サツキの移植
みき
【近畿】
2011/03/16(水) 12:11:20
地植えにしているサツキを、別の場所に移植(地植え)したいと思います。
これからの適期はいつですか?今でしょうか?花後でしょうか?
場所は近畿中部の若干寒めの標準地です。
あと、移植においての注意点などあればお願いします。
たちつ
【近畿】
2011/03/16(水) 17:49:34
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私流には、思いついたときが、実施時期です。
365日いつでも良い。
一般的には、花が咲く⇒新芽が生える。
此の時節の5月の連休が、より植え替え適期と考えられる。
茎葉を切り刻剪定の時期とも重なる。
サツキツツジ系の特性。
花が咲く⇒新芽が生える⇒新芽が熟成して、夏を向かえ、此の頃に、来春の蕾の下地たる細胞が作られ育ち越冬する⇒来春に花が咲く。
従って、夏以後に、茎葉を切り刻むと来春の花はない。葉ばかりになる。
更に、越冬蕾齧りの害虫とか、極端な冬の季節風にさらすと蕾が壊死する場合もある。
適期以外なら、穴を大きく掘って、大きな根土を大きな穴を掘った場所に、ポンと沈めれば楽。
適期なら、茎葉を好みに応じて、切り刻み、根土もそれなりにコンパクトにすればよい。
どうせ手間隙かけて、植え替えるのなら、新しい穴は、できるだけ大きく(広く深く)掘って、埋め戻すに必要な量を考えて、掘りあげた土に、腐葉土・鹿沼土を等量加えて、良く混ぜ込めば尚良い。もう2度と掘り返すことはない。
サツキツツジ系は、肥料で育てると言うより、水でサツキを肥やすと割り切ったほうが楽。
夏場の土の乾燥と土の高温に弱い。従って、株元に、雨水が浸透するようにして、断熱材たる石などを敷いて置くのもおもしろいかも。
サツキツツジ系の気性
サツキツツジ系は、臆病なくせに、気が強く、厚かましく、わがままな根性をもっているので、植物界では、のけ者にされやすく、八方美人なので、人には好かれる。
寒がりな癖に、耐寒性質がある。隙があれば、少しでも、暖かい場所に入り込み、あるときには、涼しい場所に割り込む。
動物で言えば、猫か猿のようなもの。
山野の自然群生地を観察するとか、嵐が丘の里をネット散策すれば、興味が湧くかもね。
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