おととしの球根の花がうまく咲かない
kuma
【外国】
2011/04/01(金) 08:44:55
こんにちは、おととし植えた水仙、チューリップの球根を去年ちゃんと地上げして昨年秋再度植えました。葉っぱはでてきたのですが、花がほとんど咲いてくれません。球根を十分ふとらせなかったからでしょうか? 場所もあまりないので、今回花がうまく咲かなかった球根はあきらめて、また今週新しい球根を求めた方がよいのでしょうか。よろしくお願いします。
たちつ
【近畿】
2011/04/01(金) 11:25:41
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それはそれは寂しいことですね。
水仙は、休眠期の管理さえ良ければ、3年毎の「植え替え」でよい。
チューリップは、夏場の管理さえ良ければ、3年毎に「咲く」。
春咲き球根の多くは、去年の夏に、蕾の下地細胞が球根の中にできてい
ます。冬の寒さで目覚めて成長し、春に咲きます。
従って、今から、球根を、買って植えても、花は、間に合いませんし、
球根もも売っていません。
買うなら、今年の、秋になります。
今から、植えるのは、一般的な、草花になります。
種なら、初夏〜秋咲きの草花になります。
園芸は、少なくとも、半年前には考えておかないと、綺麗な花壇には、
なりません
球根や、春花の欠陥は、華やかなものの、開花期間が短いことに有りま
す。
何でも、旬と言うものが有って、旬とは、最盛期は、10日間しかない
と言うことです。一ケ月は、10日*3旬=30日と言うことです。
仕方がないので、開花の花苗でも、買ってこないと、寂しい事ですね。
又は、花苗を買って、初夏〜の楽しみとか。
夏秋の花は、次々と開花していきますから、開花期間は、かなり長いものです。
外国にお住まいですから、園芸雑誌でも、立ち読みするか、花屋さん
を覗いてください。
ネット散策という方法もあります。
日本基準なら、この辺が参考になるかも。
http://www.yasashi.info/ha_na01.htm
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kuma
2011/04/01(金) 20:23:39
たちつ様
ご丁寧な説明ありがとうございました。『今週』というのは書き間違えでこ『今秋』のつもりでした。水仙ですが、花芽がついたものの、大きくならず枯れてしまった物もかなりありました。やはり新しい球根求めた方がよいみたいですね。
たちつ
【近畿】
2011/04/01(金) 21:21:41
>水仙ですが、花芽(蕾)がついたものの、大きくならず枯れてしまった物もかなりありました。やはり新しい球根求めた方がよいみたいですね。
蕾が開花せずに枯れる と 云うことと 新しい球根 とは別の問題で
す。
新し市販の水仙球根は、商品ですから、普通に植えれば、確実に咲くよ
うに、エチレン処理・燻煙処理がされ、選別されています。
従って、蕾は付く。
しかし、管理が悪いと、その蕾も、展開せずに、蕾のまま枯れる場合も
ある。・・・・蕾の乾燥と花皮(蕾皮)の不破れに有る。
後は↓の程度の知識しかない。 (-_-;)
http://engeisoudan.com/lng.cgi?print+201103/11030071.txt
私は、一時裁縫針で、やばい蕾の皮をいちいちと裂いていましたが
面倒なのでやめた。・・・大杯一重咲きラッパ水仙。
日本水仙など小花系水仙は、未展開蕾は無い。大杯八重咲き系にも観ら
れない。
・
ruft
2011/04/02(土) 10:21:14
エチレン処理云々の前に、どういう気候で、どういう育て方をしているのでしょうか?
それをつかまずあれこれアドヴァイスしても、逆効果になる場合もあります。
地植えですか? 鉢植えですか? 冬と春の気温、降水(降雪)は?
チューリップは、もし大輪なら毎年同じ花を咲かせるのは難しいですが、そうでなければ咲かせ続けることは出来ない事はないです(ただし気候次第)。
水仙は普通、数年植えっぱなしのほうが良いですが。。。花芽ができたのに大きくならなかったのは、冬に寒さに当たらなかったか、生育途中で乾燥したかなにかで根を失い、水分を吸収できなかったためが考えられます。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2011/04/02(土) 13:33:58
お住まいのお国を明らかにせずに諦めておしまいに成るのは早計過ぎます。どちらの国にお住まいですか?
まずは国名とそこのどの地方に住んでいて、四季の気候なども書いて下さらない事には適切なアドバイスはいただけません。回答者は質問者のお住まいの環境が解らないのですから
大体の気候が日本の日本海側の新潟から北や北海道(アメリカやカナダの気候に似る)の様な気候なら、チューリップは系統や品種によっては植え替えせずとも何年も咲いてくれます。(昔は北海道でチューリップ球根の商業栽培がおこなわれ、アメリカに輸出していた)特に赤や黄色のスタンダートな形のものや、極早生の系統のものほど強健で、特に極早生のものは関東でも暑く成る前に球根が太れるので生き残り易いと思います
水仙は系統に寄って好む環境が違います。例えばタゼッタ系(日本水仙もこの系統)のとラッパ水仙系だと土質も土の水はけの好みもかなり違いますからタゼッタ系なら原産地に似た環境を好み、ラッパ水仙だとイギリスで野生化しているものも多いです。お住まいの地域にあう(野生化していたり御近所で良く見る系統のもの)を植えるのが間違いありません。ただ、お住まいの場所がその地域でも限定的な環境(斜面だとか、水が湧くとか)だと合わない場合はありますが・・・)
まずは土質が球根にあっているかをお調べ下さい。それで合わない場合はちゃんと土壌改良しておくこと。特に球根物は有機物がたっぷり入った土を好みます。そして毎年球根を掘り上げないこと。あれは日本の関東より南で行う事で、栽培環境が合わないので植えっぱなしだと病気になるおそれがあるからで、新潟あたりまではやっていたとしても北海道ではチューリップでさえ数年植えっぱなしです。水仙は球根が分球し込み合ってしまうまでは植え替えは必要ありません
外国では日本の常識が通用しない事がある様に、外国の環境や土質では日本の栽培法だと不適切な事もあります(特に土質が違う事が多い)。もし現地の方で親しくお話し出来る様な庭好きな方の栽培法を教えてもらえるのなら、目からウロコがポロポロ何枚も落ちてくるかもしれませんよ
たちつ
【近畿】
2011/04/02(土) 15:12:08
・
>エチレン処理云々の前に
私の極端な話に、誤解が有るように思いますので、補足させていただき
ます。
営農・マニアック系でなければ、趣味の園芸としては、通常エチレン処
理はしない。多分全員はしないでしょうね。せいぜい選別程度は、する
方もおられるでしょうが・・・
只、商品としての球根の場合には、考えられるあらゆる方法を駆使し
て、開花率を100%迄、もって行くでしょう。
極端な場合には、1個1個ハイテクスキャン選別をかける可能性もある。
くだもの分野では、すでに始まっている。
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kuma
2011/04/02(土) 23:37:42
みなさま、数々のご親切なアドバイスありがとうございます。私はイタリアのミラノに住んでまして、気候は冬は寒くなりますが、雪はほとんど降りません。庭がないのですべて鉢植えです。窓際とかテラスにならべているのです。去年秋購入した種類は問題なく開花してるのですが、おととしの物が葉ばかりぐんぐんのびて、花がつかなかったり、ついても開花する前にかれてしまったりしています。みなさまのアドバイスを総合させていただくと、球根に水を十分与えなかったのが原因なのかもしれません。今回花芽がつかなかった球根(特に水仙)でも今回しっかりケアーして掘り起こしたら来年は花が咲く可能性があるのでしょうか。
kuma
2011/04/02(土) 23:44:46
追加ですが、水仙はRip van winkle, Tahitiです。それから実はオランダ系アイリスの球根もあるのですが、これも葉はのびるのですが、花が全く咲かないんです。。
ruft
2011/04/03(日) 01:27:07
特別なことしなくても普通に育てれば(ミラノなら)球根は咲きますね。
まずは普通に、誰でもできることから。
もし水切れなら、エチレン処理はしてもしなくても咲かないでしょう。
まずは最初にすべき事から、と言いたいだけでした。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2011/04/03(日) 16:40:16
イタリア北部ですかぁ〜
きっと冬〜春先の環境は乾燥しやすいと感じます(私は北海道在住ですが大雪山より東部の土地になため同じ様に雪はそんなに積もりません。高山で雪が降りきって降りてくる風の為やはり乾燥しやすいです)春芽が出るまでは鉢の土の上に落ち葉か腐葉土を厚めに盛ってあげると保温と保水性が良く成りますよ(芽が出始めたら取り除いて下さいね)
鉢植えと言う事で鉢の材質はテラコッタですかね?これは通気性がある程度あるので乾燥しやすいです。水やりに気を配らないとならないですね。できればなるべく大きいものに植えるのが良いのですが窓とかテラスだと重みの制限がありそうですね・・・
去年植えたものは大丈夫でもおととし植えたものが花が咲かないというのは土質や与えている肥料に問題があるとも感じますがどうでしょう?(去年のものは球根に溜まっていた自前の養分で咲いた)元々保水性・保肥性の低い土に植えていたりしませんか?肥料は与えていたでしょうか?与えていたとすればリン酸が不足していませんでしたか?(リン酸不足で窒素過多でも花が咲かない)
あと、水仙のリップヴァンウインクルは我が家にも植えています。背が低い八重咲きのものですよね?この品種を育てて感じる所、当地で野生化出来るほど環境があっているラッパズイセン系統によく似た性質に感じますから(リップヴァンウインクルも在来の野生化ラッパ水仙と同じ放置気味で充分機嫌よく殖えて咲いている)腐葉土などの有機物の多い保水性・保肥性の良い土を好む様で、植え替えも頻繁には行わず、大きめの鉢で土たっぷりに株間はゆとりを持って植え、2〜3年は植えっぱなしで分球させてあげた方が調子が良い様に感じます。開花時は一株づつよりも群生気味の方が見ごたえがありますので毎年の植え替えは頻度が多すぎるかと。鉢植えなら毎年堆肥や腐葉土を土に足してあげ表面の土と軽く馴染ませてあげると良いかと思います
kuma
2011/04/04(月) 07:24:27
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みなさま
本当に貴重なご意見を沢山ありがとうございました。参考にさせていただきます! ありがとうございました。
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