発育不良の桜草

[園芸相談センター]の過去ログです

うらら 【甲信越】 2010/04/07(水) 21:08:38
さくら草(マラコイデスのピンク)の苗を昨秋鉢に移し、戸外で育ててきました。屋根はありますが雨や雪は多少吹き込むところです。
春になって華やかに咲いてくれるのを楽しみにしていたのですがこんもりと元気に咲いてくれません。30センチ鉢に4本植えたのですが、細々として草丈も20センチ弱、寂しそうに咲いています。
植える時にはマグアンプKを土に混ぜ、化成肥料もまいておいたのですが、やはり屋外では寒すぎたのでしょうか。あるお家のところでは花も葉も沢山ついていきおいよく今を盛りと咲き誇っています。
どこが悪かったのか教えて頂きたいです。

デブグマ 【関東】 2010/04/08(木) 01:11:54
土質が悪いのではないでしょうか?
肥料としてマグアンプKを混ぜても通気性が悪かったり水はけ、水持ちが悪いとその様になるかも知れません。我が家の庭には日本桜草ですが
元気に咲き誇っています。酸性土壌(にしてある)のブルーベリーの株元でも同様ですので土のpHはあまり関係はないようです。
うららさんのマラコイデスも用土に肥料だけではなく腐葉土をを混ぜて
通気性、保水性を改善すればもう少し良い結果が得られるかも知れません。

シンジ 【関東】 2010/04/08(木) 22:30:45
デブクマさんが書かれているように土の作り方と追肥の仕方が影響しているのではないでしょうか。 土には元肥として堆肥もタップリ入れて根がはりやすいようにします。 育苗中は、月に2から3回追肥として適量に薄めた液肥を撒いた方が良いようです。 私もマラコデイアス ピンクの種を、少し早いのですが毎年8/下旬頃に蒔いて育てています。元肥として落葉堆肥(米ぬかで発酵させたもの)+化学肥料を入れて育ててています。 液肥は殆どやっていないのですが、良く咲いてくれています。

リトっぷ 【九州】 2010/04/09(金) 10:33:41
おはようございます。
お二方の土(基本的な条件)に問題が無かったとしたら。
>やはり屋外では寒すぎたのでしょうか。

甲信越地方だと考えられます。
プリムラは15℃以下の低温と最高気温が上がらない状態で(栄養)成長が停滞し 低温ストレスを感じ花芽を作る準備に入ります。(花芽分化)この状態になると肥料を与えてもそれ以上大型にはなりません。※こぼれ種からの発芽で500円玉程で咲いていませんか?
移植後に回復している途中にこの低温ストレスを感じていれば大型にはならない可能性があります。
ですから晩秋まではこのストレスを与えない様に保護する事で株を充実させる対策が必要かと思います。
もしくは最低気温が20℃を切る夏の終わりに前倒しで移植を完了し成長期間を長くしてあげる等も対策の1つだと思います。
たいていの暖地で年内に見るプリムラ・ジュリアンやポリアンサ等は一定のサイズで冷却された後に温室に戻し着蕾させて出荷されています。
この事を知りマラコイデスの育苗から開花までの気温を逆算すると 12〜15℃の最低気温に20〜30日遭遇して後に春15℃から花芽が確認出来ました。

うらら 2010/04/11(日) 15:00:55
デブグマ様、シンジ様、リトっぷ様お答えありがとうございました。
土の方は、 市販の培養土+リサイクルの土、それにみあった腐葉土を5:5か6:4位の割合で鉢土として使っているのですが問題ありでしょうか。バーミキュライトも混ぜたほうがよいでしょうか。市販の土ばかりも使っていられませんので・・・
リトっぷ様のご指摘の方があたっているような気がします。10cm程のこぼれ苗を10月終わり頃に移植しました。しっかり成長しないうちに低温ストレスを感じて花芽をつける準備に入ってしまったということでしょうか。 ある程度成長するまで戸外の寒いところに置かないで屋内置いたほうが良いのでしょうか。

うらら 2010/04/11(日) 15:14:43
追加・・・土の説明のところで 5:5、か6:4というのはリサイクルの土と腐葉土の割合ではなく、市販の培養土と腐葉土を混ぜたリサイクルの土の割合のことです。
いつも鉢土はこんなやり方でやっているのですが、どれも一生懸命やっている割にはいま一つうまくいかないようで悩んでいます。とくにマンデビラ、ゼラニュムなど花付きがいまひとつよくないです。

リトっぷ 【九州】 2010/04/12(月) 02:30:25
こんばんは。
>どれも一生懸命やっている割にはいま一つうまくいかないようで悩んでいます。

前進しているようにお見受けします。
おそらく開花時期は苗の大小(こぼれ苗も含め)にかかわらず同じかと思いますが初花はいつから開花しますか?
こちらは福岡ですが5月には自家採種の種蒔きをし夏越しさせた苗で開花させます。
サクラソウ科は(キンボウゲ科みたいに)思ったより耐寒性がありませんので保護した状態から例えば2月の厳寒期にさぁ花芽を!と急激な温度変化には耐寒準備が整っていない為
温度のコントロールが難しそうです。

やはり前倒しの栽培が管理が楽そうな気がします。
もっとも個人宅の環境によっては10℃(無加温)の日当たりが確保出来れば1〜2月にそこで花芽分化3月に少しづつ外気に順化させ3月後半には花器形成させれば4〜6月には咲きそうですね。※こちらより30日遅れで計算しています。

うらら 2010/04/12(月) 21:56:10
[[解決]]
リトっぷ様、大変詳しく教えていただき感謝しています。5月にはもう種まきをされるとの事、ちょっとおどろきました。暖かいうちにしっかり成長させて、それから冬を迎えるのがよいようですね。こちらでは開花は早くて3月の終わりころかと思われます。1年後には綺麗に咲かせてみたいと思います。
ありがとうございました。


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