バラや庭木の消毒について
初心者です
【東海】
2010/04/26(月) 16:20:28
園芸を始めて2年目の超初心者です。
初心者ながらいろいろとやってみたくて、バラを4種類、家庭菜園で野菜をいろいろ、
庭木には、つばき・やまぼうし・ジューンベリー・トネリコなどがあります。
昨年はいろいろと本を参考にしながら植え付けを行ないました。
十分な知識もなく、当然そうなるべくしてなったのだと思いますが、
バラは病気にかかり、葉っぱがなくなってしまったり、
庭木に毛虫が発生したり、と散々なありさまでした。
あまり強い消毒薬などは散布したくない(子供と犬がいるため)と言う思いもあり、
行なった対処としては
@スプレー(霧吹き)タイプで売っている消毒薬で
『散布の翌日に野菜を収穫しても大丈夫』と言う歌い文句のものを散布。
Aオルトラン顆粒を毛虫の発生している木の根元にまく。
Bアブラムシを見つけたら薄めたお酢を霧吹きでかける。
程度です。
今年は、暖かくなる前に庭木の根元にAの処置をしました。
今年も少しずつ植物の種類を増やしており、おそらくこれらの方法では対処しきれなくなるのでは
ないかな、と思っています。
いろいろ過去ログを読んでいると、バラには数種類の消毒薬の紹介などされていますが、
消毒薬は数種類を混ぜて作る(?)でしょうか?それとも散布する日を分けて一種類ずつ散布するのでしょうか?
消毒薬といってもたくさん種類もあり、選ぶのにも困っている状態です。
バラの病気予防、庭木の毛虫対策に有効な消毒薬など教えて下さい。よろしくお願い致します。
ぶるこ
【甲信越】
2010/04/28(水) 13:52:59
こんにちは。
バラの薬剤に限りませんが
2種程度の薬剤を混ぜて散布することはあります。
また展着剤を使用することもありますが
数株程度であればスプレータイプを使用したほうが良いでしょうね。
混ぜたものはその日限りしか使用できませんので。
薬剤を選ぶにあたって大切なのは
使用する植物が対象にあるかどうか、
また目的の病害虫に効き目のあるものかどうかです。
使用されたと言う「オルトラン顆粒」ですが
粒剤でも2種類あるのですがどちらも樹木への対象にありませんし
毛虫にも効き目はありません。
(毛虫の種類によっても効果は変わってきますので害虫の種類を把握しておくのも大切です。)
『適用害虫と使用方法』を良く見てから使用してください。
R・ひろき
【関東】
2010/04/28(水) 16:29:21
こんにちは。
>消毒薬は数種類を混ぜて作る(?)でしょうか?それとも散布する日を分けて一種類ずつ散布するのでしょうか?
2〜3種類くらいは混ぜて作ります。
小箱入りのものを買うと、混用事例が書いてあり、混ぜ方も書いてあることがあります。園芸店などに置いてある農薬会社の家庭用パンフレットなどにも混ぜ方が書いてあります。
>Aオルトラン顆粒を毛虫の発生している木の根元にまく。
オルトランはあまり高くまであがりませんから、木には効果が出にくいと思います。バラも2メートルくらいになると先端のほうは効きづらくなってきます。
それと、農薬は適用のある作物にしか使えません。
オルトラン粒剤のパッケージを見てください。そこに書いていない植物に使ってはいけません。とくに食用になる植物の場合は厳守してください。
毛虫が大量に発生した場合は、その種類によって子どもさんがかぶれるかもしれません。
そういう場合はその木に適用のある殺虫剤を使って、一気に退治したほうが安全であることもあります。
どのくらい発生しているか、なにがどの木に発生しているかによると思います。
>Bアブラムシを見つけたら薄めたお酢を霧吹きでかける。
アブラムシには、ベニカマイルドスプレーが食品から作られた成分で低毒です。
このほか、カダンセーフ、粘着くんなどが低毒です。
初心者です
2010/04/28(水) 17:03:07
アドバイスありがとうございます。
オルトラン顆粒について、
樹木への対象はないとのことですが、『背の低い庭木』と書いてあったので
大丈夫と思って使用していました。
我が家の庭木はまだ植え付けたばかりで一番大きなものでも大人の背の高さくらいの
大きさでしたので・・・。
毛虫にも効果なし、とのことですが、効果のある害虫、のところに、『ケムシ・アオムシ』
と書いてあり、こちらも効果があると思っておりました。
なお、使用しているものは家庭園芸用GFオルトラン粒剤です。
対象かどうか、と言うのはラベルに書いてあるかどうか、ではないのでしょうか?
確かに、おっしゃられる通り知識の浅い者にとっては市販されているスプレータイプの
ものが確実なのかもしれませんね。
スプレータイプはコスパがあまりよくないので、皆様のお知恵をお借りできればと
思ったのですが、そのような事はもう少し勉強してからにしようと思います。
ラベルに書いてある使い方や効果のある害虫については読んでいるのですが、
まだまだダメですね。
R・ひろき
【関東】
2010/04/28(水) 18:16:09
武田のサイトを見てみました。
適用表はこれです。こんな図がどこかに書いてありませんか?
http://www.sc-engei.co.jp/guide/pdfs/syo00023.pdf
こちらには樹木やケムシがありません。
サイトの農薬紹介がこれです。
http://www.sc-engei.co.jp/guide/syo00023.html
ここにはケムシと背の低い樹木と書かれています。
これはわかりにくい、というより、食い違っています。
正式なのはPDFファイル(上のURL)ですが、そんなの使うほうにはわかりません。困りますよね、これ。使ってしまいますよ。
あと、スプレータイプを勧めたかたはおそらく、使い残しの処分を含め、けっこう希釈するタイプは面倒なので親切でおっしゃったのだと思います。
コスパを考えるなら、上記のカダンセーフと粘着くんには希釈して使うの液剤や原液タイプもあります。かなり安くあがります。粘着くんは100ccではなく、農協や通販で1000cc入りを買うとかなりお安くあがります。
初心者です
2010/04/30(金) 11:38:22
[[解決]]
R・ひろき様
ご丁寧な解説、アドバイスありがとうございます。
薬剤を混ぜての使用については、一度パンフレットなどを見て勉強してみます。
実際の使用はそれからにしようと思います。
オルトラン顆粒の使い方については、教えて頂いた様な細かな表は付いていませんでした。
初めての使用と言うこともあり、一番小さなボトルサイズのものを選らんだせいかもしれません。
HPに載っているものとほぼ同等の説明だったので使えると思っていました。
食用にするものには薬剤は一切使用していないので、そう言う意味ではとりあえず大丈夫です。
木に効果が出にくい、と言う件についてもよく理解できました。確かに根っこから吸うのですから、
確かに葉先などには効きにくいのでしょうね。
アブラムシには悩まされています。頑張って駆除してもすぐ再発しますし・・・。
オススメ頂いた低毒で、かつ希釈して使うタイプのあるものを使ってみようと思います。
ケムシについては注意深く観察して、万一発生させてしまった場合は
きちんと調べて、使う植物に対応しているもので対処しようと思います。
ありがとうございました。
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