桃の木のアブラムシ駆除

[園芸相談センター]の過去ログです

ケーズ 【近畿】 2009/05/07(木) 00:10:22
庭植えの桃の木(白鳳、樹齢3年目?)にアブラムシが大量発生しました(ToT)
せっかく自分家で作るのだから、基本的には農薬など薬類は一切使いたくないので、「粘着くん」なるものにたどり着きました。
自然成分なので、環境や人に優しいとのことなのですが、説明文を読むと、桃にはハダニにしか効果が無いようです。
しかしながら、薬剤等で殺虫するのではなく、物理的効果(デンプン質で窒息させるとのこと)で殺虫するとのことなので、大丈夫かなぁと思うのですが・・・。
桃の木に発生したアブラムシに「粘着くん」なるものを使用したことのある方、ご意見いただけませんでしょうか?
ちなみに、捕殺は、あまりにも大量に発生しており断念。(虫嫌いのため基本的には無理なんですが、最終的にはするしかないと腹をくくっていますが・・・)
木酢液の1000倍希釈液+HB-101の1000倍希釈液の混合液がアブラムシ駆除に効果有りと聞きましたので試してみたところ、効果があるどころか、他の虫(まっ白で見た目はトカゲなんかに似ている1〜2ミリ程度のもの)が葉っぱの表面に大量に付着していました。

りっこ 【関東】 2009/05/07(木) 01:30:19
基本的に果樹を無農薬で栽培できるものは限られています。無農薬では栽培が難しいのがりんご、桃、梨などです。野菜だってスーパーでの販売品はほとんど農薬散布なしではできないでしょう。露地もののキャベツなど苗をうえて2〜3ケ月に40〜50回もの農薬散布をしなければ売り物になりません。無農薬で収穫したいというお気持ちはわかりますが今年可能でも来年は出来ないというのが果樹です。特に桃は早生種なら比較的農薬も少なくてすみます。この点で白鳳は山形県では」8月中旬の収穫時期ですが近畿では7月中旬くらいから収穫が可能でしょう。
桃にアブラムシはまずつき物と認識してください。それも1種類ではありません。2〜3種類のアブラムシがつきますし、主に新葉がねらわれます。葉の裏に付くアブラムシや葉を丸くして農薬がかかりにくいアブラムシもつきます。時期を見逃すと大発生して薬剤散布が困難なことがあります(葉が丸々となかに液剤は入りませんから)。
農薬意外のものは極力使用しないほうが懸命ですよ。農薬で無いから安全という保障はありません。市販の殺虫剤で劇薬意外のものなら扱いも簡単で散布時の防護さえしっかりすればまず安全に対処できますよ。3年目なら昨年はもう結実があったのではないでしょうか。桃はうえて2年目には2mほどに成長しますし開花結実もあります。当方の白鳳は鉢植えですが今年で2回目の開花で今摘果して10個ほど実をつけています。もうすこししたら5個程度に減らす予定です。(10号スリット鉢、樹高は鉢底から1m80cmほどです)同じ時期に露地植えの夢浅間は2m50cm以上ではしごを使って摘果100個以上実をつけています。(30個ほどにへらしますが)白鳳も樹勢が強い品種で自家結実性があり花粉も多いので大きくなると摘果作業が大変になります。当然害虫も沢山つきますよ。
桃も品種によって付きやすいのもあり、つかないのもあります。当方の露地植えでは8本のうちアブラムシがつくのは1本、鉢植え11本ではほとんどついたことはありません。でも昨年までで今年はまだ分かりません。毎日、桃、梨、梅のアブラムシ点検です。もし発生したら当方はピカコーという天然資材(海草成分)を散布して気門をふさいで窒息させます。これでほとんど死滅ですが梨や梅ではマラソン剤やスミチオンなどの殺虫剤を1〜2回散布することもあります。
桃はこの先さらに病気も発生しやすくなります。収穫時期が梅雨明け前後ですからなお更です。そのままではやがて灰星病や風当たりが強い場所なら穿孔細菌病や落葉病にもかかりやすくなり収穫時期には1個も口に入らないこともありますよ。又、この時期に見られる縮葉病にも落葉期には対処が必要です。
又、アブラムシが付きやすい環境というのあるようです。葉の糖度がたまりすぎると付きやすいともいいます。窒素肥料過多なども発生する要因のひとつとも言われます。
申し訳ありませんが粘着くんはしようしたことはありません。適用がないなら使用しないことです。又、木酢液も品質が粗悪なものもあり実にかかると厄介ですからやめた方が良いと思いますよ。使用するなら菜園周りにまいて野良猫の進入防止くらいでしょう。

【甲信越】 2009/05/07(木) 02:26:57
紅カナメの新芽が黒くちじれて枯れています、この病気どうすれば良いか教えてください。

ケーズ 【近畿】 2009/05/07(木) 21:17:37
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りっこさん、詳しいレスありがとうございます。
3年目というのは私の思い込みの樹齢で、桃の苗木を昨年の春先にホームセンターで購入して植え付けたので、植え付けからは2年目になります。
昨年は、植樹が5月初めだったので、花すら咲かず、新芽が出て葉が生い茂っただけで、実すら付きませんでした。
現在は、虫が怖くて良く確認していませんが、20個ぐらい実が付いているようです。
農薬の使用については、できることなら使用したくないと思っていましたが、農薬使用せず→収穫できず(昨年、無農薬にこだわり、レタスが全滅した苦い経験あり)では、本末転倒ですので、使用もやむを得ないと思っています。
私自身色々調べてみた結果、「マラソン乳剤」なる農薬が桃の木に使用できてアブラムシ駆除に有効なようですので、これを使ってみようと思っています。
ちなみに木酢液は、「効果がない」と別サイトで見たので、けちって100均で購入したものです。(これがいけなかったのかも・・・)
りっこさん、本当に詳しくありがとうございました。

なかの 【近畿】 2009/05/12(火) 18:12:30
南高梅にアブラムシがいたるところについており、せっかく実が大きくなってきたと喜んでいましたが。新芽だけでなく昨年伸びてきた枝にも
固まってついております。はさみで剪定し、あとスミチオン乳剤を1000倍希釈で如雨露でまきました。5/12現在 今後の対応どうすれば来年に実が収穫できますでしょうか。植えつけて3年目です。よろしくお願いします。

Sekizuka 2009/05/15(金) 15:40:19
to 番 & なかの

http://engeisoudan.com/help.html#manner
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