シバザクラが傷み出してしまいました
san
【関東】
2009/05/31(日) 01:27:14
3年ほど前からシバザクラを植えていて、最初は順調でしたが、
今年は、あまり花もつけませんでした。
また、表面や先端は緑色で元気ですが、
茎の半ばから下の方や、茂った葉の中のほうは、
茶色く、溶けたように傷んでしまっていました。
植えつけていた場所は、道路との境界線である塀の横で、
塀の高さは地面より5センチほど高くなっています。
また、茎も良く伸びていて、かなり重なり合っているように見えます。
段差が5センチくらいなら平気かと思っていたのですが、
やはり風通しの面で良くなかったのでしょうか?
土を入れて高さを出すのが難しい状況なのですが、
他に何か良い方法はありませんか?
間引く程度で改善されるでしょうか?
また、塀から道路側へ垂れるような見た目にしたいのですが、
そういう植えつけ方は良くないのでしょうか?
茎が長いと花つきが良くないようなので、
結局は垂らすことは不可能なんでしょうか?
たちつ
【近畿】
2009/05/31(日) 02:49:18
・
この世の中で、不可能なことは、3つしかありません。
それは、過去は絶対に変えられない。現時点において、同時に離れた場所には同じものは存在しない。未来を確定できない。
それ以外のことは、熱意さえあればいずれ解決します。
もし解決しないとすれば、知らないか、気がつかないか、その人にとって、解決に要する時間が、寿命より長くかかる。という事です。
という事で、不可能ではない。
只一寸した、気配り心遣いが必要なことは確かです。
いろいろと試しているうちに、そのうちにコツが解ってきますよ。
コツとは、植物の特性とか、その時々の手入れ・対処方法とか。
花の気持ちと、栽培者の気持ちが同期する。一々と思案しなくても、勝手に動く。考える前に、自然と体が行動するようになる。
失敗の原因の多くは、思い込みと勘違いが殆どです。・・・同調していない状態。
同じ同調していないのなら、ほったらかしのほうが、比較的失敗も少ない。
概ね芝桜は、10〜20cmの茎長が管理が楽で、花も沢山咲く。
芝桜の欠陥は、満開のとき雨が降れば、今までの努力・一年間が、一瞬にして水の泡と消える。これだけは、熱意と運も必要となる。
花が咲く →新芽が伸びる →挿し木する(5-6本束ねて一株とみなす)
→株更新・植え替える →枝分かれし、越冬体制に入り葉色が変色し、蕾を付ける体質に変わる。 →蕾が作られる →開花する。
ここで、先の質問のヒントとして、新芽が伸びる事にあります。
新芽が伸びれば、茎元の方から葉が枯れてきます。しかも隣や自分の古い茎の上に被さるように生い茂ります。
覆いかぶされば、風通しも悪くなり、夏に蒸れる。更に枝分かれも、少なくなる。少なくなれば、枝先の蕾も少なくなる。茎が短ければ、花ジュウタンを敷き詰めたように、緻密な花色になるものですが、茎が長ければ、貧相に見える。パラパラ咲きの芝桜では、花が小さいだけに、面白くない。
長くて3年毎に株更新したほうが望ましい。比較的、やせた硬い土地なら、花茎が伸びない分植え替える回数も長くなる。
どちらかといえば、開墾地・ロックガーデン(岩ではなく、5-8mm砂粒の意味)・斜面に良く似合う花と考えます。
段差の解決。ムリに上から枝垂れさそうと考えずに、ハンキングバスケット風にして、中継ぎ植えをするとか、(ハンキングバスケットの横とか底に植える方法のイメージ)、金網と布と土で巻き寿司状にして、其処にうえるとか。(保湿管理に注意) 適当に。
このように考えますが。
・
小田部
【東北】
2009/05/31(日) 08:28:58
垂れさせようと考える余り、花後の切り戻しをしていなかったのではないでしょうか?
草花全般に共通する事ですが、切り戻さないと脇芽が育たず新芽も茎の先端部分にしか出てこないので花数が少なくなりまが、切り戻すと脇芽も成長しますし株元からも新芽がどんどん出て来て花数も増えます。
夏の蒸れによる枯れ込みを防ぐ意味でも、花後は思い切って短く剪定した方が良いですよ。
芝桜は春だけで10〜20センチは成長しますので、花の時期には傾斜や段差が有れば自然に垂れたような形になります。
san
【関東】
2009/05/31(日) 18:13:59
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たちつ様、小田部様、お返事いただきありがとうございました。
シバザクラはあまり手がかからないとはいえ、
全くの放置状態で、お恥ずかしいです。
小田部様のおっしゃるとおり、垂れさせる事ばかりで、
切り戻しという作業はしていませんでした。
剪定はなかなか勇気がいりますが、ばっさりとやってみようと思います。
また、たちつ様のおっしゃるように、色々工夫しながら、
毎年春を楽しめるように育てて生きたいと思います。
ありがとうございました。
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