巨峰
テーリー
【関東】
2009/09/08(火) 16:47:06
庭に地植えして3年目です、初めてなのでよく判らずに房が付いた分だけ全部摘粒約30,40粒にして袋かけしました、約150房ですが
今もって色づきがしてきません、房によっては多少薄紫になっているのもありますがまだそのままで良いいのでしょか、コガネムシが沢山きて
も収穫ができず消毒も出来ない状態です。私としては房を付けすぎたのが失敗だと思っていますがどうでしょうかおねがいします。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2009/09/08(火) 18:57:50
摘果は何回しましたか?確か大粒品種は一枝につき何房までという制限があったと記憶してますが、そういうのはなしですよね?
摘粒と呼んでいるので一度しかしていないと判断しますが、まずつけさせる房を制限し、摘果(付ける実の数の制限)の作業は実が付き出してから何回かに分けて行います。上部の小房をかなり切り離したり、粒の固まって付いている小房から余分をとり除いたり・・・と結構細かい手間がかかりますので、専門の知識(又は書籍)なしで自己判断での管理では市販の様な大粒にはまずなりません。巨峰などの大粒品種のあの大きな粒は一つの房の中での選りすぐりの良い実だけを段階的に選んでは残して大きくした「少数精鋭」な粒揃いのブドウですので・・・
地植えしてまだ3年で枝数が多くないのに150房というのはちょっと多すぎと感じますが・・・
今年はこの状態で熟させて、小さい粒のまま収穫するしかないでしょう。これから房を選別して数を制限しても粒はあまり大きくは成らないでしょう
あと、袋掛けというのは専用の袋を使って行いましたか?自作の袋でしょうか?今はもう取り除いてあるのでしょうか?
まず、図書館や本屋でブドウの栽培に付いて書かれた本を何冊か読み、解りやすい本を探します。プロ用の他に自家用に作る素人向けの本もあります。ちゃんと巨峰などの大粒品種の育て方が出てるのを、本屋に頼んで取り寄せてもらったりで購入します。作業の時期は関東基準に書かれていますので、本に書かれた時期に書かれたように作業を行うと良いです。特に枝の剪定の仕方と房の制限(摘花)摘果の段階的な作業の仕方などはプロに教わる以外では書籍でなければ覚えられません。粒の小さい品種なら剪定と房の間引きくらいの管理で充分美味しいものが採れるのですが、大粒品種が高価というのはほとんどが人件費からくるもので、それほど手間のかかるブドウなんです・・・
コガネ虫に関しては経験がないので私にはわかりませんが、房の制限が出来ていたとしても、来るものと思いますが・・・
ぴょん吉
【関東】
2009/09/09(水) 10:45:16
残念ながら結論から言いまして今年は失敗です。
3年目というと主幹の太さは、直径2センチ以下だと推察します。
これに150房は間違いなくならせすぎです。
ブドウはならせすぎるといくら待っても(冬まで待っても)絶対に甘くなりません。
巨峰(大粒ブドウ)の場合は実1粒に対して一枚の葉を確保すれば完璧です。私の場合は、開花1週間ぐらい前に、80から100センチの枝に1房残し、房の上部が開花し始めた頃に房先の3〜4センチを残して整房します。
その後、適期にフルメット等のホルモン剤を使用し、実が大豆ぐらいの大きさの時に1房30粒前後に摘粒します(この時、実が肥大するのを予測して実の間隙をあけ、小さい実を摘粒します)。
その後、出来るだけ早く、殺菌剤と殺虫剤の混合液を散布し、乾いてから袋掛けをしてしまいす。そして7月上旬に1度殺虫剤・殺菌剤を散布してから編み目4o位の暴風ネットでブドウの枝全体を覆ってしまいます。これによりコガネムシ、やブドウスカシバ、ブドウトラカミキリ、蜂、蛾等の害虫による虫食いや産卵をほとんど防ぐことが出来ます。
以上は、摘房〜収穫前までのポイントです。これ以外にも冬の剪定、冬の石灰硫黄合剤の散布、春の芽吹きから葉が展葉するまでの薬剤の散布などは重要です。これらの基本的なことは本やインターネットでお調べすることをお勧めします。できれば、枝、葉に雨があたらないようにビニール等の屋根を付けると市場に卸せるようなブドウが収穫できますよ〜。来年は立派なブドウが収穫できますように!
テーリー
【関東】
2009/09/15(火) 17:43:17
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ばんざいうさぎさん、ぴょんきちさんありがとうございました。
1週間ばかり出張で留守にしてお礼の返事が遅れました。お二人の指摘どうりやはり房の付けすぎだと思いました、ブドウ専門の教本(NHk)出版他数冊果樹の本を見ながらでしたがつい欲に負けましたね、1枝に2房付けました、一つにするべきでした半分は車庫屋根の下こちらはそれでも大粒で販売しているのに負けないくらい大粒です、粒も30粒内外に摘粒しました立派な房ですが袋をはずしても色ずきがしません。屋根外のは黒点病に掛かったようです、2月末に硫黄合剤、花咲き前にダイセン、スミチオンを噴霧しました、以後はかけていません、根元の太さ直計3cmです、実の糖度は市販よりいくらか薄い程度酸味が少し多いです、色ずきさえすれば市販のと変わらない位です。来期は房を半分位にして見ます、屋根かビニール掛か、ネットも必要ですね、他に山ブドウはよく色ずき沢山収穫できました、返信が遅れて失礼しました、お二方丁寧な説明有難う御座いました参考になりました。
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