はなみずきが弱っている

[園芸相談センター]の過去ログです

【近畿】 2009/09/13(日) 23:28:09
 3本のはなみずきがあります。そのうち、1本が葉がかれていき、まだ紅葉でもないのに、下のほうから葉が枯れて、落ちていきます。この木だけが、うどん粉病にかかっていたので、ダコニールで殺菌しました。
 そのせいかもしれませんが、葉がかりかりになって、落ちていくので心配です。このまま枯れてしまうのでしょうか。数年前に裏に植えていたはなみずきも、突然かれてしまいました。
 はなみずきという木は、突然枯れてしまうような木なのでしょうか。

ゆずゆか 【近畿】 2009/09/17(木) 16:52:19
相談には乗れないのですが、同じ思いをしたことを聞いて下さい。

ハナミズキは憧れの木で、この春1Mの高さ、花の咲いているのを購入しました。植木鉢も樽の大きい方を購入(直径50CM)し、水遣りも乾いてから、気を付けていました。日当たりも我が家の一等地に置きました。花が終わった頃、うどん粉病が発生し、ミニバラも同時にうどん粉病になりました。薬を購入したのですが、説明を見てあまり使いたくなく、調べたところ米のとぎ汁に砂糖でうどん粉病に良いと知り試した所、良く効きミニバラのうどん粉病はすぐに治り、ハナミズキも治ったように思えたのですが、しばらくするとまた、発病!とぎ汁、砂糖で少し良くなり、また発病!発病のサイクルがだんだん早くなりほとんどの葉が、かりかりにちじれました。もう枯れて同然と枝を切り戻し新芽をふかせようとしましたが、出てきた小さな新芽、すでにうどん粉病になっていました・・・・・あきらめました。

大好きで憧れていたピンクのハナミズキ、今はもう購入したくない花になってしまいました。

この掲示板でも相談の多い木のようです、Yさんがんばってください!
相談に乗れなくてごめんなさい!

モカ姫 【関東】 2009/09/18(金) 11:01:57
同じく難しい木です。
昨年植木屋さんに聞いたところ、この辺一帯に病気の菌があるから、お宅だけ頑張っても無理だよって言われ、それなら玄関先の一等地に植えておくのはどうかと思い、処分を考えているところ。
私もいろんな事をしてみたのですよ。ただ、友達の家は毎年綺麗なので、どこのはなみずきも駄目子ちゃんとは限らないみたいですが。

しゅ 2009/09/18(金) 14:42:20
こんにちは。
ハナミズキはうどんこ病にかかりやすい木です。
やはり薬品で予防が必要だと思います。
ダコニールでも構いませんが、モレスタンの方が効果は高いように思います。それからかかってしまった木に対してですが、民間のやり方では重層が効果的です。ただあくまで民間療法なので個人の責任でお願致します。
それから葉焼けもしやすいので夏場は半日陰で風通しの良い場所がお勧めです。

2009/09/20(日) 23:29:56
 皆様ありがとうございます。なんとか、毎日、水をやって、観察しています。弱りながらも、生きています。
 ただ、来年の花芽が出る頃ですが、この木にはほとんど出ていません。はなみずきは好きな木なので、なぜ突然枯れていくのか、分からず、とても残念でなりません。街路樹に植えられていますが、枯れないのでしょうか。

リオ 【四国】 2009/09/21(月) 17:25:23
まだ解決になっていないようなので、書き込んでみます。
ハナミズキはアメリカ原産で、耐寒性・耐暑性共に非常に強く、日当たりが良い肥沃地でやや湿潤な土壌を好みます。つまり、丈夫だけれども、日本の夏場の乾燥には気を付ける必要があり、この夏場の乾燥を防ぐため、根元に敷き藁をすることが奨められています(根元のマルチング)。
我が家のハナミズキは日当たりの良い所で11年(庭植え)になり、敷き藁はしていませんが、晴天が続く夏場は2日に一回の水遣りをしています。この水遣りをしないと、秋が来るまでに葉を早く落としてしまいます。
我が家の樹はウドンコ病になったことはあまりありませんが、本などによると、ウドンコ病が発生したときは、しゅさんが書かれているように、モレスタン水和剤を散布するといいようです(5〜8月)。
また、花芽は7月頃には出来るので、5〜6月の追肥(油粕と化成肥料)を忘れ肥料を切らすと花芽が十分に分化せず、隔年ごとの開花になってしまいます。今、花芽が出来ていないならば、これからいくら回復しても、また肥料をやっても花芽はできません。ちなみに寒肥は12〜2月に堆肥や腐葉土を根回りにすき込みます。
他にどうしようもないこととして、春先に花が咲こうとしているときに急に気温が下がったりすると、せっかく咲きかけていた花弁がきちんと開かずに花が見劣りする年があります。
ところで、今、Yさんの樹に必要なのは、土壌の水分を保つこと(水浸しではなく、変化を付けて)。来年の開花は諦めて、寒肥の時期が来たらやる。今は弱っているのでやらない。弱っているときには強い日差しを避ける。などの優しく扱うことが注意点かと思います。
街路樹の話が出ましたが、私は、街路樹で十分な水分を与えられて元気に育っているハナミズキは少ないように思っています。十分な水分と養分があれば自然樹形で形良く整うのに、そういう樹をあまり見かけないからです。乾燥のために枯れてしまった樹も見かけます。

2009/09/22(火) 14:26:57
 リオ様、詳しくありがとうございました。たぶんうどん粉病にかかったのと、水不足だったのではないかと思います。
 寒肥は、毎年2月にやっていましたが、根元にばらまく程度でした。根元に色々植わっており、掘ることができないので、毎年ばらまいています。根元にあれこれと植わっているのも、よくないのでしょうか。ぼけ、ツルニチニチソウがあり、土がみえないほど、にちにちそうは、繁茂しています。
 クラウドナイン、アカバナはなみずきは、芝生の中に立っています。こちらは元気です。こちらは、夏、水をやった回数が多かったように思います。とにかく、なんとか枯らさないよう、手当てしていきたいと思います。
 皆様、色々、ご意見をくださいまして、ほんとうにありがとうございました。

リオ 2009/09/22(火) 15:52:44
施肥のときに土を掘ることができない場合、スコップで表面の土をざっと引っかくだけでも効果はあります。また、小さくても深い穴を掘ることもできます。もちろん、ばら撒くだけでもそれなりの効果はあります。
樹の根元に色々植わっている状態は、風通しが悪く、病害虫の発生の原因を作ります。特に高温・多湿の日本では、樹の根元をすっきりと清潔にすることが大切だとされています(できれば何も無いのが良い)。
しかし、少しでも空間があればより変化のある植栽を楽しみたいと思うのは園芸をする者の常ですから、全く駄目だと考えるのではなく、できるだけ清潔さを保つように心掛ければいいと、私は考えています。
私も、ライラックの根元にはアネモネやムスカリなどを植えています。また、ヤマボウシの根元には日陰を好む植物を植えています。
それから、引いた草や剪定した枝は、病害虫発生の原因になるので樹の根元に置いてはいけません。
最後に、高温(夏)、乾燥(水不足)、風通しが悪い(根元の清潔さ)。これらの3点が、ウドンコ病の発生しやすい条件です。Yさんのハナミズキは、これらのうちの全てに当てはまった可能性があります。
うどんこ病が発生すると葉の表面が白い胞子で覆われ光合成が出来にくく、花芽が付かなかったのではないでしょうか。

2009/09/22(火) 22:29:02
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 分かりました。根元にあれこれと茂っているのが、悪かったのですね。あしたさっそく、にちにちそうを取り払います。植木屋さんが、いつも、根元にあれこれと植えているのを、気にしていました。
 すっきりとして、風通しをよくするのがいいのですね。にちにちそうが増えすぎて、庭全体を覆っているのに、かわいそうだからと、そのままにしていました。あした、庭全体の風通しをよくするために、大掃除をします。木の根元は、すっきりさせておくのがいいのですね。まことにありがとうございました。


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