サンシモンの背がのびて・・・
キコ
【東北】
2009/08/06(木) 09:13:42
直径20cmの鉢に4本のサンシモンを植えています。最近脇芽が伸びてきているせいか葉がかなり小ぶりになってきて心配です。どれも丈は50cm程、脇芽は2.3本ずつ出ています。直射日光の当たらない風通しの良い場所に置いているのですが・・・。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2009/08/09(日) 19:22:56
多肉植物のアエオニウム属の黒法師とも呼ばれる植物の品種のひとつのい‘サンシモン’のことでしょうか?画像検索して確認してみて下さいね
黒っぽい葉のものだと思いますが、アエオニウムはお日様を好むので日光不足と考えられるので本来よりも色は薄いかも。おそらく脇芽が伸びていると言うよりも徒長していると感じるのですが・・・
また葉の集まった部分が一つなら葉も大きいですが、大きな鉢に植えかえて脇枝を制限しなければ段々葉は小さくなります
おそらく日照不足と、鉢増ししていないことによる根詰まりあたりが育ちを悪くしているかと・・・
急にお日様に当てると葉が焼けるので徐々に日に当てて馴らしてから良く日の当たる場所に置いてあげ、適した時期に鉢増ししてあげてください。多肉植物の仲間なので通気性の良い土を好み、水やりの頻度は少ない方が良いです
脇枝が多いほど葉が小さくなりやすいので、脇枝の数の制限も必要です。2〜3本くらいなら良いですがそれ以上あるなら切り離して土に挿しておけば新しく苗ができます。脇芽のない一本立ちだと葉の集まりは見事な大きさになります
4本のサンシモンは同じ鉢に4本植えられているということですよね?その植え方のものを購入されたのでしょうか?もしそうなら元々同じ親木から切り離したものを数本仕立てにするよう植えられたものだと思われますがアエオニウムは花芽が出来て開花するとその株は枯れてしまうという性質なので4本が同じくらいの大きさならこの先、同時期に開花して枯れていっぺんに絶えてしまう恐れがあります。それを避けるためにも時々脇枝を切り取り土に挿してバックアップ苗を作っておくのが良いですよ。そうすれば大株が花が咲いてしまっても小さいのを大きく育てる様にすれば良いのです。脇枝を切り、切り口を2〜3日乾かした後に乾いた土に挿し、倒れそうなら支柱で支えてあげてほんの少しの水やりから始め、根が出てきたら時々水を与える程度で構いません
詳しくは「アエオニウム属」「黒法師」で検索すると色々管理法がヒットします。品種によっては葉に模様の出るもの、葉の幅の広いもの、緑色の品種などもあり、数種集めて育てるのも面白いものですよ
キコ
2009/08/15(土) 20:29:17
貴重なアドバイスありがとうございます!!購入時期は2年前で当時は身長が30cm程で脇枝もなく、葉も厚く確かに、げんざいよりも大ぶりで黒かったです。当時、日光に当てすぎたのか、葉が柔らかくしなっとした感じになってきたので直射日光が当たらない場所に変えたところ葉につやもハリもでたので直射日光を避けていました。逆に日照不足だったとは・・・。
鉢は4本同じ鉢に植えられておりました。購入してからすぐ現在の直径20cmの大きさに植え替えたのですが、やはりもっと大きな鉢の方がいいのでしょうか?
ばんざいうさぎ
【北海道】
2009/08/18(火) 19:03:25
購入当時に葉が軟らかくしなっとしてきたというのは、水やりが不足だった可能性か、日中の気温の高い時間帯に水を与えたことによるしおれのどちらか、それか急に環境が変わった事による新たな環境への適応がなかなかできなかったのかもしれませんね。多肉植物は日中の水不足のしおれは朝か夕方のたっぷりの灌水で回復します。反対に普通の植物の感覚での水やりで、土の全体がよく乾燥できる暇がなかったり日中に水を与えてしまうと日中の熱で鉢の中の土が高温になってしまい、「土が煮える」とか「植物が茹る」などと呼ばれる状態になって根が傷んだ時にも似た状態になることがあります。特に根が傷んだ時に他の植物だと回復せず根が枯れることも多いのですが、多肉植物なのでそこまでのダメージは受けずに済んだのかもしれませんね
本来は大型の植物で1メートル越えする植物なので本来なら一株ずつに分けて植えるのが理想的なのですが、数本での挿し木苗で仕立てられたものには分けてしまうと不格好になるものもあり、実物が見られないこちらとしてはお手持ちのものをどうすればよいかの的確なアドバイスは無理なんですね・・・
観葉植物として1メートル越えの頭の部分が巨大な株にしても良いのなら一本植えは理想的なのですが寄せて植えてあるため株分けすると他の根も傷めてしまう可能性はあり、それにより不調になり全滅の可能性も否めないわけで・・・
そのまま可能であれば鉢増ししながら育てるのが良いでしょうね。どうしても寄せ植えによる根詰まりからの不調は避けられないかもし売れませんが、少なくとも株分けによるリスクよりは長く楽しめると思います
その一方で、開花後に枯れてしまう株のバックアップ分として脇枝を数本、一本仕立てで鉢に挿して育て独立させると良いでしょう。そちらの方は挿した当初は頭が重く倒れやすいので根が伸びて自力で生えていけるまでは支柱で支えてあげて下さい。それを何年も鉢増ししながら大きく育てれば見事な大きな観葉植物として楽しめますよ
キコ
【東北】
2009/08/19(水) 23:22:37
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ご丁寧に教えてくださり、ありがとうございます。思い返すと、日当たりの良い場所で日中に水やりをしていたので、根がいたんでしまっているのかもしれません・・・。今後は水やりに気を付け、秋ごろに一回り大きな鉢に植え替えて様子を見てみようと思います。
接ぎ木にも挑戦してみます!!本当にありがとうございました。
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