どこから来た!彼岸花

[園芸相談センター]の過去ログです

ゆずき 【近畿】 2009/05/16(土) 19:00:20
道路沿いの半坪ほどの土地にいろんな花を植えて楽しんでいます。
昨年のお彼岸に今まで咲いたこともなく、植えた覚えもない彼岸花が
9本咲きました。誰かが植えたのかなぁ?でも9本も?鳥が種を運んだのかなぁ?調べてみたところ、鳥が種を運ぶことはめったにない!となっていました。どこから来たのか、すごく不思議で、葉が枯れて来たので掘り起こしてみると15個の球根が、側にあった植木鉢の中からも小ぶりですが1個球根が出てきました。この彼岸花はどこから来たのか、いろんな人に聞きますが分りません。どなたか教えて下さい。

掘り起こした球根は、花が花だけに何かのご縁と思いきれいに並べて、植え戻しておきました。

ぽー 【関東】 2009/05/16(土) 22:38:26
こんにちは。
彼岸花って、不思議なことが起きる花みたいですね。
うちでは2つのプランターで赤と白の彼岸花を育てているんですが、去年の秋、それ以外のプランターから突如、赤花の彼岸花が出現しました。
隣り合ったプランターなので、なんらかの拍子に球根が移動したのかもしれませんが、でも隣り合っているのは白の彼岸花なんですよ。

ゆずきさんのご質問への直接のお答えではありませんが、こんな過去ログがあります。
http://botany.cool.ne.jp/log/200409/04090148.html
☆洪水、宅地造成など土壌の移動にともなって球根が移動した
☆球根自体が、最適の環境を求めて移動する力がある
☆誰かが植えた・・・
など、ヒントになるかもしれません。
私的には、球根が夜な夜な歩き回っている・・・に一票入れたい気分です。^^

ばんざいうさぎ 【北海道】 2009/05/16(土) 23:00:18
ヒガンバナはリコリスの仲間ですが、そのヒガンバナは日本に昔からある真っ赤な花が咲くヒガンバナですよね?リコリスの仲間のショウキズイセンやナツズイセンなどもひっくるめてヒガンバナと呼ぶ人もいるので、一応画像検索で確かめてみてくださいね

リコリスの仲間のほとんどは種ができます。日本のヒガンバナがなぜ種が付かないのかというと、昔、中国あたりから球根を持ち帰った時にたまたま3倍体で不稔(種ができない事)の性質の球根だけを持ち込んだのだそうで、原産地にはちゃんと種のできるヒガンバナが存在します
日本にあるヒガンバナが不稔だったので「ヒガンバナには種ができない」というのが通説ですが、近年原産地から稔性(種の付くもの)のある球根が日本に持ち込まれているとの話を聞いたことがあります。(情報源は失念してしまいましたが、植物関係の書籍に書いてありました)
また、かなり確率は低いですが稀に先祖がえりして稔性のある株が出ることがあるとも・・・

ですので、もしかしたらそういうヒガンバナを植えていた人がその場所に種混じりの土を捨てていったり、種が何かの理由で移動してきたという可能性はゼロではないかもしれません・・・

ヒガンバナが咲いた後は花茎は切ってしまったでしょうか?そのまま残したのなら実らしいものがつきませんでしたか?もし確認していないなら今年は確かめてみてください。

でも実が付かないのが確認できていれば、この仮説は全く当てはまらなくなっちゃいますが・・・

花梨 【関東】 2009/05/16(土) 23:22:56
下記のサイト様の中にヒガンバナの種子が出来る様子と発芽の様子が紹介されています。

『石川の植物』
http://w2222.nsk.ne.jp/~mizuaoi/index.htm

→「ヒガンバナ」
http://www48.tok2.com/home/mizubasyou/120higanbana.htm

私も上記のページを見てから近所にあるヒガンバナを観察してみたのですが
たくさんではないけれども、確かに結実していました。
もともと球根植物ですからタネからですと発芽してから開花株になるまでに
かなりの時間を要すると思います。

ヒガンバナは花のある時期には非常に目立ちますが、花の咲いていない時期は
どのような状態になるかを知っている方は少ないでしょう。

ゆずきさんの突然咲いたヒガンバナも何年か前にタネが何らかの理由で
そこに落ち、今年やっと花が咲いたのではないでしょうか。

ゆずき 【近畿】 2009/05/17(日) 11:03:06
[[解決]]
ぽーさん、ばんざいうさぎさん、花梨さん、詳しい情報ありがとうございました。不思議と思っていた方は私だけではないのだと思うとうれしくなりました。私自身、彼岸花は遠目に見ることはあっても、間近に、それも育てるのは初めてで、花芽が出た時から、”なんだこれ!”とワクワク見守ってきました。そして、花が咲き彼岸花と分り、その時、ふと”亡くなった父が植えてくれたのかなぁ”と思ったのです。花が終わった時、(種らしき物はなかったようにおもいます。)そういえば葉っぱがないと気がつき、それから彼岸花観察が始まったのです。花梨さんが紹介して下さった「ひがんばな」写真で詳しく分りやすく説明されていいたので、楽しく読まして頂きました。結局、彼岸花はどこから来たのか?@鳥がはこんでくれた。A彼岸花の球根が混ざった土を誰かが捨てた。B球根が夜な夜な歩き回っている。・・・・
私としては・・・・現実として@Aのどちらかだろうな!と思っています。でも9本一成に咲くのが不思議で、今年花が咲ける球根たちが、がやがやと”ゆずきのとこだったら安心して花咲かせそーだ!と夜更けに歩いてきたような気がします。園芸相談か何か分らなくなってきた。
不思議な出会い彼岸花を、大事に育てていきたいと思います。
ぽーさん、ばんざいうさぎさん、花梨さんありがとうございました。

ゆずき 【近畿】 2009/05/17(日) 16:05:07
ぽーさんへ

いろんな情報いただき、嬉しいなともう1度見返していました。先ほど返信を書いた時、ヤフー千恵袋のベストアンサーまでは見ていたのですが、それ以外の回答まで見ていませんでした。一人大笑いです!最高です。私の頭の中は、墓参りにいく時いつも咲いている彼岸花に亡くなった父が”すまんなー!あいつ花が好きやからちょっと行ったってくれへんかー!と生駒の山から団体でガヤガヤと降りてきたように想像してしまうのです。”私は見た!真夏の夜、球根がピクミンのごとく集団で走り回っているのを”ぴったりです。大笑いです!
ぽーさんも違うプランターに球根があって、割り切れない不思議感があるのですねぇ!種ではなく球根だもんねぇ!きっと割り切れないこの不思議感を体験した者の答えは、こちら側になるような気がします。


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