ガジュマルの液肥について
ガジュ丸
【東海】
2010/09/12(日) 18:15:10
猛暑もそろそろ落ち着いてきたので、液肥をあげたいのですが
水遣り代わりに毎日施肥するとしたら、どれくらいの濃度が適切ですか？
4000〜5000倍ぐらいにすれば、毎日でもいいのでしょうか？
今までは10日に1回2000倍でしたが、水やりを繰り返すと
すぐに土中の肥料が流されてしまう気がして。。。
どちらの施肥方法の方がいいですか？
Donbiki
2010/09/13(月) 13:48:19
まいにち 与える必要ないんやで〜。
メーカー毎に規定の回数、濃度、が指定されているので、「その範囲で」与えてな。
そもそも水遣りも まいにち 与えられるもんではないしな。
基本的に、植物は適切な温度、水量、光、があればまず育つんや。
その次に、土そのもの、に含まれる養分を吸収して生育するんやな。
液肥は、鉢植えの場合、基本的には土そのものに含まれる養分（主食）を時々補うもの、ということになるわけや。
土から染み出した微量な養分と異なり、最初から吸収されやすい形になっているもんで即ぐ効く、その分効き目＝刺激も強い、と言うことになるわな。
薬でもなんでも効き目の強いものは使用したら体がそれを受け入れるまで一旦様子を見る必要があるのと同じで、液肥を まいにち 与えるのは植物本来の要求に合致せんのや。
吸収し終わったら一旦消化する必要があるんで、消化する前にまた与えられたら消化不良になりまっせ。
人間でいうと24時間ぶっ続けで飯食わせられてるようなものや。
しかも土もよう乾かんうちにまいにちみずやっとったら腐って枯れてまうで。
ひろし@小南部
2010/09/13(月) 19:30:32
基本的なことはDonbikiさんのご指摘どおりですね。ただガジュマルという樹種は非常に強健ですから、日陰にも、多湿にも強いので、他の樹種ほど簡単には腐らないとは思います。
葉が7枚ほどついた小枝を4年間水につけたままの状態で生かしたことがあります。陶器の一輪挿しに挿し放し、肥料もミネラル剤も与えず、水は少なくなったら足すだけ、たまに切り花を一緒に挿しておくということで4年間無事どころか新葉を3枚展開（その代わり2枚落葉）一輪挿しの中はガジュマルの根でいっぱいでした。この夏さすがにミネラル不足で葉色が悪くなったので、小鉢に植えつけました。通常水の中で育った根は土中では腐るのですが、そんな風もなくすぐに新葉を2枚展開、色の悪くなった葉3枚を落としましたが変らず元気です。つまり肥料分なしでも暫くは生存できます。
実生で30年育てた親木もあるのですが大きくなるので剪定が大変。大きくなりすぎないよう施肥は控え控えにしていますが土が古くなると葉色が悪くなるので定期的に植え替えます。施肥は薄い液肥N:P:K=6.5:6:19の1500倍を葉の成長期に2週に一回与えているだけ。秋から春先までは施肥はなしです。
おそらく毎日4000倍以上の薄い液肥なら与えつづけてもガジュマルなら死ぬことはないかも知れませんが、このとき日光不足だと徒長するのは確実ですね。徒長した枝は細く、葉の間隔が広く間延びする上に倒れやすく形が崩れます。
私なら施肥も水も抑え気味にしてなるべくがっちりコンパクトにしたいと思いますがね。
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