花木の花がつかない

この記事は[園芸相談センター]の過去ログです

あんこ 【甲信越】 2009/07/01(水) 09:30:02
元々はたばこ畑だったところに家を建てたせいか、庭のアジサイ、フジ、ヤマボウシに殆ど花がつきません。日当たりはいいところです。サルスベリは毎年良く咲きます。土を入れ替えた所のアシタバアジサイも去年から咲かなくなり、葉っぱはわんわん茂っています。

T 【関東】 2009/07/01(水) 11:53:07
>葉っぱはわんわん茂っています。
とのことで、窒素過多を疑います。どんな肥料を使っておられますか?

花を咲かせるためにはカリと燐酸も必要です。
肥料の袋に<8−8−8>とか<10−10−10>とか書いてありますが、窒素・カリ・燐酸の割合を示しています。

肥料に関して下記のアドレスをクリックして、サイトを覗いてみてください。お役に立つと思います。
     http://www9.plala.or.jp/mosimosi/flower/sodatekata/hiryou/hiryou.htm

ばんざいうさぎ 【北海道】 2009/07/01(水) 14:29:35
葉タバコの畑跡とのことで、窒素がかなりの量残留しているのでしょうね。近年農家が過剰に入れすぎた窒素が残留しすぎ、地下水に溶け込んだりなどのせいで人体への影響が懸念されています

どのくらいの率での残留かはわかりませんが、他の肥料分を足すのも大切なのですが、まず窒素を減らすのが一番重要な事です
ある程度のお金と手間をかけられるなら、痩せた土(マサ土や造成地の土など)をトラック一台分買い(痩せた土だと案外安く買えます)畑や庭に入れて現在の土と混ぜるだけで、あとは植えるものに合わせて堆肥や肥料でリン酸やカリ分を補ってあげればすぐに効果が出てきます
簡単に例えればカルピスの濃縮液に水を入れて薄めてちょうど良い濃度にする様なものですね

お金をかけられないなら年数をかけて徐々に窒素を減らす方法になります。数年は葉を食べる野菜や葉を利用する作物などを植えて根から窒素を吸収させ、それを収穫し食べていくか刈り取っては別の場所に堆肥状態にして移すか使うまで保存するかしかありません
私が農業資材の店で教わった方法では肥料食いの植物を植えて窒素を吸い上げさせなさいとの事でした。トウモロコシやヒマワリが向きます。もちろん実や花の収穫は望めません。これらを生やして大きく育て、花が咲く前に刈り取ってしまいます。これらは刻んで堆肥にしておき、別の土地に入れるか袋に入れて数年か保存し、その畑が普通に使えるようになってから少しづつ入れると良いです。当地では長年野菜を作った畑は酪農家に牧草地として貸したり(数年間牧草を刈ると土壌の窒素が減るから)してますので数年作物を作らず手間がかかっても良いのならマメ科以外の緑肥を育てては刈り取り堆肥の材料に使い、完熟したら他の畑に使ったり将来使うまで保存しておくという方法もありますよ。
もし栽培する気がありましたらカリ肥料を多めに足してジャガイモを作るのも良いでしょう。その場合は枯れた地上部は処分しその場には残さない方が良いですね。芋はカリ分さえ忘れず入れておけば葉が大きく育てば育つほど芋は太ってくれるのでお住まいの土地に合う品種を植えれば最低でもそこそこの大きさの芋は採れると思います
一番難しくも手間もないのは数年間、とにかく葉を食べる野菜を作り続ける事でしょうね。小松菜・青梗菜・葉大根・春菊・ホウレンソウ・オカノリ・レタス・キャベツなど色々な葉野菜を毎年違う科のものに変えながら栽培します。ただ、窒素過多の影響で葉の質が軟らかくて害虫が如何しても出やすいかもしれませんので不職布を利用したトンネル栽培など工夫が必要かも。我が家では何年も葉虫の大発生に悩まされました。私の経験ではよほどの窒素残留の土地でも5年もあれば段々窒素が抜けていきます。
窒素を抜いている期間の土に足す堆肥には絶対に牛フン堆肥は使わないで下さいね。我が家での窒素残留の原因は先代が農家時代に毎年牛フン堆肥を入れながら葉野菜ばかりを作ってきた事によります。牛フン堆肥は他の堆肥と比べると窒素がかなり多く、使ってしまうと窒素がなかなか減りません。くれぐれも牛フン堆肥だけはつかわないで下さいね

堆肥を入れるなら、完熟腐葉土かバーク堆肥(樹皮を微生物で分解したもの)が一番向きます。稲わら堆肥も良いですし、馬糞堆肥が入手できればそれでも良いです(馬の敷き藁も含まれるため窒素分は多くない)
また、牛フンは植物の繊維が細かくなりすぎ土に多く入れると土がネタネタする、塩分が多く含まれる、外国の飼料に含まれる雑草の種が生きていて生えてくると丈夫で蔓延るなどの理由もあり、畑や庭の土壌改良には向きません。どうしても使うなら少量を元肥や追肥に使う程度くらいが良く、牛フン堆肥は堆肥と言うよりも肥料としての性質が強いものとお考えくださいね

今植えてある花を咲かせたい木などの株周りにはバーク堆肥を敷いて様子をみると良いですよ。リン酸だけの肥料を周りにすき込むのも効き目はありますが使いすぎも弊害が出る場合もありますので入れるならマグァンプ粒剤(効き目が穏やかなので根を傷めない)を控えめにすき込むくらいが良いでしょう。効き目が弱く感じるなら液肥の開花促進剤(ほとんどリン酸)を週に一度水やりに混ぜて与えると良いです

花壇などの限られたスペースなら窒素分の少ない土に入れ替え、リン酸が少なければ足すくらいの、多いものを減らす方法よりも少ないものに足す方法が失敗も少なく手軽ですね。草花ならマグァンプ粒剤を混ぜてから植えて、開花まじかになったら開花促進剤を薄めに水に混ぜて週に1度の割合で与えれば花や実が目的の植物が咲きやすくなると思いますよ

モナルダ 【関東】 2009/07/01(水) 15:57:50
ばんざいうさぎさん
じっくり読ませて頂ました。勉強になりましたよ。バラに馬糞堆肥を取り寄せていますが、牛糞と窒素分が違うなんて知りませんでした。
お茶畑の後には窒素が残ってる、なるほどねえ。
植物と向き合う事の楽しさに勝るものは、趣味の多い自分の中でもなかなか無いと思っていまして、少しずつ野菜作りも挑戦の予定。
また何かあったら教えてくださいね。

nsoderland 【外国】 2010/06/20(日) 22:33:18
近年花が少なくなって困っています。うちでは山羊糞を使っているからでしょうか。牛と馬では違うと知りましたが、山羊は窒素が多いのでしょうか。

ナルオ [URL:http://www.geocities.jp/takenoame/] 2010/06/26(土) 23:18:21
nsoderland様
ウンチの成分は動物種よりも食べるエサによって異なります。
日本の江戸時代の話ですが、人間のウンチにも値段が付けられて売られていました。堆肥にするためです。一番値段が高かったのが最もカロリーを消費するため沢山の食物を食べる土木等の肉体労働者のウンチで、下級役人として肉体労働もなく、貧しい食事をしている人のウンチは安かったそうです。
 さて、ご質問の返答ですが、過保護ではないでしょうか。
 土壌がメタボ状態になっているのと考えられます。
 詳しくは土光菌ナルナルのホームページをご覧ください。
 お問い合わせをしてねキチンと答えてくれると思います。
あんこさんには、ばんざいうさぎさんの答えで十分たと思います。


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