ギンモクセイの花

[園芸相談センター]の過去ログです

よのすけ 【北陸】 2010/01/12(火) 01:28:35
季節はずれの 話題で申し訳ありません
鉢植えで育てている ギンモクセイ
購入してから 4年になりますが 1度も花を咲かせません
花の咲かない ギンモクセイもあるのでしょうか?
または 鉢植えのため 花が咲かないのでしょうか?

ばんざいうさぎ 【北海道】 2010/01/12(火) 16:43:30
鉢植えとのことで、枝を剪定していませんか?剪定の時期や場所を間違えると花芽分化した枝を落とすことに成り何時までも花が咲きません
また、植え替えて何年目かや肥料の成分比などでも花が付きづらい原因になる事もあります
鉢植えの土は数年で土の地力が痩せるのでほとんどの花の咲く木なら2年に一度は堆肥の入った土を使い大きめの鉢に植え替えてあげるのがよく、鉢を大きくしたくないなら木の枝を切り詰めて根も数年に一度切って整理して伸びるのを抑え小さくしなければよく育ちません

また肥料も花芽分化時期に合わせてリン酸の多い肥料を与えるのが良いのですが、もしも窒素分やカリ分が多くリン酸の少ない肥料しか与えていなければ花が付きにくくなります
あとは、花芽分化時期の気候が悪くて分化できる条件が揃わないと言う事もあるかもしれません

できればお住まいの環境も書いて下さいね。内陸とか海岸近く、平地か標高があるところか、一戸建てのお庭に置いているかマンションの何階のベランダに置いているとか、方向はどちら向きかとか近くに日当たりを悪くしている何かがあるなど詳しく情報を書いて下されば、もっとギンモクセイに詳しい方から回答がいただけるかもしれません

ちなみにギンモクセイは雌雄異株の樹木で、本来は日本に生えていなかったため日本に入ってきた時の木が雄でそれを元に殖やしたため今でもほとんどが雄の木なのだそうです。よって花は皆雄花で雄蕊はあっても雌蕊はなく、雌の木を見かけるのは珍しいそうです

よのすけ 2010/01/12(火) 17:26:39
ばんざいうさぎ 様
ご回答ありがとうございます。

実は、剪定は全くしておりません。鉢植えですが毎年秋の終わりに
堆肥や馬ふんなどを与えております。
一戸建ての南面(ほぼ1日 日光のあたる場所)においています

アドバイスいただいた中で、
◆肥料にリン酸が少ない
◆花芽分化時期の気候が悪い
など 考えられますが、近くにおいてある
スウィートオリーブ(四季咲きミニモクセイ) は
毎年 たわわに花を咲かせます。
このギンモクセイには 花芽らしきものも付きません

以上 こんな感じですが…
また 何か思い当たることがございましたら お教えください

よのすけ 2010/01/12(火) 17:28:20
追記です

ギンモクセイは 直径40センチ以上の
大きめの鉢に植えています
樹高は およそ160センチくらいです

ばんざいうさぎ 【北海道】 2010/01/13(水) 13:48:18
近縁種同士で花付きが極端に違うということですよね・・・
育てている条件が同じで一方だけが花が付かないというのなら株自体に問題があるのか・・・

ギンモクセイの方は花が咲かないだけで葉がよく茂りますか?もしギンモクセイの木がいまいち元気がない様に感じるなら、土内にコガネムシの幼虫などが発生して根を傷めているというのも考えられますが・・・
土や鉢はギンモクセイもスィートオリーブも同じ材質のものを使用していますか?

あと、ちょっと気になったのは「堆肥と馬糞を与えている」という文です。馬糞も堆肥ですから堆肥を与えすぎに感じます。花木に与えるには使う堆肥と時期を考えて与えなければならないかと思うのですが・・・

普通は堆肥は土に対して三割も混ざっていれば充分と私は考えていますが、もし堆肥と馬糞を同時期に与えているとしたら三割以上を土に混ぜていませんか?普通は堆肥は単体を一度与えれば充分と思うのですが・・・
これがもし土と混ぜずに土の上に直接置いたり敷いてるのなら、その方法では堆肥が充分に分解されないので植物には効きめが低く分解がかなり遅いので、前回のが充分に分解してない上から毎年与えていれば結果堆肥が多すぎる事に成ります。堆肥はミミズなどの有用微細昆虫・バクテリアなどに食べてもらい微細に分解されてから土に変化し、堆肥に含まれる養分は地中にあるミネラルと結合しなければ根から吸収できませんからちゃんと土に混ぜて与えないと効き目が望めず与える意味がありません
鉢植えの場合は普通植え替えの時だけに、植え替えないなら鉢の土を少し掘って堆肥を入れたら土とよく馴染ませて、その上からまた土を被せるのが良いのですが(鉢植えでは年々微細昆虫や微生物、ミネラルが消耗するのでそれを補うのが植え替えの主な目的)しっかり堆肥の効果を効かせたいのなら数年毎に鉢増しし、その時に堆肥を混ぜた土を使って植え替えるのが良いのです。鉢増しをしたくない場合は植えかえ時に根を切って整理した時に古い土は落として堆肥入りの土を新たに使います

また、堆肥と呼んでいるものは何を材料に使った堆肥なのかが気に成ります。もしや牛フン堆肥を堆肥として使っていませんか?もしそうだと窒素分が多すぎリン酸の量を超えた窒素過多になりますし毎年与え続ければ窒素は年々残留しますのでますます花が咲きにくくなります。堆肥を入れるなら稲わら堆肥やバーク堆肥(コンポスト堆肥や段ボール堆肥など生ゴミ堆肥も有効)などを単体で土に三割ほど混ぜるだけで充分。もし土の繊維質や微細昆虫やバクテリアをもっと多くしたいなら混ざり物のない完熟腐葉土を少し混ぜるくらいで充分でしょう。堆肥を複数使う場合は堆肥に含まれる養分の成分比(牛フンは窒素が多すぎ、バーク堆肥には発酵目的に少量の鶏糞が含まれる)を考えて与えすぎない様に気を付ける必要があります。堆肥の場合はあくまでも土壌改良材で本来の肥料ではなく(例外的に牛フン堆肥は堆肥と言うよりも窒素肥料)肥料とは効き目や作用が違いますので与えすぎには充分ご注意ください(特に牛フン堆肥を与えすぎると葉が軟弱になりトラブルが多いです)。堆肥の場合は2〜3年に一度単体で土にまぜるだけでよく、追肥目的で使うのなら、牛フン堆肥や油粕や骨粉、鶏糞など有機肥料を単体や混合で使うか、花目的の追肥ならリン酸の多い化成肥料などの方を与えて下さい

あと、花が咲かない心当たりと言えば花芽を虫や鳥に食べられているというのもありますが、これなら少しは花が咲くはずだし食痕も残りますよね・・・

同じ条件で片方の花が咲かないのはもしかするとギンモクセイはスィートオリーブよりもリン酸や窒素などへの作用が敏感とか、ギンモクセイは花芽が付くまで木が成熟するのに何年もかかるとか(果樹などは開花株になるまで十年以上かかるというのもあります)とか、実生苗は接ぎ木苗よりも同じ大きさでも開花まで年数がかかるなども考えられますが(でも、お持ちの木はおそらく接ぎ木苗でしょうからこれは当てはまらないかも)、そのへんは私も素人で詳しくはありませんので上記の事に心当たりがなければ他の方の回答をお待ち下さいね

シンプルイズベスト 2010/01/14(木) 13:15:41
重複する内容は、要点をまとめて、簡潔な文章を心がけては如何でしょう。

植木屋 園主 [URL:http://green.ap.teacup.com/oujien/] 2010/01/14(木) 20:22:50
こんちは〜♪
コレって購入時は咲いていたんですよね?
雌雄異株も指摘されていますがコレは開花した後の結実に関わる事で
雄花か雌花の何れかは咲くと思いますよ

>堆肥や馬ふんなどを与えております
まだまだ大きく成長させたいのなら必要ですが
花を見たいということなら鉢には必要無いと思います!
ヒョットして元気が良すぎるような感じではありませんか?
今のところは鉢径が40cmあるとの事で
先ずは根が張り詰めてからが開花準備段階に入るのだと思われますが?
生育旺盛ならば先ず花は望めません少々苛め抜いて育てると花着きは良くなると思いますが。

よのすけ 2010/01/15(金) 16:07:45
皆様
いろいろな アドバイスありがとうございます

ばんざいうさぎ様
私の書き方が不十分で 申し訳ありません
牛糞は与えておりません
「馬ふん堆肥」という商品を 毎年冬に与えております
夏〜秋にかけて 他の植物のついでに 有機肥料を 2回ほど与えています
冬以外は 土を少し掘って 埋めているのですが
冬は マルチをかねて上に置き肥しています
コガネムシの幼虫に関してはノーチェックです
1度 鉢替えして 確認してみます
ありがとうございます

植木屋 園主様
購入以来 1度も 花を見ておりません (/。\)
ご指摘の通り 雪が融けたら
鉢替え・剪定して ちょっと いじめてみます

ありがとうございます

植木屋 園主 [URL:http://green.ap.teacup.com/oujien/] 2010/01/15(金) 22:33:11
こんちは〜♪
>「馬ふん堆肥」という商品を毎年冬に与えております
>夏〜秋にかけて他の植物のついでに有機肥料を2回ほど与えています
>冬はマルチをかねて上に置き肥しています
鉢植えとして花をお望みなら完全に肥料過多です!!
コレでは例え花芽が着いても振るい落とします
生産段階の出荷規格までへの年数を早める為の早く大きくしたい促成栽培環境です
>鉢替え・剪定してちょっといじめてみます
苛める意味合いがちょっと誤解があるかもですね(^_^;
樹を苛めて育てるというのは
例えて云うなら半死半生の状態に近く、樹齢(老木と)を早く感じさせる事です!
早く開花結実して種として子孫を残さねば枯れると云う状態に近いものです

よって今の状態は鉢径が40cmであるのに対して高さが160cmなら施肥管理の具合から見てそろそろ根詰りが始まる頃(今の鉢径で数年経過している物として)で丁度良い頃かと思いますので
其のままの鉢で先ずは根を詰まらせる!
根詰りする事により芽の伸びも短くなり結果的には剪定もしなくて済む事になります
其れと剪定も行えばまた新しく芽吹き始める事になり新陳代謝が活発になり花芽は着きません(春から伸びた枝は切らないなど花芽を残す剪定が出来れば良いのですが)
後の管理法は施肥も一切しなければ良いと思います!
過保護は禁物で、適時の散水&病害虫の防除のみで後は自然に逆らわないという事です!!

しゃなまま 【東北】 2010/01/16(土) 13:55:27
こんにちは。ギンモクセイ鉢植えで五年目です。秋には白くかわいい花が咲き、甘い香りで楽しませてもらいました。
よのすけさんの文章を読んでると植木屋園主さんの意見と同じで肥料過多と思います。
あと、寒い地域として同じだとしたら秋暑すぎて、いきなり寒くなったという年ありませんでしたか?こちらは2、3年前にありまして、その年には咲きませんでした。多分、温度が違いすぎて花が咲くタイミングを逃してのでは?と思ってます。我が家では外だと凍らせてしまうので、家の中玄関が涼しく凍らないので置いておいたら、1月頃に咲いてしまった。という年がありましたよ。


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