられないので、撒きすぎということはありませんよ。


 回答のほうも、農薬オンリーではなく、育て方や環境についてのものも平行して行っています。
 そちらも質問者のかたが読まれて、実行するとおっしゃっているので、農薬に頼りきる気はないと思われます。薬漬けで悲鳴というのは、ちょっと違います。

※うどんこ病は環境によってはほとんど出ません。

※また、うどんこ病が出ても咲くバラと、咲けないバラがあります。花首の強さ、花弁の開きやすさなどによります。つまり品種によります。育て方によるのではありません。

クレマ 【東海】 2011/04/20(水) 12:12:08
あの、あまりにも知識不足なので、参加すること自体おこがましいのですが・・・。経験年数も少ないうえに、フルタイムの仕事を持っているため、あまりお世話に時間をかけられない、手抜きベランダガーデナーです。そのつもりでお読みくださいね。

8鉢ほどのバラがあります。スペースの関係上半分はミニバラですが、このミニたちがウドンコ病がひどかったのです。パピママさんほどではありませんが、薬剤もあれこれためしました。あまりに酷いのであきらめて処分した株もあります。

昨年夏、ニーム核油かすがよいと聞き、それまで「バラ用」と名前を冠していた油かす系の肥料を与えていましたが、これをニーム核油かすに替えてみました。例年ですと、秋にも発症していましたが、昨年はなんとゼロ。ビックリでした。

今春は実験としてニームと以前のバラ用油かすを半々で施肥してみました。例年ですと、5月ごろから発症してくるので、これからどうなるか注目してます。

ご参考までに。

薔薇と鳥 2011/04/20(水) 17:52:43
耐性の問題は難しいですね。ご近所に花好きで農薬を使う方がおられると趣味の園芸のような本に出ている農薬はほとんど効果がないかも?

農薬や肥料に関しては詳しい方がアドバイスされていますので、我流のお手軽簡単すぐ出来る方法を・・・

うどんこ病(アブラムシ、ハダニ)を見つけたら、その部分に食用油の100倍液(分離しないように石けん液か台所用中性洗剤を少量加えて作ります。)をスプレーするか指先につけて塗るかで対応しています。

うどんこ病には、アロエを塗っても効果があります。(農薬を使用しておられる方の次回散布までの応急処置にも良いと思います。)

農薬は使用していませんが、これらの方法でうどんこに弱いと言われる品種も美しく咲いています。

あいしす 【近畿】 2011/04/21(木) 00:06:49

> 農薬自体は二週間に一度しか使っておられないので、撒きすぎということはありませんよ。

なぜ「一週間に一度」ではなく「三週間に一度」でもなく
「二週間に一度」なのかわかりませんが、
農薬の効用が二週間で切れるということでしょうか?

二週間おきに散布するということは、常に薬が効いている状態にしておくということで
これはまさに薬漬け状態ではないですか?

R・ひろき 【関東】 2011/04/21(木) 01:58:34
 わたしあてのようなので……。
 とにかく、根本から考え方が違いますから、ここで話すのは良くないと思います。農薬と無農薬の話は、どこか別の場所を探して別の方とやってください。わたしは過去に、いろいろな場所で、たくさんの無農薬栽培者、代用農薬栽培者、自称有機栽培者と話をしましたので、また同じことの繰り返しは避けたいと思います。あいしすさんとそっくり同じことをおっしゃる方もたくさんおられましたし、同じことが載ったカタログのようなものを見たこともあります。
 それから、わたし自身、数年農薬を使わず、代用農薬も使わずにバラを栽培して咲かせていたことがあります。栽培密度と品種、日当たり、施肥で何とかなるものです。

 ところで、質問者さんのバラの場合、二週間に一度の散布により、防御されていない場所が多くなっており、そこに発病している可能性が高いです。
 解決するには、その部分をどうカバーするかです。
 
 出やすい時期をなんとか乗り切れば、gardenfanさんの書かれたように「薬剤散布についてはメリハリが必要です。発病する条件の気候になった時に集中して週1回の散布をして下さい。そうでない場合は出来るだけ使用しないことです。」という、後半の減農薬もできてくると思います。たとえば夏場、うどんこ病は出にくいですから、かなり散布ペースを落とせます。
 うどんこ病は、ある年にきちんと出なくしておくと、後から楽になります。地植え等にしますと、バラに体力がついてきますから、順調に行くと思います。前の(10)でも書きましたが、苗を買うのを少し控えるだけでも、春先のうどんこ病は違ってきます。(1)の施肥のコントロールも重要です。
 というように、さまざまなことを組み合わせて、なんとかやっていく、とにかく農薬をまいておけば良いということではありません。
 農薬の話を詳しくしだすと、必ず農薬漬けと言い始める人が現れるのですが、まずは回答を全部読み、質問者さんの庭の状況(あまり日当たりの良くない庭)、品種の状況を読みとってください。二週間に一度の部分だけを切り取って、農薬漬けだという話をされても、精神論としてはわかりますが、園芸相談にはならないと思います。

あいしす 【近畿】 2011/04/22(金) 01:50:42

> とにかく、根本から考え方が違いますから、ここで話すのは良くないと思います。

そうですね。大変失礼しました。

ただ、一点だけ

>二週間に一度の部分だけを切り取って

この点について疑問に思ったので質問しただけのことで、全く他意はありません。


パピママさん、バラお大事に。

山羊 【東海】 2011/04/23(土) 08:24:44
南西と東南のベランダで、バラを鉢植え70鉢ほど育てています。
毎年この時期出るうどんこ病が今年は、ほぼ出ていません。

記録を見たら、去年は3月から4月にかけて、種類を変えて
3回、薬をまいていました。今年は3月下旬にダコニールを
1回まいただけです。

気候的に出にくい年だったのだろうか、とも思いましたが・・・
ものすごく弱いブルーノ・ペルポワンだけでなく、オーバーナイト・センセーション、フランシス・デュプリュイなど例年、必ず出るものにもほとんど出ていないので、なにか今年は違うことをしただろうかと自問してみました。

1)この冬は時間がなく、半分以上の鉢は植え替えをしなかった。そのかわり、表面の土を削り、新しい土とコフナ(微生物資材)を混ぜたものを加えた。
2)3月に何回か、米ぬかをまいた。
3)害虫対策にニームが入った土をマルチングしてみた。

なんとなく、1)2)が原因で、ベランダに有用菌が増えて、
葉っぱに付着し、うどんこ病を抑えてくれたのかも、と思いましたが、よくわかりません。もう少し様子を見ようと思いますが。

ご参考までに。

gardenfan 【近畿】 2011/04/23(土) 21:21:37
あいしす様の質問について

一般に現在市販されている農作物の薬剤は、残留性が長いものはほとんどありません。5−10日程度です。液体散布の場合です。ほとんどが生分解したり降雨によって流されます。ですから2週間に1度でなんとか乗り切れればという話が出てきます。

バラ用では、ダコニールの薬効が一番長いのではないかと思いますがそれでも2週間あるかどうか疑問です。

雨が降っても降雨時間が短ければ、黒星病は発生しませんのでその週は散布せず、その次の週も同じならパラフィン系のアビオンなどの展着剤だけの散布だけにして実質3週間に一度の薬剤散布でも乗り切れる場合も多いです。でも流石に4週間に1度の散布では日本ではしんどいと思います。
発病条件とその日までの気候によって散布をするかどうか判断しています。

あいしす 2011/04/24(日) 02:57:33
gardenfanさん

ご回答、ありがとうございました。

つまり、二週間に一度の散布は<過>保護ではなく<適>保護であり
これによりスポイルされることは無いということですね。

この点について、私の認識がおかしいということがよくわかりました。

パピママ 【関東】 2011/04/28(木) 14:48:38
[[解決]]
皆様、色々と貴重なご意見ありがとうございます。

あいしす様

アドバイスありがとうございます。
「植物本来の生命力」!
今年からは地植えにもしたのできっと強く育ってくれると期待していま
す。

R・ひろき様
たくさんの的確なアドバイス、本当にありがとうございます。
すごく感謝しています。
環境と品種は本当に大きいですね。
それと、農薬を撒いて葉が痛んだと感じたことはありませんが、イソジンは確かに葉がぼろぼろになりました。

クレマ様
ありがとうございます。
ニーム核油かすですか。初めて聞きました。
うどん粉が出なくなって良かったですね!
農薬を使わずに出なくなるのが理想ですね。

薔薇と鳥様
ありがとうございます。
食用油とアロエですか!皆さんすごいですね。農薬以外のもので色々対処されているんですね。
色々教えていただきありがとうございます。

山羊様
ありがとうございます。
コフナと米ぬかですか!次々と色々な貴重なアドバイスを頂き感謝しています。薔薇にとっていい環境を整えてあげることが大切なんですね。


皆様、本当に色々とアドバイスありがとうざございました。
もうすぐ薔薇が咲きますね。
皆様の薔薇に対する愛情を感じ、皆様のお庭のきれいなバラたちを拝見したいなぁと思いました。

家のイザークさんはお蔭様で、葉のうねりも19日に書きましたように収まりをみせて、うどん粉はでていません。
蕾も大きくなっています。楽しみです^^


[園芸相談センター]の過去ログです

園芸相談掲示板@園芸相談センター園芸相談センター