サフラン 育て方

[園芸相談センター]の過去ログです

さち 2011/02/26(土) 07:45:46
一昨年楽しんだサフランの球根を掘りだし 昨年植え付けました 花が咲かず今は葉が10CMほどに伸びた状態です 買い求めた時は中央の芽が一つの状態でしたが 育てたものは芽が沢山付いていました これは一昨年の花後の管理がわるかったのでしょうか 又は肥料の問題だったのでしょうか 土は肥料が入っている園芸用土で育てています 

【北陸】 2011/02/26(土) 09:25:31
こんにちは。
園芸用球根は、出荷のためにしっかり太らせて、花芽を持った状況
で出荷されています。球根のときに芽を割るともう、秋から花が準
備されていたりします。
植えつけられたとき、そこまで太っていましたか。
買った球根の2年目は花がつかないことのほうが普通のように感じ
ています。今年は3年目でしょうか。まだまだかも。

「肥料つきの用土」ということですが、地植えでしょうか?肥料は、
化学肥料なら、3ヶ月もするとほとんど残らないとされています。
鉢植え、プランター、花壇の用土とされているものは、水はけのよ
い栄養価の少ない土が多く、4ヶ月目以降は、置き肥をしたり、液
肥をやったりして、肥切れにしないようにせねばなりません。特に
鉢植え、プランターであれば、再び花がつくまでに数年かかるため
に通常、球根は毎年買うものと思っています。(私の管理が下手な
こともあると思います。)

地植えでも、産地では、前年ついたつぼみをほとんど咲かせず、摘
み取って、球根を太らせることになっています。
私のうちでも一昨年、花が咲いたなと思ったら、葉を痛めないよう
にあわてて花をむしった球根は、昨年も花を咲かせましたが、葉を
つけて切花にしたもの、葉の摘み取りが遅くて子房が膨らんだもの
は、球根が充実しなくて、昨年は葉っぱのみでした。
土地には、腐葉土、堆肥を使ってふかふかの状態にして、根が十分
伸びる余地を与え、お礼肥など、球根の充実期の肥切れに注意して、
管理されたでしょうか。
花をろくに楽しまないことになりますので、球根は一年の使い捨て、
と割り切るのもひとつの方法と心得ています。

さち 2011/02/26(土) 11:55:56
久さん ご説明大変よくわかりました 確かに園芸用土で 鉢に植えこんだまま何も肥料はあげていません 今年は肥料をたっぷりとあげて大鉢にしてみます ただ球根が小さいのでしたら解るのですが 2.5CMくらいのもので 中央の芽の他に 沢山の小さい芽(葉)が出てきているので 芽かきでもして一つにするのかとも思った次第です

【北陸】 2011/02/26(土) 14:36:22
さちさん、こんにちは。
「芽がいっぱい」ということなのですけれども、球根がやせていて
花芽をつけることができないのかと思ったのと、花芽形成の機会に
花芽を作れなかったのか、ということが気になりました。

肥料について
肥料は一時にたくさんやるものではありませんから、20cmくら
いの植木鉢でしたら、即効性の肥料(1ヶ月用)直径7mmの粒、
鉢の周縁部に4,5粒?くらい、毎月置くくらいでしょうか。
または液肥を1週間か、10日に一度くらい与えるのかもしれませ
ん。肥料を買うときに相談なさってください。多すぎると根をいた
めます。

花芽の形成
それから、冬越しの球根ですから夏あんまり暑くならないところで、
長く葉を枯らさないように育ててください。葉が枯れたら、掘り起
こして、新聞紙にでもくるみ、風通しのいいところにみかんのアミ
アミにでも入れて陰干しします。このあたりで花芽ができてくると
思うので、花を咲かす名人にはコツがあるのかもしれませんね。
私のような「素人は今年も咲いた」「今年はだめだった」と自分の
庭でしか、判断できず、経験も浅いものです。
ただ、環境が大きいので、知識を丸呑みにするのではなく、最後は
さちさんのお庭で試行錯誤するしか道はないと思います。

最後に、鉢植えで翌年も花を求めるのは、なかなか高度です。私は
2,3年続けて球根を買い、秋に混ぜ混ぜにして庭に植えています。
もっと花がほしいと思ったら、球根を買い増しにしてサフラン区画、
チューリップ区画(プランターでもいいと思いますが)として花も、
葉も楽しむようにしています。いつか買わなくてもいいサイクルに
なればいいなんて。
プロではないのでこだわらないのも園芸の楽しみ方だと思っています。
内容がないのに長くなってごめんなさい。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2011/02/26(土) 15:11:46
球根が分球してしまった様ですね
でも、クロッカスやサフランは毎年分球してしまうのが多く、花を咲かせたいのなら一球が大きく育つ様に肥培させないと大きくよく花の咲く物にはなりません
まずは球根を大きくするのが一番なので、数年は花を咲かせる前に摘んでしまい球根の方に養分を行き渡らせます

市販の球根は皆、出荷されるまで一度も花を咲かせていないか咲かせても一度っきりで球根が太る様に育てられるので、ああいう大きな球根が出来ます
サフランの場合も毎年同じ球根で花を楽しむのではなく、咲かせた後には数年間花は蕾のうちに摘んで数年後の開花に賭けるか、毎年買って植えつけ、使い捨てとして割り切るしかないでしょうね

さち 2011/02/26(土) 18:45:39
久さん 肥料のこと心して与えるようにします 鉢植えは高度の技なのですね 久さんのように楽しみながらやってみます
ばんざいうさぎさんこちらでもおせわになります 球根の何か所からも芽がでるのは これも分球というのですね 今年は咲きませんのでなんとか肥培させて 花芽をつけてみようと思います ありがとうございました  

タネツギ 【関東】 [URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/] 2011/02/26(土) 21:19:52
「サフラン」とは・・・、昔は「薬用サフラン」が常用的和名でしたが、今は、サフランに変わっているのでしょうか。
 毎年咲くクロッカスに対して、薬用サフランは3年目には消えてしまったものです。徹底した肥培と摘蕾が必須なのですね。

りっこ 【関東】 2011/02/26(土) 22:53:51
サフランはメシベが3本でます。親球は開花後徐々にしぼみ子球は3こできます。その子球が肥料不足などで育ちが悪く13g以下なら植えつけても開花しないのが普通です。一方クロッカスはあまり分球しないようです(当方では分球の経験がありません)。
又、昨年秋にサフランを20球ほど植えつけて、現在20cmほどの長さの葉が沢山生い茂っています(地植え)。春頃になって葉が枯れかかったら堀り上げる予定です。
鉢植えは花後の管理が結構管理が難しいと思いますよ。

さち 2011/02/27(日) 17:43:43
[[解決]]
 薬用サフランというのが正式な名前ですか 温まるサフランですね 皆さんの栽培を拝見するとやはり地に植えないと無理のようですね 温かい日に地に下ろして 期待少しにして楽しんでみます 皆さんありがとうございました

りっこさんへ。ばんざいうさぎ「解決後」 【北海道】 2011/02/27(日) 23:23:49
解決後ですが、りっこさんへ
後からりっこさんのご投稿を読んで気が付きましたが、私が分球し易いと書いたものは品種名不明の当地の在来種(かなり昔こちらの土地で普及したもの)なので、おそらくりっこさんの栽培なさったクロッカスとは種類や系統が違うのかもしれませんね

開花期は早くも遅くもないもので、うちの地区では紫色と白色(原種に近いもの?)の花色の物のみ、前に居た隣の地区では白地に細かい紫の線模様の、ぱっとしない模様のものが地区の何処の庭にも咲いていました

これらがとにかく分球しやすく容易に殖えるんです。北海道と言う気候や土質が合っているのかもしれませんが、一球が数年で5〜6球には楽に殖えますよ。また細かい線模様のは開花後葉が出てきて忘れられた頃に実がにょきっと伸び始め、実が膨らんで種子がこぼれ落ちます。この種子からも春に芽が沢山生えてくるんです

当地では、昔の公営住宅を壊し整地した後の草原などでぽつりぽつりと生き残って野生化してたりもしてますよ

たちつ 【近畿】 2011/02/28(月) 18:13:13

私も一丁噛みさせてくださいな。

サフランもクロッカスも良く似ています。特にサフランは、薬用や染色用として栽培したので、あえて昔は、サフランを 薬用サフラン といい、秋に咲きます。主に花を楽しむ観賞用を 花サフラン といい、春咲きのクロッカス事です。
そこで問題となるのは、秋に咲くクロッカスをなんと呼ぶかというと、
クロッカスという。 あるいわニセサフランとでもいいましょうか。
名前の良く似たものに、関係のないイヌサフランというのもある。
分類名前も、昔は身近で解りやすい名前とか用益植物優先だったのですが、科学的な表記で、より厳格な学術・解りにくい名前とか鑑賞用植物優先に変わってきた。ここに混乱の原因がある。もし、サフラン属と学術名が決まったのなら、薬用サフラン・花サフランの名が今も残っていたかもね。 用益植物は、その必要性が大で必須条件。観賞用植物は、贅沢品の富裕層向けで、後回しとなりやすいものです。その他我々の国民性から、新しいものがお好きです。新語新作症候群ともいう。
クロッカスとサフランの区別は、サフランは、メシベの形状が異なり、おしべと色も違う。花色(紫)や開花時期では、区別できない場合もある。区別できなければ、クロッカスという。

次にクロッカス属も親戚のグラジオラス属も開花すれば、時として開花しなくても、必ず最初の球根(親球根)は、消滅し、親球根が消滅する前に、子供球根を作る。此の子供球根が肥大し、成熟すれば、翌年以後に開花し繰り返す。此のときの子供球根は、1個以上できる。
従って、開花すれば、必ず分球し親はなくなる。分球形態が水仙などと違って2階建てとなる(上下二次元一代繁殖)。水仙は、親も生きているし子も生きている。(前後又は左右二次元代々繁殖)いうなれば、平屋の増築のようなもの。その他の球根繁殖として、尤もしたたかなのが百合球根で、上下前後左右の三次元多代繁殖する。

今の名前と昔の呼称ついては、オレンジ(橙色・蜜柑色)とか、グリーン・緑色(草色) 青色(空の青・海の青・青い草)その他単位などの変化で良く判る。これらは、狭く単純なコミュニケーション(少人数の共通性)から、広く複雑なコミュニケーション(多民族多数への共通性)へと変わってきたことにもよる。教育的からの必要性も・・・・
昔は曖昧ながら相対的な体感的呼称が解り易くて、便利だった。今は永遠的に絶対普遍なそれぞれに関して共通性が重要視される。結果的に、今は、それぞれが独立していて意味が解り難い。
家の広さにしても、使用可能面積(柱の内内で計る)のか、敷地面積の制限から壁・柱の外々で計るのか(使用可能面積は小さくなる。),中間を取って、壁柱の中心から中心を計るかによって,ずいぶんと変わる。昔は、○○畳といえば実感があった(何歩歩くかとか自分の体にものさしがある。両手を広げるとかそれが一という初期値)。今は○○平方メートルと実感がない。(一々と独立した換算が必要 一の意味に実感がない) ちなみに1とは一角(「 又は L )で2は二角( Z 又は コ)・・・従って0は○で角がないの意味。

と私は理解している。


たちつ 【近畿】 2011/02/28(月) 18:37:56

追伸訂正。(・・?

>ニセサフランとでもいいましょうか。
ニセサフラン・サフランモドキ・ニセクロッカス・クロッカスモドキ
という呼び名は、タマスダレ(ゼフィランサス・レインリリー)・ハブランサス・・・・ヒガンバナの仲間
コルチカム(イヌサフラン)・・・・ユリの仲間
にも使われています。
クロッカス・サフラン・グラジオラスはアヤメの仲間です。



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