桃のカイガラムシ

[園芸相談センター]の過去ログです

スイートピー 【近畿】 2010/01/20(水) 09:01:28
植えて3・4年たった庭植えの照手水蜜ですが、気がつくと白っぽいカイガラムシがびっしりついていました。平べったくぺたっとついているタイプのものです。歯ブラシではとれにくくプラスチックのラベルでこそげとっています。畑に移植予定ですので1・5メートルぐらいに切り詰めたのですが、それでもとりきれません。木の皮もこすって傷ついていると思います。畑にはスモモ、プルーン、杏、梅など10本ぐらい植えていますので、カイガラムシが移るのが心配です。あきらめたほうがいいでしょうか。農薬には過敏症ですので使えません。アドバイスをお願いいたします。

RED [URL:http://members.jcom.home.ne.jp/takanuma/index.htm] 2010/01/20(水) 10:37:11
 農薬がダメということなら、手で除去するしかないのでは。
 それ以前に、カイガラムシの成虫は農薬も効きにくいですけどね。

 カイガラムシ除去の定番といえばマシン油ですが、これでも体に影響が出るのでしょうか?
 いわゆる機械油ですので、もしCRC556など家庭用潤滑油スプレーを使ったとき、体調に悪影響がでないのであれば、問題ないと思われます。
 スプレータイプも販売されているので、もし機械油がダメな体質でなければ、検討してみてはいかがでしょう。

スイートピー 【近畿】 2010/01/20(水) 23:08:08
REDさん、ありがとうございます。マシン油は機械油のようなものなのですね。石灰硫黄合剤はにおいがきついらしくとても無理と思いましたが、マシン油というのがあったのですね。園芸店で探してみます。農薬の棚の前に長くはいられないのですが。マシン油を使われている方、使い方などの何かアドバイスがありましたらよろしくお願いします。

RED [URL:http://members.jcom.home.ne.jp/takanuma/index.htm] 2010/01/21(木) 00:53:56
 マシン油は、いまの時期ならわかりやすいところに、たくさん置かれていると思いますよ。

 マシン油は「油」ですので、使うときは窓ガラスや自動車などに付かないよう注意する必要があります。べとべとしますので。
 あと、マシン油は油で包み込んで虫を「窒息死」させるのですが、植物表面も同じように包んでしまいます。
 桃は落葉しているので問題ありませんが、そばにパンジーなど草花がある場合は、じょうろに水を用意して、散布後に草花だけ洗い流したほうがいいですよ。

ingilart 2010/01/22(金) 10:43:09
面倒な虫が付きましたね。
多分 桃・梅・桜等に寄生する[ウメシロカイガラムシ]と思います。
このカイガラムシは、冬季にマシン油乳剤を散布する事により退治可能です。普通販売されていますマシン油乳剤は、95%と97%溶液が販売されています。希釈倍数に付きましては、容器の説明欄に有ります希釈倍数を守ってください。
基本剤のマシン油(機械油:鉱物油)を乳化処理してあるのですが、油としての性質が残っていまして、衣服やゴム手袋に付きますと、洗剤で洗っても多少落ちにくい感が有ります。
この[ウメシロカイガラムシ]の退治には、根気良くヘラ・ブラッシで削ぎ落とすのも方法ですが、多分びっしりと寄生していると思いますので大変です。
この寒期の時期にマシン油乳剤の散布を行いますと、カイガラムシやダニ、アブラムシの駆除を行う事が可能です。ただし、注意を要するのは、カイガラムシの中でも、ツノロウムシ・ベニツノロウムシ等の様にムシの表面が蝋物質で覆われているムシには効果が極めて低いです。

今回の[ウメシロカイガラムシ]は、今がマシン油乳剤を用いての防除適期でありますが、防除を逃した場合は幼虫時の7月にスプラサイド乳剤(一例)での防除も効果的です。
自分への薬害を心配されます方は、今時のマシン油乳剤散布がベターかと思います。
1.5m程に切り詰めたとの事ですので、マシン油乳剤の希釈液を刷毛で塗布する方法も有ると思います。噴霧なさらない分、衣服・周辺への付着・拡散が少ないかと思います。

スイートピー 2010/01/22(金) 23:31:30
[[解決]]
2つのホームセンターに行ったのですが、スプレータイプのものがなく、買わずに帰りました。刷毛で塗ってもよいとのこと、刷毛塗りのほうがまわりに飛ばなくていいと思いますので、スプレーでないのを買ってきます。ここでお聞きしてよかったです。REDさん、ingilartさん、アドバイスありがとうございました。


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