夏のバラの植替え

[園芸相談センター]の過去ログです

夏子 【近畿】 2010/09/08(水) 23:48:15
イングリッシュローズの鉢植えを育てています。
最近、土がふわふわになり枝もぐらぐらしています。
もしかするとカナブンの幼虫にやられているのではないかと思っています。
薬をまくのでしたら、全滅するでしょうか?
良い薬はありますか?
それとも植替えした方がいいいでしょうか?
アドバイスお願いします。

ししとう 2010/09/09(木) 12:45:08
グラグラするほどでしたら、相当やられているはずです。
残念ながらバラのコガネムシに使用してよい農薬は販売されていません。よって、いずれにしても生きるか死ぬかの瀬戸際なので、土を用意して比較的涼しい時間・涼しい日に思い切って鉢から出します。
コガネムシ幼虫を全て取り除き、鉢に戻します。
その後、少なくなった根では、株を支えきれませんので、全体の様子を見て、弱い枝からまず落とし、高さは半分程度まで剪定する必要があります。さらに、うまく根付くまで、支柱をして固定します。
また、植え替え後は必ず、風通しの良い、涼しい日陰や半日陰で、2週間〜3週間程度養生します。この秋の花は期待しないほうが良いでしょう。コレで助かるかどうかは、どの程度根がやられているかによります。

コガネムシ対策は大き目のバークチップなどで厚めにマルチングすることで比較的免れています。コガネムシの産卵期である5〜10月の期間にマルチングし、その冬には植え替えるようにすると良いかと思います。

さくら 【甲信越】 2010/09/10(金) 12:14:11
ししとうさんと同じで植え替えをお勧めします。
品種と株の大きさなどにより結果は変わるでしょうが、私の場合はERのアンブリッジ・ローズでした。
数年前の8月に気が付いて、土をほとんど落とした状態で植え替えました。
日陰で養生させて、なんとか復活してくれました。私は新芽が動くまで日陰に置いていました。
翌年の春の一番花は1,2輪だけでしたが、あとから沢山咲いてくれたときは嬉しかったですね。

夏子 2010/09/10(金) 19:34:50
[[解決]]
ししとうさん、有難うございます。
教えて頂いた通りに今日植替えをしました。
思っていた通り幼虫がうじゃうじゃと出てきました。
葉も黄色く、元気がない姿になってしまい、とても悲しいです。
迅速なお返事をいただいてすぐ植替えでき、感謝しています。
助かるかどうか分かりませんが、日陰で回復してくれるのを待ちたいと思います。有難うございました。

夏子 2010/09/10(金) 20:47:17
[[解決]]
さくらさん、有難うございます。
復活して良かったですね!

どうなるか分かりませんが、復活することを願って待ちます。

gardenfan滋賀 【近畿】 2010/09/12(日) 00:21:00
夏子様

解決済みですが、追加です。

ししとう様が言われるように
>残念ながらバラのコガネムシに使用してよい農薬は販売されていません。

確かにバラに適用のあるものはありませんが、ダイアジノン粒剤であれば、問題なくコガネムシ幼虫対策になります。
粒剤ですので周辺へのドリフト問題もありませんので他人に迷惑をかける事もほとんど無いと思います。
バラには適用がありませんので農薬取締法違反になりますが、この辺の部分は法律自体の欠陥とも言える部分でグレーなので自己責任で判断下さい。
農薬取締法自体が、事が発覚して初めて作動しますので、北海道で時速200kmで走行しても見つからなければ、事故を起こさなければ問題にならないのと同じなので...
こういうことを書くと非難を浴びますが、法律の文言をまともに聞く人と施行するための便法を考える私とでは解釈が違うと思いますが、その溝はなかなか埋められません。

ダイアジノンを適用のないバラの鉢に使っても耐性コガネムシ幼虫が発生するリスクがほとんど考えられないのであれば、使っても良いと考えています。


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