トマトの連作障害について

[園芸相談センター]の過去ログです

きんた 【東海】 2011/02/10(木) 09:48:06
昨年、トマトの小屋を作り栽培しました。
小屋の目的は、アライグマ対策と鳥対策そして雨対策です
それなりに上手くトマト栽培ができました。
今年ですが、小屋の中で同じくトマトを栽培したいのです。
私が行なう予定の連作障害対策ですが、昨年植えた場所の土を
直径50cm深さ50cm掘り出し、新しい土と入れ替えます
連作障害防止の土を混ぜて、苗は接木苗を植える予定です。
この方法はいかがでしょうか?
小屋の中で栽培したいので、他にやることがあれば
ご教授お願いいたします。

たちつ 【近畿】 2011/02/12(土) 12:22:42
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たちつ流の極論と余談9割り本論1行の考え方として。

どの植物栽培でも、我々の快適な生活にしても、尤も大切なことを、基本的なことから、考え直さないとダメですねぇ〜。(取合えず既成の概念をすてる。体験する。プロに聞く、プロとは、長年の経験を持つ零細農家のことである。聞くとは、ヒントをつかむことであって、解決することをろ聞くことではない。解決は、自分でつかみ取ることです。常に関心をろ持ち続けることが最短の解決策です。)

連作障害等病害虫の防除とか、施肥の問題も重大なことですが、それ以前に何か忘れていませんかということを一から整理しながら考えて見ましょう。
知識 (行動を伴わなくて、将来の不安のみ残る。忘れやすく勘違いも多い。TPOからかけ離れていて、現実と知識の乖離が多々ある。) 
としてではなく、
知恵 (体験として身についているので、乖離に対する適応力がある。今何をすべきかが、考える前に、先に行動がとられ、将来が見えてくる。) 
を持ちましょう。

さて、トマトに関してですが、トマトの原産地は、中南米の高山植物である。
ということは、年中、日当たりが良く、気温は、冷涼である。(日本では、夏に弱く枯れる)
日本には、四季があり、概ね、冬が長く寒く、快適な春は、短く、すぐに暑い夏が来る。その後快適な短い秋がきて、すぐに寒い冬が来る。
春夏秋冬の期間は、知識としては、1年1サイクル12ケ月とすると、12ケ月÷4季として、単純には、それぞれ平等に3ケ月毎となりますが、知恵としては、夏冬が5ケ月間弱と快適な春秋が1ケ月間強いしかない。
しかし、気温の低下と日照の短落傾向から、秋はムリですから無効となり、1年のうち有効なのは、春の1ケ月強しかない。トマトは、いつでも食べたいときには、いつでも販売されているので、いつでも食べられるのが現実である。それは、人工的に、快適環境を整えているからです。ここに手に入る現実(既成の知識)と、栽培・生育(知恵)の乖離(錯覚)がある。ということで、日照・気温の確保・夏に弱く短い春をどのように活用するかが要となる。簡単に言えば、早く育てて、枯れる夏までに収穫するには、どうするかということです。その春には、不快な梅雨もある(自然環境下の栽培。)

・・・・・地学気象学という科学的な考えでなく、快適という生物の生長という感覚的体感としての考え方として。

トマトやその栽培の特性 (タキイのサイト)
http://www.takii.co.jp/tsk/hinmoku/atm/p2_bdy.html
栽培地の気象条件 (気象庁のサイト)
http://www.jma.go.jp/jp/amedas_h/index.html
連作障害と土壌環境については、「きんたさん」の考え方で十分と考えます。
トマトと限定した植物の連作障害としての考え方ではなく、トマト(学名:Solanum lycopersicum)は、ナス科ナス属の植物(ウィキペディアのサイト)。として一段上を広く考えたほうが良い。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%88

これが、私の理解です。


たちつ 【近畿】 2011/02/12(土) 12:25:16

ごめんなさい <(_ _)>

送信 と 解決 を間違えて、クリックしてしまいました。

本当に、申し訳なく恐縮しております。


りっこ 【関東】 2011/02/12(土) 22:12:05
トマトはナス科のなかでは比較的連作障害には強いというのが当方の考えです。苗が自根か接木苗かにもよるとは思いますが、自根苗で6年ほどまったく同じ場所で栽培しています。ミニトマト、中玉トマトが主流ですが病気は出ず、収穫量もほぼ毎年同じです。一応連作防止のため、有機資材を投入しています。キトサン溶液、カニガラ堆肥、モルデン連作くんなどです。きんたさんは接木苗なので殆ど大丈夫と思います。
当方のトマトは千果、オレンジチャーム、フルテイカ、桃太郎ファイトなどです。
もし土の入れ替えをなさるのなら半径60cm以上は必要でしょう。土壌にもよりますがトマトの根は結構広く張ります。
ナス科でもナスの自根栽培は上記の当方の対策では不十分で収穫まじかに青枯れ病などで次々と萎れてしまいました。

らん吉 【東北】 2011/02/13(日) 14:56:45
私は購入したEM5号と自家製のEMボカシ(魚粉・菜種粕・EM菌)
苦土石灰を入れ雨よけトンネルで7年作り今のところ連作障害は出ていないです。

きんた 2011/02/15(火) 10:09:31
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りっこさん、そしてらん吉さん
有益なご意見ありがとうございます
今年はご意見を生かして栽培してみます

たちつさん 貴重なご意見ありがとうございました


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