サルスベリの花の色
saru
【関東】
2010/01/10(日) 01:19:25
こんにちは。
先日サルスベリの種類について質問されている方がおられましたが、既に解決済となっているので新たにスレッドを立てさせていただきます。
私は鎌倉のお寺にあるような古くからある紅花のサルスベリを家に植えられればと思っています。
ネットで調べると、タスカローラなどうどん粉病耐性の立ち性の品種の名前は出てくるのですが、くねくねと曲がる昔からのものは特に種類など書いていないようです。
去年の夏、近所のサルスベリをいろいろみていたのですが、遠目に赤く見える花を近寄って見ると、花びらが赤紫(マゼンダ色というのでしょうか、オシロイバナの花色に近い印象でした)に見えるものと、より明るい赤紫(紫味が少ない)の2種類あるように感じました。
実際にそのような違う種類は存在するのでしょうか?それともたまたま私がみた時間帯や光の強さで違うように見えてしまったのでしょうか。何かご存知のかたがいらっしゃいましたら、ご教授お願いいたします。
因みにピンク色の花は濃いものと薄いものが、神代植物公園にはありました。近所を歩いていても、いつもピンクに見えるものと、暗がりでは藤色がかってみえる薄いピンクのものがあるように感じました。
Sekizuka
2010/01/10(日) 16:30:59
サルスベリは実生でも繁殖できます。実生から育てたものは、要するに「雑多なもの」ですから色々な形質が出てきます。
播いてみると色々な花色が出てくるらしいので↓の質問に対しては「存在しうる」という答えになります(栄養条件や光によっても見え方は変わります)。
>実際にそのような違う種類は存在するのでしょうか?
>くねくねと曲がる昔からのもの
次に↑の問いですが、、、サルって老木なるとそんな樹形になったような?
かなりの老木であれば、「品種」という概念が整理、普及する前のものですから、そもそも種類はわからないでしょう。
「立ち性」でないものはウィーピングなどで検索してみて下さい(案外、こっちのことかな?)
saru
2010/01/11(月) 02:55:31
Sekizukaさん
ご返答ありがとうございます。
私の質問文が分かりにくくてすみません。
>くねくねと曲がる昔からのもの
というのは最近のうどん粉病耐性品種ではないものという意味で書きました。最近のうどん粉病耐性品種はシマサルスベリなどとの交雑で比較的直立して高く伸びるものが多いらしいからです。ウィーピングも枝垂れますが、直立性だと思います。
参照:
http://www.gunze-midori.com/WWWtemp/saru/saru_index.htm
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/05/1624/noa/ueki/rakuyou/L_DearWeeping.htm
私の近所ではうどん粉病耐性品種は新しいマンションの植栽などによく使われていますが、昔からある家の門柱横などに松のようにやや曲がり気味に伸びているサルスベリの多くがうどん粉病耐性品種ではないと思います。
その中(昔から流通している園芸品種)で、赤花種でも2種類あるのかなと感じたのです。
上にも書きましたが、ピンク(桃)花種に関しては少なくとも濃淡2種類あることは植物園で確認できました。
去年の夏、私の家の近くにある大型の園芸店では直立性のものしか売っておらず、その辺りがよく分かりませんでした。いまネット販売などを見てもうどん粉病耐性品種でないものはせいぜい赤花としか書いておらず、注文していいものか判断できません(私が欲しいのは明るめの赤花です)。
鎌倉のいろいろなお寺でも赤花の色の違いは感じましたが、それはSekizukaさんのおっしゃるように実生から繁殖したものの違いがあるかも知れませんね。アジサイのように土壌の違いで花色も違ってくるともネットでどなたかが書いておられました。
saru
2010/01/11(月) 03:09:28
追記:
文章がまた煩雑になってしまいました。申し訳ありません。
要約すると、うどん粉病耐性品種ではない従来から流通しているサルスベリの品種のうち、赤(紅)花のものは明るい赤と赤紫の2種類が存在するのかどうか知りたいのです。
Sekizuka
2010/01/12(火) 15:28:35
わかりにくい説明だったようで申し訳ない。
>明るい赤と赤紫の2種類が存在するのか
そもそも2種類どころか「無数」に存在します。
何故なら、かつては実生繁殖がそれなりの割合で存在したからです。
saru
2010/01/12(火) 22:45:19
Sekizukaさん
ご返答ありがとうございます。
流通しているものの花色も千差万別ということですか。
やはり夏に直接園芸店で花を見て探すしかないようですね。
じったん
2010/01/27(水) 11:42:11
さるすべりの花の色はいろいろですね。
私の子供のころ30年前に近所のお寺に植えられていた、紫色の少ない、赤ピンクみたいな花のさく高木のさるすべりがとても見事でした。
お寺にふさわしい天国的な景色でした。
むかしはさるすべりの苗は実生で繁殖されていたのでしょうね?
その木は高さ7mくらいありました。樹齢何百年でしょうか。
いまは耐病性として品種名つきで販売されているもの以外で、花色だけラベルがついて販売されているものはすべて昔からある、しまさるすべりとの雑種でない、古来のさるすべりなのでしょうか?
業界の人にもきいてみたいですね。
じったん
2010/01/27(水) 11:45:16
うちは山形です。お寺に植えられていました。
鎌倉のお寺にある、というところで、きっと同じ品種だったりするのでは、とか共感しました。
でもきっとわかりようもないですよね。
あれだけ大きくなってしまうと、うどん粉病もあまり見た目は気にならないかもしれませんが、自分の庭にうえるとすると、やっぱり耐病性があるものがいいですね。うどんこ病になるとみっともないです。
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