冬越し前の切り戻しはなぜするのですか?
sakura
2010/11/04(木) 08:09:01
冬越しのときに耐寒性を高める為に潅水を控えるのは
細胞内の水分量を下げて細胞内濃度を上げることで
細胞が凍結しにくくする為というのは知っているのですが
短く切り詰める方がいい植物も多いですが、これはなぜですか?
長いままだとどういう不都合があるのでしょうか。
たちつ
【近畿】
2010/11/04(木) 21:10:57
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研究するとか論文でも書かない限り、そないに難しく考えないで、単純に考えみれば楽なように思いますが・・・
潅水は、四季を通じて、その植物のライフサイクルに応じて、ほどほどに与えるということが必要です。
冬は、土からの蒸発乾燥も少ないし、草花も休眠期なので、成長期ほど水を必要としないし、植物の凍結にも注意が必要ですが、それ以前に、土自体が、凍結したり、霜柱も立つ。それは、口であり、心臓でもある根を腐らすことになる。特に耐寒性の乏しい植物は、流動性のない水に対しての根が弱い。したがって、冬に限らず、水やりには、注意が必要です。又、耐寒性のある植物でも、冬の季節風による地中の低温乾燥もありますから良く観察する必要もあります。
室内なら、葉水霧吹きするとか、室内に簡易ビニール温室を設けるとか。
一般的に、湿地種や水辺・水生植物でない限り、土は、過湿のジュクジュクよりカラカラの乾燥したほうが植物は再生しやすい。いずれにしても、過度な長期間なら、枯れる・腐るものですが。
女性が永遠の美を追求し、人が不老不死を追求するものなら、植物は、いかにして、水を必要としないかという方向で、進化しているように思う。もともとは、水中植物から陸に新天地を求て?、現在のような繁栄に至る。
>短く切り詰める方がいい植物も多いですが
たぶん花樹の事と考えられますが、花木でもその花の蕾の前段階として、蕾の下地たる花芽細胞が、いつ作られるのかということに関連されます。真夏に作られる種類なら、花後すぐに切り詰めます。(常緑樹に多い)
新芽が成長するにしたがって、平行して花芽細胞が作られる種類なら、いつ切り詰めても良いのですが、(落葉樹に多い)通常は、落葉後に切り詰めます。
落葉後なら、切るのも楽。(葉がないので良く枝が見える) 正月前ということで、美観的にも良い。
又越冬場所を少なくするという意味では、病害虫の防除にもなる。
更に切り詰めれば、春からの新芽も旺盛となる。
積雪や強風に対する、枝折れや倒壊も防げる。
鉢植えなら、コンパクトになる。収納場所も少なくなる。
超長期的に見た場合には、切り詰めることによって、延命する場合も、短命に終わる種類もある。
樹によっては、剪定する時期を誤ると、樹液がとまりにくい場合もあります。特に新芽が萌えはじめる前後。
だからといって、別に、栽培者の好みですから、切り詰める必要もない。
と私は簡単に、割り切っています
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sakura
2010/11/05(金) 15:06:59
私がお尋ねしたのは、花木ではなく
ランタナやペチュニア、カリブラコア、ペンタスなどの多年草扱いの
草花の越冬前の切り戻しですね。
シーズン中の花期が長いので、花芽形成期なども関係ないですし
ただ、人間側の管理等の都合だけなのでしょうか。
切り詰めれば耐寒性が増すなどの事実はないのでしょうか。
zoo
【東海】
2010/11/05(金) 15:43:09
お住まいはどちらでしょうか?
私の東海の場合のランタナに関して言えば、剪定しないと、霜にやられて枯れてしまいます。見苦しいのでいづれ剪定を余儀なくされます。
どんなに切っても、萌芽力がすごいのでまた夏になれば生い茂るぐらいです。
花梨
【関東】
2010/11/05(金) 16:50:29
>>ランタナやペチュニア、カリブラコア、ペンタスなどの多年草扱い
これらの植物は多年草ではありますが日本の気候では一年草扱いと
されていますね。(地域や栽培環境にもよります)
当地は都内ですがランタナとペンタスは切り戻して室内で冬越しさせています。
室内ですから霜の心配はないのですが、冬の間に伸びた枝は生長が悪く、
越冬後、活動を始めてからもその枝は生長がよくないように思います。
>>切り詰めれば耐寒性が増すなどの事実
耐寒性は変わらないでしょう。その気温に対応出来るように切り詰めるということでは
ないでしょうか。
リオン
2010/11/22(月) 14:05:07
冬越しのため室内に取り込む際に、邪魔なので小さくする、のも大きな理由。
どうせ生育適期でないので、まともに花も咲かないなら、ばっさり切ってしまい、根だけで越冬させても変わりませんからね。
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