カサブランカのモザイク病
ゆり坊
【関東】
2011/01/27(木) 17:06:10
一昨年の秋に鉢植えしたカサブランカの球根が芽を出して葉が茂ると、どうも葉がモザイク状に…
またダメだったかと、あきらめたのですが、そのままにしておいたらお花は立派に咲き、その後11月まで葉も残りました。葉は相変わらずモザイクに見えるのですが、瑞々しくしっかりしていました。
去年の秋に掘り出した球根を消毒して、新しい土と鉢で植え替えたのですが、どうも心配でなりません。
去年のお花があまりに綺麗だったので、今年も絶対にまた咲かせたいのです。園芸店に最後の球根（？）が売っていて、保険にやっぱりもう一鉢仕込んでおこうかと迷っています。
モザイク病だった場合、どのように株がダメになるのでしょうか。病状が軽めなら持ち直す、というようなことは無いのですか？
春まで期待して発芽を待っているのが辛い、短気な私です。
Juria
2011/01/28(金) 10:36:45
オリエンタル系のユリはほとんどの確率でウイルスを持っている、とも言われており、環境が適切だと症状が出ない、と言われることもあるようです。
一旦模様の出た葉は、元に戻ることはなく、かれるまでそのままです。
（あくまでイメージですが、ここが人間と違うところで、植物の葉の場合、一旦形成されると、内側から新しい細胞ができて入れ替わる、ということがありません）。
どうなるか、というと、１年目は普通に育っても、翌年以降だんだんと勢いがなくなり、芽がでても途中でねじれて枯れてしまったり、花が咲く頃にいじけたり、芽が出ず途絶えてしまったり、ということが多いです。
細胞の中で感染してしまっているので、表面を消毒してもウイルスは消えません。
特に売れ残りで長期間乾燥や温度変化にさらされたものは症状が出やすいようにも思います（単なる経験ですが）。
本来は極端に乾燥しない、下草が生えた半日陰の環境に生える山百合の血を引いていますから、こういうところに植えられれば症状が出なくなる、可能性はあるかもしれませんね。自然界でも同じ固体が長年咲き続ける、というよりは、種で新しい個体に入れ替わっている可能性もあります。
庭上で、長年咲かせている方もいらっしゃるので一概にはいえないかもしれませんが。
葉が今まで残っているなら、球根にも十分栄養が行っていることでしょう。
鉢植えなら、葉が枯れてきたらできるだけ大きな鉢（しかも二重鉢がいいと思います）に（温度変化、乾燥を避けるため）、新しい土で深く植えなおし、来年にかけてみてはいかがでしょうか？
我が家でも鉢植えにしていますが、どうしても４、５年に１度は途絶えてしまう固体が多いです。今年は夏猛暑だったので、来年は難しそうです。。。
ゆり坊
【関東】
2011/01/28(金) 17:30:57
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危なかった…
保険に、と思っていた売れ残り球根は要注意ですね（汗）
Juria様
とてもわかりやすい説明、ありがとうございました。
せっかく昨年秋に植替えしたカサブランカですが、あまり今年には期待できない状況かもしれませんね。
でもこちらに書きこんでよかったです。
なんだか気持の整理ができた気がして、春まで悶々として過ごすことはなさそうです。
ダメもとでこれからも株を見守っていきたいと思います。
ありがとうございました。
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