バラのうどん粉病

[園芸相談センター]の過去ログです

mari 2010/06/06(日) 19:33:39
バラが、うどん粉病になり、木酢液散布が良いと聞きました。毎日散布しても良いのでしょうか?それと、その場合、展着剤(ダイン)も必要なのでしょうか?

ひまわり 2010/06/06(日) 19:53:36
>バラが、うどん粉病になり、木酢液散布が良い

そういうことを言う人はごく少数です。ま、一種の消毒液なので
全く効かないこともないでしょう(ホルマリン等が含まれています)。

木酢液にダインは意味がないと思います。長く葉についていたから
といって効果が良くなるわけじゃないですから・・浸透性もどれく
らい意味があるか?

普通に農薬使いましょう。なんで農薬使わないですかね。

ところで、木酢液ですが、昔、農薬申請が出されたのですが、内容が
一定でないということで農薬登録を却下されています。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1021509100

タールとかホルマリンとか、人間にも安全でない成分が不明
量含まれていますので、充分気をつけて使ってください。

じったん 2010/06/06(日) 23:48:23
いわゆる農薬をつかいたくない、というこだわりがおありなら、カリグリーンという薬があるようですね。
たしか重曹が主成分、木酢よりさらに安全性は高そうですね。
タールなどは発がん性の可能性があるといわれてますね。くんせいなどで食物として口にするものでもありますけどね。

当方、うどん粉病に対しては、広がらないように、最低限の散布をします。出た場所だけ、虫も病気もきくみたいな、スプレーです。

虫の薬は有機りん系などで、毒があると思いますが、うどんこ病などの薬はなんとかコナゾールといって人間がカビの病気(水虫とか、いろいろ)に使う薬もあります。
虫の薬より、うどん粉病などのカビの病気の薬のほうが、毒性がすくないかも、って思っています。虫のほうがカビより人間に近いですからね。
ああだれか、反論あればしてくださいね。

木酢は、梶みゆきさんが、出たところだけスプレーしてましたかね。
また、イソジンガーグルがよい、というお医者さんが書いたバラの本にありましたね。

しゃなまま 【東北】 2010/06/07(月) 08:30:22
こんにちは。
イソジンガーグルの名前が出たので、シャシャリ出ました。
これは散布出来ません。
とくわからず、散布する方がいますので。
イソジン(うがい薬)は10倍に薄めて、うどんこ病になったところを
指につけて、押さえるようにしてうどんこ病の菌を死滅させます。

あと、重曹もありますよ。こちらは500倍に薄めて、柔らかいガーゼに含ませて拭き取るように使います。

どちらも植物には毒になりますので、多用は出来ません。

R・ひろき 【関東】 2010/06/07(月) 10:07:34
 こんにちは。

 木酢液で薬害が出た話も時々聞きます。ものによりますが、とくに濃度が濃いと良くないと思います。
 ダインのほうは、連日散布するとあまり葉に良くないのではないでしょうか。展着剤は規定量を間をあけて使うものですから……。

 ついでなので、低毒なものを紹介しますと、うどんこ病ならカダンセーフ、スプレー式と希釈するタイプの原液があります。
 そのほか、ベニカマイルドスプレーなどもうどんこ病に使える低毒性のタイプです。
 最近は良いものが発売されています。
 これらを瓶に書いてある通りに使うほうが、木酢液、イソジン等々よりも、葉にも人間にもやさしいかと思います。イソジンは葉がバリバリになることがあります。

mari 2010/06/07(月) 19:44:06
ひまわりさん、じったんさん、しゃなままさん、R・ひろきさん、アドバイスを色々と、アドバイスをありがとうございます。木酢液は、やめようと思います。うどん粉病に弱い性質なのか、3週間前に、農薬(サブロール乳剤)を一週間に1度、希釈液濃度は500倍、使用したり、手で、こすり取ったりもしたのですが、一向に改善が見られる様子がなくて、、バラの品種はマダム・ピェール・オジェです。
木酢液は、自然のものだから、毎日でも良いのか、と思って、葉がますます、元気が無くなっていくので、ダインを使用していないのからじゃないのか?と思ってましたが、間違ってたようです。
今はバラに負担をかけたくないので、一回、イソジンで、試したいとおもいます。

R・ひろき 【関東】 2010/06/07(月) 21:02:02
 こんにちは。

 葉の調子が悪いときに、イソジンで拭くとよけいにバリバリになるかもしれません。
 葉が傷めば傷むほど、うどんこ病は治りにくくなります。

 人間用ではなく、植物用に作られたものを使ったほうが良いと思います。
 カダンセーフ、ベニカマイルドなどは名前で検索するとどのようなものでできているか(食品成分など)がわかると思います。

※サプロール乳剤は1000倍で使います。500倍ですと濃すぎて葉を傷めることもあります。また、たまにサプロール乳剤が効かないうどんこ病もいますので、農薬を使うときは別のものを使ってください。

ひまわり 2010/06/08(火) 02:34:44
ちょっと追加ですが、

カリグリーンは、日本で開発された立派な農薬です。安全性は高いと
されています。

重曹は重炭酸ナトリウムのことですが、そのナトリウムをカリウムに
置き換えた重炭酸カリウムが主成分です。ナトリウムは植物毒ですが、
カリウムは栄養分です。他の成分も少し含まれています。

イソジンも使ってみたことがありますが、においが結構でるので、
そんなに使いやすいとは思えなかったです。色が残るような感じ
もあります。

放っておくという手もあります。翌年には丈夫になって、うどん粉
がつきにくくなることもあります。

基本線は、肥料のやり過ぎに注意することが一番大事だと思って
います。

R・ひろき 【関東】 2010/06/08(火) 09:40:22
 過去に似たようなご質問がありました。
 イソジンのことも出ていますので、リンクをはっておきます。
http://botany.cool.ne.jp/log/200806/08060102.html

 重曹とカリグリーンの違い、特定防除資材と普通の農薬についても書いてありますので、ご興味のあるかたはこちらもご参考までに。
※重曹は特定防除資材(安全性が確実なものとして登録を必要とせず農薬として使えるもの)に指定されていますから、木酢液やイソジンとは違い、農薬のように勧めることができます。

 木酢液については、「#8 木酢液・竹酢液について」で検索してみてください。本山教授の文章が出てきます。

gardenfan滋賀 【近畿】 2010/06/11(金) 21:27:32
うどんこ

基本的にカビですから特効薬的には、硫黄剤です。
簡易ハウス(1メートル四方)に入れて薫蒸するとか、適用のない....色々と検討して下さい・

薔薇と鳥 2010/06/11(金) 23:51:25
こちらで見かけたアブラムシ対策(食用油+台所用中性洗剤少々の40〜50倍液)を試したところ、うどん粉病にも効果がありました。
ただ、テカリが強すぎてバラには???そこで倍の100倍で試すと多量にスプレーしなければ良い感じ。それ以来、うどん粉病、アブラムシ、ハダニを見つけたら、その場所だけにスプレーするか指先で塗るかで対応しています。
ちなみに、この方法で紛粧楼もモンテローザもミミエデンも美しく咲いています。

臭いもなく、散布液を使い切る必要もなく、農薬のようにローテーションすることもなく、費用もほとんどかからず、キッチンに行けばいつでも簡単に作れ、今までに試した中では最高の方法です。

お試しになる場合は、洗剤の種類によっては薬害がでるかも知れないので、テストはなさってくださいね。

適応のある農薬などではないので、書き込みを躊躇いましたが、気軽にバラが楽しめたらと思い書き込んでみました。

gardenfan滋賀 【近畿】 2010/06/12(土) 19:23:19
mari様

>木酢液は、自然のものだから、

自然のものだから安心...だなんて今時考え違いも甚だしいです。

自然毒 ピーナッツのカビ毒のアフラトキシンを代表格として自然にある有害物質は沢山あります。木酢液にもタール類は含まれていますが立派な発ガン物質ですよ。

mari 2010/06/14(月) 19:28:32
皆様、色々なアドバイスをありがとうございます。イソジンは、葉がパリパリになるというので、やめて、しばらく様子を見ていましたが、やはり、葉は元のままで、カリグリーンを散布しましたが、希釈液濃度は1000倍で、、。今は花が終わり、べーサルシュートが伸びてるんですが、1.5メトールの処で、うどん粉病発生で、止まったままです。先端の葉先は、茶色く枯れこみ、葉が開く様子がないし、。周囲の葉もバリバリ、状態、所々に白い粉が吹いた感じです。四季咲き性なのか、つぼみも付いてます。何故?このまま梅雨時期に入ってしまいます。黒点病もまだ、出てませんが、思い切って、選定をしようと思いますが、どうなんでしょう?
薔薇と鳥 さんの、中性洗剤と食用油、食用油はどれくらいの割合で希釈すればいいのでしょうか?

しゃなまま 【東北】 2010/06/14(月) 20:57:43
こんばんは。
薔薇の名前はわかりますか?
薔薇の種類で強健種、うどん粉に特に弱い品種もあるので、薬剤がどうのというよりその薔薇で対応策も見つかると思うのですが。

mari 2010/06/15(火) 08:36:30
しゃなままさん、こんにちわ。
薔薇の名前は、マダム・ピェール・オジェです。去年の秋に2年生の大苗(2株)を地植えにしてますが、雨のかからない軒下に植えてます。
同時期に、うどん粉病になった薔薇はイボンヌ・ラビエがありますが、これは治癒したようです。今は満開に咲いてます。葉もつやつやです。
オジェは5月の終わりに花が満開になり、べーサルシュートも芽吹き
順調だったのですが、、、。
他の薔薇にも同じ様に、薬剤散布や栄養剤を施してますが、オジェは
特に弱い感じでします。

R・ひろき 【関東】 2010/06/15(火) 15:55:10
 こんにちは。
 特に弱い品種をどうするか……ですね。
 ベーサルシュートなどの先まで片っ端からうどんこ病になる場合は、出てから効果の出るタイプの殺菌剤では今一つです。
 そういうケースでは、重曹などで拭いても拭いても出てきます。
 
 茶色く枯れこんだ場所はつまみ取り、次の新芽に期待することになるわけですが、そのときに、新芽が出たらすぐうどんこ病に罹る状態では、出てから効くカリグリーンなどは使っても効果が出にくいことがあります。(カリグリーンは花卉類・観葉植物には800倍で)

 地植えなので雨のかかる場所に移動はできないですね……。
 雨のかかる場所は黒点病は出ますが、うどんこ病はひどくなりにくいですから、あまりにうどんこが酷い時は、一時的に雨の当たる場所に(鉢なら)移すこともあります。


 以下はご参考までにお読みください。
 いろいろやり方はあるかと思います。
 もし、うちにその株がありましたら、まずポリオキシンAL水溶剤等を使ってみます。(成分に浸透移行性があり、新芽のうどんこ病に効きます。が、白く吹いた部分は見かけ上治りません。重曹その他で拭いて下さい。)
 その後、ラリー、ベンレートを使って、またカリグリーンに戻し、また二週間以内にポリオキシンを使います。
 これから気温があがりますし、たぶんこれでかなりおさまると思います。おさまらなければもう一回、一通り順番に散布します。ミソは強い浸透移行性のあるものを使っている部分です。

 雨のかからない場所は、春秋にうどんこ病、夏にハダニが出やすくなります。黒点は出ないですが、意外に難しい場所なのです。

 どの程度農薬を使える状態かわかりませんが……。
 もしあまり農薬などを使えない場合は、来年、二年目になって株が大きく強くなっても、それでも依然としてうどんこ病に弱い品種は差し替える、という選択肢もあります。

mari 2010/06/15(火) 18:37:04
R・ひろきさん、こんばんわ。
ポリオキシンAL水溶剤をネットで検索したら、販売している処があ
ったので、購入して試してみるつもりです。なかなか、薬剤を揃えている近所の店舗は少なく、頼りの農協にも置いてないと思います。
今朝は、べーサルシュートの先端の葉は、葉先が茶色に縮れ枯れ込んだままですが、5枚葉の処に、新芽が根元の真ん中付近まで、芽吹いています。先端を剪定してみようと思います。
根元付近まで、べーサルシュートはうどん粉病で縮れてますが、1.5メートルまで1センチ以上の太さのべーサルシュートなので、先端だけ、剪定して見ようと思ってます。
このバラはとても気に入って購入したので、鉢植えにするなら、冬時期に植え替えした方が良いですよね。

R・ひろき 【関東】 2010/06/16(水) 17:56:13
 こんにちは。

 そうですね。鉢のほうが移動出来ていいかもしれません。冬になったら試しに鉢にしてみて、来年一年やってみて様子を見るのもいいかもしれません。

 ポリオキシンAL水溶剤は大袋しかないので、ちょっと不便ですね。
 この農薬、連用すると効かなくなってきますから、必ずカリグリーンなどと交互に使って、使用回数も守ってください。切り札的に使うといいかと思います。

おゆきさん 【関東】 2010/06/16(水) 23:19:34
我が家のバラにもうどんこ病が。
何種類かの薬剤を使用していましたが、効用があまりありませんでした。
そこで食用油と洗剤試してみましたよ。
私は(食用油おおさじ2弱+台所用中性洗剤小さじ1〜2)
500Lのペットボトルの底に入れて良く振ります。
ただ撒いただけではなくうどんこの葉の表裏に手でそっとこするようにします。
何ととても良い状態が続いています。
葉のつやがでてうどんこも出ていません。
アブラムシにも効果がありました。でもやはり手でこすって落としますが。

mari 【東海】 2010/06/24(木) 18:45:11
[[解決]]
おゆきさん、ありがとうございしました。
試して見たところ、調子がいいみたいです。

トシ 2010/12/10(金) 16:37:50
mari様
ウドンコ病でお困りのようですね 最近は農薬が効かなくなりました
私は無農薬栽培派でフィトンチッドとカニ殻(キトサン)より作られた
アグリチンキ36を使いウドンコ病、アブラムシ、カイガラムシ、ハダニ等防いでおります通常で2000倍液を毎週散布おかげ様で今年もウドンコ病は防げました色々なものを作られるのは大変かと思いますその時間をバラの世話に費やしたらバラは喜ぶと思いますよろしく

りんめい 2010/12/10(金) 19:09:14
私は、マンションのベランダ栽培なので、極力農薬を使わないようにしており、うどんこ病が出たときには、酢水を散布しています。
しつこい葉は拭きます。
一回ではなくなりませんが、数日毎に何度も散布すると減っていきます。特効薬とまではいきませんが、それなりに効くので、酢水で対処しています。
また、私は試したことはありませんが、友達はニームオイルがうどんこ病に効くという話を聞いて買ったようです。
ところで、私も今年マダム・ピエールオジェの新苗を購入したのですが、うどんこ病はないものの、ハダニに悩まされています。あまり病気や虫に強くないのでしょうか…。


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