ヘゴが大きくなりすぎた
ヱス
【甲信越】
2010/07/05(月) 04:57:07
十数年前に買ったヘゴが大きくなりすぎました。
あと20センチほどで天井についてしまいます。
何とかする方法は無いのでしょうか?
現在は15号鉢に植わっております。
家は甲信越でも南の方です。
ハリケーン
【甲信越】
2010/07/06(火) 00:24:09
私はヘゴは育てたことがないですし(ブレクヌムはありますが)、ネット上にも情報が見つからないので、参考意見程度に留めておいてください。
それにしてもよくヘゴをそこまで大きく出来ましたね。普通は湿度や水やりにとっても敏感なので、大きくならないうちに枯らしちゃいます。すごいですよ。
取り敢えず情報のある部分を推測と体験談を交えながら話すと、ヘゴなどに似たような形態の植物には、ソテツやヤシがあります。
まずソテツですが、これは取り木も挿し木も出来ず大きくなったら露地植えにするしかないです。幹から全く根の生えない性質なのです。又、分枝する場合もありますが、頂点でしか分枝しませんし、切っても脇目が出ません。幸いソテツは半耐寒性なので、関東以南なら露地植えでどうにかなりますが…
そしてヤシですが、こちらは挿し木は出来ませんが(根が生える前に枯れてしまう)、一部のヤシでは舌状剥皮による取り木が出来ます。"一部のヤシ"がどのヤシを指すのかはよくわかりませんが、一般的にチャメドレア類(テーブルヤシなど)とフェニックス類は出来ると言われていますし、チャメドレア・テネラで一度成功したことがあります(発根には4月ほど必要でした)。また、分枝は絶対にしません。取り木をされた株は枯れてしまいます。
そしてヘゴですが、ヘゴの性質から総合評価してみます。
まず路地植えという選択肢ですが、これはお勧めしません。ヘゴはソテツほど耐寒性が高くなく、5度を下回ると枯れてしまいます。本州では屋外越冬は無理です。
また、剪定も無理です。ヘゴが分枝したという話を聞いたことがありません。
そしてもうひとつの選択肢、ヤシ類で実績のある取り木ですが、ここからは完全に私の推測ですが、出来るのではないかと考えます。
ヘゴの幹は、細い主幹部に気根がたくさんくっついたような構造になっています。この気根は雨が降ったらもちろん付いた水を吸収します。よって、気根を水苔で覆って地中用の根と同じような構造にしてやれば…もしかしたらうまくいくかもしれません。
もし取り木をするなら今の時期はベストですが、今までの話はあくまで推測の話ですし、ヘゴがどれくらいで根が伸びるかなんて資料がないので、まだ決断をするのは早いです。
もっと専門の方の意見を伺えればいいのですが…
ヱス
2010/07/06(火) 01:37:18
[[解決]]
回答有難うございます。
検索しても情報が見つからなかったので、ダメもとでの質問でした・・・
何年もヘゴを育てているのに、詳しい性質については何も知りませんでした。この機会に少し勉強してみようかと思います。
とりあえずどうなるかは判りませんが、気根があるということなので、切れ込みは入れずにミズゴケのみ巻いて様子を見ます。
本当に有難うございました。
ハリケーン
2010/07/06(火) 17:42:20
うーん、上にも書いたとおりほとんど推測の状況なので、これで解決とされると身勝手ですがあまりいい気分がしません^^;
また、さっきの書き込みではヘゴは分枝しないと書きましたが、稀に分枝する場合もあるようです。ただしソテツと同じような感じに分枝するのだと思いますので、やはり切るのはお勧めしません。間違ったこと書いて申し訳ありませんでした。
このようにまだまだ無知な部分もありますので、もっと専門の方の意見をお伺いできればと書いたのですが…極論を言っちゃえば、色々試して枯らさないように頑張ってとしか言い様がありませんので。
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