トマトの土
どんべい
2009/04/28(火) 09:25:30
プランターでトマト栽培をするときの土についてですが、培養土がいいらしいですが、その土にまぜないほうがよい土はなにですか?例えばパーキュライトとか・・
市販の観葉植物の土はよくないですか?
鉢植えで苗と苗の間をどれくらい離したほうがよいですか?離れてないと大きくなりませんか?苗は、この時期に売られてる縦20センチ成長した苗です。
びけ
2009/04/28(火) 12:23:09
トマトは土質はあまり選びませんが、排水性の悪い粘土質、黒土ベースの廉価な培養土は避けたほうがいいです。
肥料は窒素分の少ないものにしないと、病気が出やすくなったり、実つきが悪くなります。培養土には肥料添加のものもあるので、そういうものでは窒素が多くないかチェックした方がいいです。
トマトの植栽間隔ですが、プランターなどの場合、野菜用の60センチ程度の深いプランターにでしたら、一般的な大実〜ミニトマトの場合は1株目安がいいです。
最近出回っている極矮性で、草丈20センチどまりのものなら、5号鉢1株で平気ですが、次々着果はせず、一回収穫でほぼ終わりのようです。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2009/04/28(火) 12:53:19
株が普通に大きく育つトマトの様ですから、野菜専用の大型プランターに1株とか、かなり大きな鉢に1株植えが良いですよ。プランターは花用の細長いものや幅が狭かったり底が浅いものでは普通のトマトだと小さすぎ植えても土が足らず育ちは良くなく実も多くは成りません。四角く深い大型の野菜専用プランターか、観葉植物が植わっているようなかなり大きな鉢に植えるか、培養土の大袋にそのまま植えつけて育てるなど、1株につき土はかなりの量が必要ですので一つの鉢やプランターに数本植えるというのはあまり良くはありません。鑑賞用兼用の矮性種(背が低いまま実がびっしり成って売っている)のトマトなら寄せ植えできますが、人の背丈以上に高くなる普通のトマトの苗では1株植えでなければ満足な実は望めませんね・・・。
花の培養土が良いというのはリン酸が多く入っているからで、観葉植物用の土には窒素が多くリン酸があまり含まれていませんから混ぜない方が良いです。またバーミキュライトだとなんの肥料も入っていなく、どちらも培養土に混ぜてしまえばリン酸の割合は少なくなり花が付かず葉ばかり茂ることになります。花の培養土を使うと良いというのは1株2株くらいを育てるなら5kgや10kgの野菜用の大袋を買うほどは沢山の土はいらないので、花の培養土の袋を買って代用すれば土が余ることなく無駄にならないという意味合いで(もちろん土はできるだけ沢山要ります)、含まれている肥料のリン酸の割合が多いからこそ使えるのですから他の土などを混ぜてしまうと重さの割にリン酸分が薄れてしまい培養土を選んでまで使った意味がありません
リン酸は花や実を育てる肥料分なので、葉を食べる野菜は窒素分の多い肥料、根を食べる野菜はカリが多めの肥料が必要になります。それに合わない土で育てると葉ばかり茂ったり、病害虫が付きやすくなったりしやすく満足なものが収穫できません。基本になる土は要は安く売られている肥料分の少ない黒土や野菜用の土や、古土の根を取り除き日光で乾かして殺菌殺虫し土の再生剤を入れたものなどで良いですから、トマトなら窒素の少ない堆肥(牛フン堆肥は窒素が多くトマトには向かない)とリン酸多めで窒素とカリは少なめの比率の肥料を元肥として加えて混ぜ、植えてからも時々液肥などで補ってあげると良いのです。
ご質問は培養土だと高価なので他の土を混ぜたいという事でしょうか?トマトを何本も育てるのならかなり沢山の土が必要ですので、安く売っている肥料分の含まれていない野菜用の土を5kgや10kgの大袋で買って、堆肥が含まれていなければ自分で3割ほど混ぜ(完熟腐葉土・馬糞堆肥・バーク堆肥など)自分でリン酸の比率が多い肥料を混ぜて植えた方がかなり割安になりますよ。
野菜の栽培の基本と、土や堆肥や肥料の役割の知識がないことには野菜は思うようにはうまく丈夫には育ちません。トマトの栽培を含むベランダ栽培やプランター栽培の本や、土や肥料や堆肥がどのような役割をしているのかについて書かれている本を図書館で読んでみて、できればその中からわかりやすい本を選んで本屋で買ったり取り寄せてもらって手元に置くと、野菜作りに適した土というのが理解出来て良いですよ
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