コバエ対策
ねこ
【関東】
2009/05/29(金) 17:00:30
室内の鉢植えしている多肉植物などの一角からコバエが発生しています。見つけては潰すのですが・・・キリがなくて。置いておくだけでハエが来ないものを2種類やってみたのですが効き目はありません。ハエ取り棒をビッシリ差しています。何かいい対策はありませんか?キンチョールなどの殺虫剤は植物にかかっても影響ないでしょうか?
ばんざいうさぎ
【北海道】
2009/05/29(金) 18:11:42
多肉植物などの土から発生するコバエで可能性のあるものは、土に有機物が含まれている場合は幼虫が腐葉土などを食べるキノコバエ(土が過湿になると大発生しやすい)、多肉植物に特に付きやすいワタカイガラムシの飛翔成虫などが考えられますね。多肉植物の土は有機物の多い配合なのでしょうか?ちなみに多肉植物の種類はどんなものでしょう?使っている土に有機物が多すぎたり水やりの頻度が多すぎると虫が発生しやすいですが、室内とのことで日当たりが弱いとか徒長している様子はないでしょうか?多肉植物を含め植物は良好に育っていますか?置いている場所の方角や日が当たるのはどのくらいの強さで何時間くらいか、水やりはどんなふうに与えているかを書いて下さると参考になるのですが・・・
もしキノコハエなど土に最初から含まれていた場合は、土を使う前にまず日光消毒で土を殺虫・殺菌すれば発生は防げます。真夏に少し湿り気味の土を透明か黒いビニール袋に入れて密封しコンクリートの上に平らに広げて三日ほど直射日光に当てればビニール内が高温になって土に含まれる虫は死にます。あとは密封したまま保存しておきながら使って下さい。キノコバエならこうして処理した土を使えば発生しません。すでに使っている土の場合はオルトラン粒剤を使うくらいでしょうか・・・
もしコバエがワタカイガラムシなどの成虫だとすると外から飛んできて室内に入ったり、新しく買ってきた植物に付いて室内に侵入するのでなかなか駆除は難しいです。うちでも時々発生しますが対策を講じても完全な撲滅は難しいです
予防として虫が数匹飛び始めたらオルトラン粒剤を振っておきますが、匂いがキツイのでいっぺんに沢山の鉢には入れない方が良いですね。
まず、コバエの正体の特定ができないことには対処が難しいです。できれば使う土は使用前に殺虫・殺菌しておく(ただし、EMぼかし入りなど微生物資材を混ぜた土に行うとEM菌も死んでしまう)、オルトラン粒剤などカイガラムシ系に効く薬剤を使うなどして予防するしかないでしょう
また、多肉植物でも種類によって好む土質が全く違うものが多いのでそれぞれの種類に適した土を使うことが必要です。うちでは有機物がほとんど含まれない軽石を砂より大きいくらいの粒にした「多肉植物専用土」と、有機物が少し多め入った「アロエ・金の成る木専用土」を多肉植物の性質によって使い分けたり両方の土をブレンドして使ったりしていて、乾燥に特に強い種類は土が完全に乾ききるまで水は与えません。乾ききる前に与えてしまうと根が腐ったり虫が出たりということが多く感じます。多肉植物は水が採れない時期を乗り切るために独特の進化を遂げたものなので、ほとんどの種類は植物自体が萎びかけるまでは水やりが無くても生きていけます(特にハオルチアは葉の色が変わったミイラ状態になったとしても徐々に水やりしていけば緑色でプリプリの姿に復活できます)
なお、キンチョールというのはスプレー式の殺虫剤の事をさすものと思いますが、元々スプレー缶の作用自体が問題があります。圧縮されたガスが勢いよく出るとその噴霧される気体の温度はかなり低温になり、直接植物にかけると植物が低温で凍傷になりますので、花用の殺虫スプレーでさえ直接植物にはかけられず15センチ以上離してかけなければならず虫を直撃することができません。また、家庭用のハエ・蚊用の殺虫剤に含まれる成分は虫に張り付きやすい性質があり、植物にかけてしまうと植物の呼吸を阻害し、殺虫成分自体も植物に対応した薬剤ではありませんから害が出やすく、絶対使わないようご注意くださいね
ねこ
2009/05/29(金) 22:49:44
アガベを2種類とサボテンみたいなユーフォルビアを1つと貰い物で名前のわからないのが1つ。みんな今年になって集めたもので土は買ったときのままで有機物が含まれているかはわかりません。コバエの名前もわかりません。環境は窓際で日光は午前中だけですが成長促進用のLEDライトを当てています。水は1週間に1度くらいのペースなので
あげすぎではないと思います。今年から始めたので成長は去年と比べたりはできませんが悪くはないと思います。
ちゃっぴー
【甲信越】
2009/05/30(土) 00:39:25
ムシコナーズを近くに置いておけば大丈夫ですよ。
効果抜群です
ばんざいうさぎ
【北海道】
2009/05/30(土) 13:20:08
おそらく虫の卵入りの土に植えられていたのでしょうね・・・
それだと虫の回避剤をそばに置いたとしても発生します。鉢から直接湧いてくるのですから・・・
それぞれの種類の植えかえ時期に適した殺菌・殺虫した土で植えかえればかなりいなくなるはずです
サボテンや多肉植物の場合は水やりの間隔は日にちを決めての機械的水やりは調子を崩す誘因となりますので、一鉢一鉢に合わせて鉢の中の土の乾き具合を見て完全に乾いてから水やりなさって下さい。室内の様な日当たり条件が悪く風の通らない場所では人工的に光を補ってあげても土自体の乾きは遅いです。水をあげる時には鉢を持ち上げてみて完全に土が乾燥してるのを確認なさっていますか?サボテンやユーフォルビアの場合は土が完全に乾き切ってからたっぷり水をやり鉢皿の水はためずに捨てるのが基本です。そうすることにより根が新鮮な空気を供給できるようになります。(土内に空気が入るのが鉢植え植物には重要)
虫が湧く場合は土の中心の方がまだ乾いていないのに水やりをすることによって常に土が湿っている所ができて、そこに虫の幼虫が育つことも多いのです
サボテンやユーフォルビアなら室内なら10日くらいや条件によってはもっと水やりを控えても枯れはせず、その方が水やり時に土内の新しい空気の入れ替えのメリハリができるので栽培上のトラブルは少ないです。一週間に一度、全部の鉢に水を与えるのではなく、一鉢一鉢の土の乾き具合を見て完全に土が乾いているのを確認してからの水やりを心得て下さい(水やり時期はバラバラということです)。サボテンやユーフォルビアがどのような環境に生えているかイメージしてみれば水やりの頻度は少なくて良いと御理解いただけるかと思います。自然界では数日で必ず雨が降るような事は全くなく、そのために植物体に水を貯めるという進化が起きたのですから、決まった間隔で水を与えてしまうと調子が悪くなることもあります。特に虫が発生するということはこれから調子を崩す予兆の様なものですから悪化してこないうちに、今より水やりは控え、市販時の鉢のままでは根が詰まってよく育たないので植えかえ時期に少し大きめの鉢に古い土はなるべく落としてから植えかえてあげて下さいね
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