葉牡丹の着色

この記事は[園芸相談センター]の過去ログです

るる 2010/12/02(木) 09:42:37
水色やピンクなどの綺麗な色をしてる葉牡丹を見かけました。
ネットで調べるとファンタジーという切花着色剤で染めれることが、分かったのですが、葉牡丹だとどのように着色したらよいですか?根から着色剤を吸わせるらしいのですが、具体的に教えて下さい。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2010/12/02(木) 23:19:53
ちょっと調べてみましたら土に植えてある状態で販売している様ですね。以前勤めていた花屋でも切り花で着色剤を水で薄めて使って水色のカーネーションなど作っていましたが同じものだったかは記憶になく、今の着色剤は使用してる成分が違うのかもしれません。切り花だったら根から吸収させなくても従来の切り花用着色剤で簡単に同じ色合いに出来るんですが・・・
見かけた葉ボタンは実際実物をご覧になったものでしょうか?それとも画像で見かけたのですか?実際見たとすれば土に植えてあったものでしたか、切り花でしたか?

葉ボタンではありませんが以前話題に成った、「レインボーローズ」という一輪のバラの花びらの一枚づつが違う色になっているという輸入ものがあって、それは生えている時から着色するとのことで原理は色の三原色の赤・青・黄の着色料を三方に生える葉から別々に吸収させたとの事で(実際のやり方は不明)、花びら一枚に単色で現れたり2種や3種が混ざったりで違う色に変化させてるように感じました(実際は違っていたらすみません)。
ファンタジー着色剤は本来「切り花」専用の色素なので植物の細い根の先から吸収できるかはちょっと疑問に感じます。普通は色素の粒子が大きすぎて水分の様に吸収は出来ないんじゃないかと感じるのですが・・・。
細い根から吸収させると言うよりも太い根や茎の根元に点滴法で吸収させた方がまだ簡単と感じます。現に他の植物では肥料の成分などをダイレクトに植物に与える為に茎に点滴を(植物専用の製品があるはずです)施している人もいます。昔、病院勤めをしている時に患者さんからジャンボカボチャを巨大に育てるのに使うから、使用済みのでいいから点滴のセット一式を譲ってほしいと頼みこまれた事があります。危険性・衛生面で譲渡は無理で職員には許されない行為です(規則違反に成る)。でもあまりにしつこくて業務に障るので、きっと無理と思うけど直接自分で医師に聞いてみて下さいと答え、諦めさせた事があります。
土に着色剤を与えて吸収させているのではなく、もしかすると実際にこういう方法で与えていて、作り方を真似されない為に詳細は伏せているのかもしれません(全く違う方法の可能性も)。もし太い根に点滴しているとすると専用の植物用点滴セットを入手し植物体の構造を把握し、有る程度の技術も必要でしょう。素人が行うのは難しいかと思います

切り花の状態で着色するならその液に葉ボタンの茎部分を漬けてしばらく(色の入り方の好みにより数日)待つだけです。使う葉ボタンは中心部が白に成る方のもので家庭で行うなら普通サイズの葉ボタンでは大きすぎて時間がかかり、上に重心があるので重い入れ物に入れないと入れものごと倒れる可能性もあると思うので、茎が長くて直径の小さい切り花専用品種を使えば生けた時に高さの調節が出来ます。茎の短い小型品種のでも、低い入れ物に生けるなら使えます。茎の長さが短いほど早く色が回ると思います
ただし、葉ボタンの切り花を私は扱ったことがないので水揚がり(植物が茎を切られた状態で水を吸う強さ)が良いか悪いかがわかりません・・・
普通の切り花だと花と葉の部分を新聞紙などで花束のラッピングの様に包み茎だけを出しておいて、切り口を切り戻したらすぐ沸騰したお湯に切り口から3センチほど漬けてゆっくり10数えるくらい茹で、湯から出したら速やかに深さのある冷水に入れてしばらく置けば水揚がりが良くなるのですが、葉ボタンがその方法だけでは水揚げ不足なら湯に漬ける前に金づちで切り口を粗めに潰すなどの前処置が必要かもしれません。それで水揚げが成功したなら水中で茎を切り、すぐに着色剤に漬けます。好みの色に染まれば水で生け直して下さいね

Aquiya 【関東】 [URL:http://aquiya.skr.jp/] 2010/12/03(金) 17:41:05
こんにちは。
ハボタンのほか、ポインセチアも人工着色された苗が出回っていますよね。
以下は私の推測ですが・・・

切り枝の状態にして色水を吸わせ、着色後に挿し木して発根させて出荷しているのではないかと思っています。
両方とも簡単に挿し木ができ、特にハボタンは発根・根の生育が早いので、すぐに苗として出荷できそうです。
今度人工着色のハボタンを見かけたら購入して、実生か挿し木を確認してみます。

余談ですがレインボーローズも、切り枝にしてから色水を吸わせているのではないかと私は思っています。
茎を縦に三つくらいに割り、分割されたそれぞれの部分から別の色の付いた水を吸い上げさせると、三色に染め分けられた花になるはずですよね。
もちろん、最後には茎を切り戻しているので、仕掛けは分からなくなっています。

ばんざいうさぎ  【北海道】 2010/12/03(金) 23:57:08
ちょっと調べてみましたら、面白い文献を見つけました
植物のアントシアニン色素にモリブデンアンモニウムを結合させると青い色に変わるというもの。
いろいろ調べていて、「肥料で青い色素が出る」という話を見つけていたのでもしかするとこれの事かもしれません。
実際は水耕栽培で作ることが出来るそうです。これだと着色剤にありがちな葉や茎にも色素が溜まるって汚く見えることなく、元々アントシアニン色素を持った花弁(もしくは赤い色素だけの葉の部分?)だけが青く変化するので、より自然な見栄えになるそうです。画像にはチューリップやトルコキキョウなどがあり他にユリなどでも出来るそうですが、(白い花のアネモネに同処理を施すとクリーム色の花になるらしい)適応植物の中には葉ボタンやポインセチアは有りませんでした

以前、品種改良においての人工的に青い花の植物を作る方法に関する書籍を読んでいてあまりの内容の難しさにギブアップしもう少し簡単な説明はないものかと思っていたのですが、図らずも今回一つの方法を偶然見つけることが出来ました。これは探すきっかけを作ってくれたるるさんとAquiyaさんのおかげ。ありがとうございます

おそらく、レインボーローズや葉ボタン、ポインセチアは他の色もあることからやはり着色剤の方で着色しているのでしょうが、これから他の植物で青い着色の植物が出てきたのならこういう処理で人工的に色が変えられているものかもしれませんね

Aquiya 【関東】 [URL:http://aquiya.skr.jp/] 2010/12/04(土) 03:04:51
ばんざいうさぎさん、こんにちは。
ご紹介の研究を見てみました。
トルコギキョウやチューリップの「紫雲」は青と言えそうな色に発色していますね。
水耕栽培を行う必要があるので、今のところ実現の可能性があるのは切り花だけでしょうか。
これとは別に、葉面にモリブテン化合物含有剤を散布する手法もあるようです。

ところで「レインボーチューリップ」「レインボーガーベラ」「レインボーカーネーション」もありますね。
上に書いたレインボーローズやカラーハボタンの着色法はあくまでも私の空想です。
実験すればすぐに答が出ると思いますが、個人的に抵抗があって試みたことはありません。
あくまでも自分が行うことに抵抗があるというだけで、ほかの方が行うことに関しては何とも思わないのですが・・・

しかし自分で書いてしまってから言うのもなんですが、細かいノウハウは企業秘密でしょうから、あまりここで詮索するのもよくないのかもしれませんね。

Aquiya 【関東】 [URL:http://aquiya.skr.jp/] 2010/12/04(土) 03:22:09
念のため・・・
詮索するのはよくないうんぬんというのは、あくまでも自分に対する言葉です。
以前からどうやって生産しているのだろうととても興味を持って、あれこれ考えていたところだったので、つい空想を書きすぎてしまったかな、という反省です。

Sekizuka 2010/12/05(日) 11:12:15
モリブデンを使う場合は色が限られていますので、今回は違いそうです。

レインボーローズの場合は3〜4股に分けて吸わせるで正解でしょう。
私の同僚が茎を分解したところ、下の方は3〜4色に分かれて染まっていたそうです。
実際にやってみたところ、綺麗にはならないので、そこから先が特許なんでしょうな。

話を戻して、今回の土に植わっているハボタン(と解釈しました)ですが、土壌の吸着力が強いので一般的な色素では難しいと思います。特殊な色素を使うか、根を洗って通常の色素を吸わせて植え直すか、でしょうかね。

るる 2010/12/06(月) 11:16:46
[[解決]]
ばんざいうさぎさん Aquiya さん Sekizukaさん、どうもありがとうございました。一度試してみようかと思っています。


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