放射能の影響について
のんち
【関東】
2011/03/21(月) 13:05:22
こんにちは。
今回の地震で大きな被害に遭われた東北地方のみなさんには、一般人の私から本当になんて言ったらいいのかわかりません。
ただただ、一人でも多くの無事を祈る事と余震などによってこれ以上被害が拡大しない事を
祈るばかりです。
これから書く質問に、またこんな状況下で失礼な言葉などありましたら、申し訳ありません。
内容によっては、削除していただいて構いません。
北関東在住なのですが、ニュースで近隣のJAがあちこちでほうれん草やカキ菜などの野菜を基準値以上の放射性ヨウ素が見つかったとして、出荷自粛とういう事を聞きました。
そこで、うちの庭の育てているものは大丈夫なのかな？と思いました。
ブルーベリーやイチゴを趣味として育てているだけなので、農家の人より深刻ではないのですが、
これから収穫に向けて食べても大丈夫なのでしょうか？もう観賞用だけになるのでしょうか？
専門的なことになってしまって、わかる方も少ないかもしれませんが、なにか調べる方法や機関など知っている事がありましたら教えていただけたら幸いです。
シートをかぶせるなど何も対策していなかったので、油断していたのがいけなかったと反省してます。
mutin
【関東】
2011/03/21(月) 14:59:09
放射能は量で規制されていますので、量がわからない時点で大丈夫か？と聞かれても、量がわからないので回答できないと思われます。
農産物の放射能検査は各地の分析センター、工業試験場などでやっていますが、費用がかかるので、趣味程度の量ならば、食べないことを選択したほうがよいと思います。
葉物野菜は、葉の上に放射性物質が降り積もるので、放射能は多めに検出されます。
もし、問題となるのがヨウ素131だけであるならば、この半減期は8日ほどですので、このまま事故が収束するならば、ブルーベリー、イチゴの収穫期には既に問題にならないかと思います。しかし、セシウム137の量が問題となるようであれば、これの半減期が30年ですので、収穫期にも残留している可能性が高いです。
いずれにしても、農産物に降り注いだ放射性物質は洗い流すことで落とせる可能性はあります。
また、放射線に対するリスクは、子供や妊婦は高く、ご年配の方は低いと言えると思います。暴論であることを覚悟で書きますが、既に子供を作らない年齢であれば、多少のリスクを取るという選択肢もあるかと思います。
のんち
2011/03/21(月) 15:22:42
回答ありがとうございます！
年齢的には中年で未婚のある意味まだまだ未熟者であります。
そうですよね、量がわからなければ答えようないですよね。
でも費用もそれなりという事で、今後子供となればわからないですがやっぱり食べない方がいいのですね…
この掲示板を通していろいろ教わり育ててきたものだったのですごく残念な気がします。
まだ、もう少しどうにか食せないか自分でも調べてみます。
数字もまじえて具体的な回答ありがとうございました。
ふみと
【東北】
2011/03/21(月) 16:18:12
いま植物には、放射性物質はついているかもしれないけど、ブルーベリーならこれから結実するわけだから、その実には、放射性物質はつかないのでは？実へ土から吸収されるか？でも土に落ちたら水と一緒に流れて行くかもしれない。
葉物野菜なら、いま出ている葉にはすこしはついているかもしれないけど。
あらえばいいでしょう、という話もありましたね。
３０ｋｍ圏外のものなら、葉物でも野菜は気にせず食べてよいという情報もありましたよ。
いわき市に、運送業者が入りたがらないから、いわきの物資不足がひどいそうですね。いわき市全体が風評被害を受けてるわけです。
出荷自粛ってありますけど、風評被害を恐れてというところが多いですね。
場所にもよるでしょうけど、心配しすぎっていう面が多いようですね。
大丈夫なのかといわれると、大丈夫って言ってくれる人はすくないでしょうけどね。
という状況だと思います。
のんち
2011/03/21(月) 18:01:29
東北の方からありがとうございます。
ふみとさんの言うように、今放射性物質なら水で落とせるという事を知りました。
また、今まで自然界から当たり前のように少量ずつではあるけれども放射能物質と関わってきているんだなというのも知りましたし、
放射能の出る位置（？）から離れれば威力も弱くなるというのも、ニュースなどでさんざん聞いていたので私は少し余裕をもってはいたのですが、いざニュースで近隣の野菜が出荷自粛と聞いて、意識は高めた方がよいのかと思いました。
もう少し放射性物質と放射線の違いを理解する必要がありそうです（恥）
そうですよね、出荷物となるとそれだけ市場に出回るので風評を恐れてというのもあるかもしれません。
過剰に騒いでも仕方ないですよね。
原子力のおかげで生活できてるわけでもありますし…なんだか逆に東北の方に励まされてしまいました。ありがとうございます。
風評被害を恐れる
【北陸】
2011/03/21(月) 18:33:28
こんにちは。久といいます。
申し訳ありませんが、この話題は不適当であると思います。
しかし、いきなり削除するのではかえって風評被害をあおる気がし
て意見を差し控えていました。なにとぞ今はあせらず、必死に活動
されている人々を応援するように言行に注意していただきたいと思
いました。
このような素人の集まる掲示板でいい加減に話すことが風評被害に
つながって、関東地方、東北地方で育った作物を食べないなどとい
ったばかげたことが起こるほうを心配します。
今雨を浴びたキャベツを洗わず生で食べるのなら
「やめておいたら」と言いますが、夏以降の食べ物についてのこと
をもう騒ぐのは、被災地方の人をよりいたずらに苦しめることにな
ると思います。
もう少し後、政府などの公式見解が出てからでいいのではありませ
んか。
放射能と放射線は違う、と言われます。
レントゲンなど人体を通すような強い放射線は、人間の体を通ると
きに、染色体など体を作る部分にダメージを与える可能性がありま
す。そこでレントゲンなどは子供がいる可能性のある人には遠慮す
るとか、特定部位に当てるときには注意するとかします。
間違うと、奇形、流産、造血障害としての白血病などが起こりえま
すが、今いわれてる放射線程度であれば室内にいる程度で十分防げ
るということでしょう。
放射線が当たった人体の一部が放射性の物質に変わることもありま
すが、必ず放射性になるのでもなく、食品にも（将来親と違った種
類になることはあっても）今言われている量の放射線自体がそれほ
ど悪さをするのではないと思います。（日本は、世界でも最も多く
レントゲンを受ける国の一つではありますが、平均寿命は世界一、
二の長寿国です。）
一方、放射能というのは放射線を出す物質をさすようで、半減期な
どと絡めて長年にわたって害をなすことがあります。
しかし、人体を作っているのは軽い元素がほとんどで、ヨウ素など、
比較的に人体に取り込まれやすい物質でなければ、雨などで洗い流
されるなど、それほどの量でなければ心配しすぎるほうが社会的に
問題が大きいと思います。
天然現象として樹にも、人体にも放射性物質は必ず存在します。過
去の岩や人骨や木の年代測定に取り入れられているほどです。
原発近くで必死に活動している人々の近くに行ってはいけないとか、
原発地域にはトラック輸送にも行かないとか、科学的な根拠なしに
（いくらかの可能性が増えるにしても）言うべきときではないと思
います。
のんち
2011/03/21(月) 18:50:39
[[解決]]
管理人様かわかりませんが、久さま冷静なご回答ありがとうございます。
今回のことで少しづつでも知識を得ていけるようにそして、また楽しく園芸ができるようにがんばっていきますが、
ただ、発言者の欄に‘風評被害を恐れる’と書くのもいかがかと思いました。
ありがとうございました。これ以上は自力で調べさせていただきます。
今回、回答頂いた皆様、ありがとうございました。
また、不安をあおってしまった方には申し訳なく思います。
すいませんでした。
たちつ
【近畿】
2011/03/21(月) 19:52:20
・
解決済みですが、真実を知ったところで、一個人として、何も解決できない。
納得できるも、できないも、政府の広報を信じることが一番の解決 最良の選択方法ですよ。
・
gardenfan
2011/03/23(水) 01:40:59
のんち様
解決済ですが、
あなたの質問が不適切だとは思いません。
しっかりと回答できる方を求めるのも掲示板の目的です。
またその回答にも色々な考え方があり、どれが正しいかを判断するのは情報を受け止める側の方です。
このような終わり方はとても残念です。
ということでリスクについてある程度知識のあるということで、文科省の補助金で開催されていたリスクマネジャ養成講座を履修して資格を認定していただいた者として、原子力では素人ですがリスクということではある程度の理解があるということでのコメントです。
今回 厚生労働省が３／１７に報道発表した内容については、厚労省のＨＰの報道発表を見て下さい。
またホウレンソウなどの放射能汚染の分析結果についても公表されていますので、お近くの生産者の被爆汚染量のデータを確認すれば、ご自分の地域での放射能汚染のレベルは確認できると思います。
日本国内産の農作物の放射能汚染については、そんなことが起こらないということで基準値はありませんでした。輸入農産物についての基準はありましたが。
そこで今回は暫定基準値として、原子力保安院がチェルノブイリの事故で放出された放射能に汚染された植物を食べたトナカイの肉などが食べても問題がないかどうかという法律として規制しないとならないということで決められた５００ミリシーベルトの被爆を超えないために出した指針を暫定基準としました。
放射性ヨウ素では、野菜類が２０００ベクレル／ｋｇ、牛乳などは３００ベクレル／ｋｇ。
野菜類の方が濃度が高いのは、水で洗えば放射能を流せるからです。
そしてこの基準に汚染されている食物を通常の日本人が摂取する平均的な量であれば、死ぬまでの８０年程度摂取しつづけても５００ミリシーベルトの被爆を超えないという計算で決められた値です。
２５０シーベルト以上の被爆で悪影響が出てくると言われています。
基準値に汚染されたホウレンソウばかりを沢山食べ続けても大丈夫という数値ではありませんが、通常は安全率が１０００倍ほど見積もられていますので、短期的にはその基準以上に汚染されたものを摂取しても問題はありませんと言われています。
原発などで作業する方の被爆線量は最大１００ミリだったのが、今回の福島原発の対応では２５０ミリまで引き上げられました。
また東京消防庁が派遣したハイパーレスキュー隊員は、５０ミリ以下の被爆でないと作業しないとか。つまり今の福島原発で作業されている下受会社の作業員達はそんなリスクに晒されている可能性が大きいといえます。日本を救う彼らにエールを。
gardenfan
2011/03/23(水) 01:42:32
すいません
５００ミリではなくて５０ミリシーベルトの間違いです
たちつ
【近畿】
2011/03/23(水) 04:44:15
・
詳しく説明くださり感謝いたします。
しかし、ベクレル／ｋｇ・・・・
被爆線量は最大１００ミリ・・・
ミリシーベルト・・・・
とか 云われても何のことか さっぱり実感が無い。
半減期と言われても、何のことかさっぱり解らない。
と言うか、それを知って何のやくにたつのでしょうか(・・?
個人個人のレベルでコントロールできますか (・・?
コントロールできる方法を教えて欲しい。
原発放射能汚染の土で、花を育てたら、薔薇の樹にチュウリップ
が咲くのか ひまわりを植えれば、踊りだすのか。
ここが知りたい。
根本的に、スレ板そのものが、管轄外と言うべきもの
解決できる人は、いない と思う。
算数の問題を英語の先生に聞くようなもの。
先生の中には、答えられる人もいるでしょうが、
算数は、算数の先生に聞くのが筋と思いますが。
もとに戻って
我々は、知識はどうでもよい。 生きるため育てるための知恵が欲しい
知識・博学で、成功するのなら、問題は無い。
それで満足できず、上手く育てられないから、
たとえ幼稚なことであっても、体験者の経験的知恵が欲しいという者の
集まりなのです。少なくとも私はそう理解しています。
云うならば、園芸版知恵袋。
知識が欲しければ、学校へ再入学するなり、専門書を読む。
博士教授など学者やコンサルタントが農業なり、会社(知識学校を除く)
を経営しても、一つも成功したと聞いたことが私は無い。ここは日本で
在って、アメリカではない。
なぜか、それは屁理屈たれて、他所の情報を並べただけの実務的経験に基づいていないからです。
それを云うなら、 二ノ宮金次郎は、水車の如しあるべきという。
学者は、水にドップリと沈み、坊主は、水に浸かろうとせず空に浮くと
解す
我々は、ゆっくりでも回ればよい、粉が少しでも挽けるとか、水が少しでも汲み上がり、田畑に水が流れればよい。
ただそれだけです。
世の中常に、100%理解している天才か、0%以下のアホ以外は、すべてだ
ましやすい。 天才は善悪を知っているから、それに基づいて、イエ
ス・ノーと返事ができる。・・・・だまされない
アホは、解らないから、好きか嫌いかで判断する 何か知らんがとにか
く嫌いと言えば、だまされることは無い。好きを知りだまされても、だ
まされたことすら解らない・・・・だまされない。
中途半端な99%〜1%の 関係の無い知識を持つと、迷ってだまされる。
1%の知識の人は、100%の知識を持っていると心のうちで、自信と信念を
持っている。反対されると逆ぎれする。ここをいじくれば、だましやす
い。
0%の人は、あちらこちらで聞き倒す。どこかで制御されるか、疲れて寝
る。だますほうも面倒なので、諦める。
従って、放射能に無頓着ならそれなりに、神経質なら、相手にしない・避ければ良い。
自己責任の自己救済 後から応援者が追いついてくる。それを信じて、それまで自助努力で、生き抜くことしか助かる方法はない。
少なくとも私は、世の中すべて 2+3=5 2*3=6 で解決できたし、それ
しか知らないし、それ以上は知りたくも無い。それだけで、何の不自由
もなく今日まで生きてきた。
放射能線とは綺麗なものだ。子供の頃に親父に見せてもらったことがある
ドライアイスとアルコールで・・・・、線香花火のようで楽しかった。
というものの、私は、知った以上避けて通りますが、あまり神経質にな
る必要は、ないと思う。広島や長崎の件からしたら、微々たるもの。
エネルギーも小さい。放射能発生源さえ封じこめれば、それで終わり。
知った以上避けて通りますがの意味は、蕎麦枕を触っただけでも、体調
急変即入院という人もいる。夜露に触れても、発疹できる人もいる。
私の体の耐性と被爆の関係が、未知数のために避ける。今更若くも無いこの年で体験もしたくない。
しかし、あのガラクタはどこへ捨てるのだろうか(・・?
一番近い 日本海溝にでも捨てたほうが簡単かもね。
半減期を待たずとも、マグマに到達するかも知れない。
忘れた頃に、隆起し、再び考古学者のネタになったりして・・・(^_^;)
・
mutin
【関東】
2011/03/23(水) 08:46:12
楽観的に考えすぎるのもどうかと思うので書かせてください。
放射線に限らず、毒物というのは、量的な影響がわかって、量が規制されます。皆さんの身近なモノでは、農薬がそうです。
農薬の場合、量的な影響がわからなければ、それは野放しにされる可能性が残りますが、基本的には使ってはならないということになります。
新しい化学物質は、影響がわからないし、わかったときには既に遅しという経験が人類にあるからです。
放射線の場合、影響は、急性、晩発性(慢性)そして遺伝的の3つがあります。
急性は、白血球減少などの放射線を浴びてすぐに生じる症状。
晩発性は、癌の発生など、しばらくしてから起きる病態。
遺伝的は、子孫への影響。
このうち、よくわかっていない事が多いのは遺伝的影響です。
医学論文のデータベースで検索してみると、実験あるいは統計学的調査に基づくものでは、影響があるという論文と無い論文の2つが存在します。
原発の宣伝に使うときは、無いという論文を根拠にして下記のような解説本を書きます。
http://www.rea.or.jp/wakaruhon/mokuji.html
しかしながら、これはあまりにも楽観的すぎると個人的には考えます。
わからないものを怖がるのは人間の本能的なものであり、その性質によって、人間は生きながらえてきました。
放射線は、「正しく知って怖がる」事が必要だと思います。
たちつ
【近畿】
2011/03/23(水) 12:46:24
・、
「正しく知って怖がる」 この言葉の響きは、いいですね。
いただきました。 <(_ _)>
常に麻痺忘却からの、危険性は、避けなければなりませんね。
風評被害に惑わされるのも、危険なことでね。
私は、超天才と超アホの空間があると信じ、その超極端な空間に存在
し、今の位置は どこに存在しているのかを常に換算するように心が
けています。大抵は、この換算方法が間違っている。 (^_^;)
「考えてから走る」「走ってから考える」「走りながら考える」
人それぞれですよ。
成功するか失敗するかは、確率の問題で、結局のところ 時の運かも ね。 とにかく最悪のことを覚悟しておけば、それ以上に悪くなるこ
とは無いと思う。
・
のんち
2011/03/24(木) 01:24:47
[[解決]]
計画停電や仕事の合間に流れるニュースを聞いては、風評と言う観点で騒がれてたら、とこちらの掲示板が気になりのぞいてみました。
ありがたいことなのか、何点か回答をいただいてましたね。
放置したままですいません。
たちつさん：問題に立ち向かってご意見いただきありがとうございました。
gardenfan：無知な私に知識を分けていただきありがとうございます。私の力量が足らず、まだ深く理解した訳でもないのですが、停電中読んだ本やニュースの専門家の話と照らし合わせつつ少し納得しました。
mutin：自分にとって必要な知識を正しく知る事ができるようがんばります。
政府はまた新しい見解を出してきました。もちろんこれからも。
結果、今まで通り、育て、収穫します。そしてきっと食欲に負けて食べます。
その前に、私の管理上、実ってくれるかわかりませんが（苦笑）
無農薬で努力しているとはいえ、水洗いくらいはするかもしれません。
地産の物も食べましたし、並んでいれば食べます。
これも水洗いくらいはするかもしれません。
これは、上記の方々の意見、政府の見解などいろいろな理由から、
自分自身の許容範囲内で納得しての答えです。
勝ってながら、私自身の不安は多少なりとも解決されました。
なので、今後の意見は私が言う事ではありませんが、新規質問でお願いします。
今回の質問は反省すべき点もあったなと思いました。
でもニュースで大きくなる前から、この質問に回答して知識を分けて頂いた皆さんには否定肯定に関わらず、本当に感謝します。
これが誰かの目に触れた時、上記方々の回答が少しでも役に立てたら幸いです。
園芸相談掲示板＠園芸相談センター
